昨日、出張のため岡山に行ってきました。
東京駅から新幹線で1本。しかも3時間半。
山陰地方も近いものですね。
西日本も暑く、額には薄っすら汗がにじみました。。。

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5年前にもやはり仕事で岡山へ来ましたが、
緑も豊富でのんびりしていていました。
小道を歩いていると、季節の花、ジャスミンの香りが・・・
疲れを癒してくれました。

残りの時間を使って、京都で下車。
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清水寺に金閣寺・・・名だたる世界遺産に出会える京都。
17もの建築物が世界遺産に登録されていますが、
今回は、3時間コース。
清水寺を中心に、風情ある石畳の道も楽しめる観光地へ。
修学旅行生であふれていました。
大きな声で話すガイドさんの声に耳を傾けて、一緒に観光。。。

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「清水の舞台から飛び降りる。」の言葉で知られ、
798年坂上田村麻呂が建立。
西国巡礼中興の祖花山法皇の一千年御遠忌を迎えるに当たり、
西国三十三所全札所の全寺院がこぞって西国三十三所結縁御開帳―を開催することに
なったそうです。
西国第16番札所 清水寺御本尊御開帳は、今月末日までだそうです。
ご興味がある方は、この機会にいかがでしょうか。
次回の御開帳は24年後、2033年だそうです。

清水寺は、釘を一本も使わない懸崖造りで有名ですよね。
ガイドさんの話によりますと。。。
錦雲渓の急斜面に 釘を使わず
139本の長大な柱に貫を通し楔で組み固めただけの木造建築だそうです。

8世紀といえば。。。私の頭の中は。。。
「モン・サン・ミッシェッル」です♪
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「モン・サン・ミッシェッル」は、フランスの北部に位置するノルマンディー地方にある聖地。
8世紀の初め、司教の聖オベールは、夢の中で大天使ミカエルの
「この地に、修道院を建てよ。」とのお告げを聞いて小さな礼拝堂を建てたとのこと。
数世紀にわたって増改築が繰り返されてきた「モン・サン・ミッシェル」は、
中世の様々な建築様式が混ざり合った独特の造りです。
3年ほど前にこちらを訪れましたが、建築に携わった多くの人々や、囚人の霊を感じて、
胸が熱くなったのを今でもよく覚えています。
ヨーロッパもアジアも・・・
古の人々の技と知恵に感嘆せずにはいられません。

さて、和菓子や漬物、和小物などのお店が建つ並ぶ産寧坂、二年坂を下り。。。
舞妓さんと出会いました。
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清水寺周辺にいらっしゃる舞妓さんは、実はさくら・・・とか。
さくらさんの髪は、「かつら」で、本物?の舞妓さんは自毛だそうです。
椿油で髪を固めているので、シャンプーは月に2~3回。
シャンプー液で、オススメはなんと、チャーミーグリーンなんですって。
ジョイは、強すぎて髪が痛んでしまうそうです。。。
この裏情報は、人力車のお兄さんから聞きました。

産寧坂にあるお食事処で、季節の御前をいただきました。
春先でしたら、店先の枝垂桜が綺麗だったのでしょうね。。。
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東山のシンボル「八坂の塔」は、高さ46mの五重塔。
聖徳太子が建立したと伝えられる法観寺です。

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続いて祇園白川へ。。。
舞妓さんの華やかな雰囲気と京都ならではの風情を漂わせる町並み。
情緒漂う石畳も。。。

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こちらは、車両進入禁止路地。
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路の両側には舞妓さんや芸子さんの置屋が並んでいました。
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調度、タクシーから降りはった舞妓さんとお母はんに。。。
(本物さんなので、さすがに写真は控えました。。。)
本物さんは、確かに自毛でした。
美しさの中にも凛とした強さを感じました。眩しいくらい綺麗でした。
舞妓さんの学校は2箇所あり、
面接は両親と置屋のお母はんと、本人の4人で行われるそうです。
学校は5年間。20才になると芸子さんになりはるそうです。

観光地と民家は共存でした。
歴史を感じさせる民家の玄関。
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短い時間でしたが、日本の歴史や古来の衣食住にふれ、
心豊かになりました。

只今、日立市に於いてスタイリッシュ和風Styleを建築中です。
京の香りをインテリアに活かしていきたいと思います。           y