人は一生の中でいろいろなところに住まいます。 それは、アパートだったり、マンションだったり、或いは社宅だったりします。 幼い頃、社宅暮らしだった私は戸建て住宅に強い憧れをもっていました。 中学生のある時、「中村は線を引くのが上手いね。」と、技術家庭担当の先生からの何気ない一言がきっかけで 建築士を志しました。

その後、専門の知識を取得しこの道一筋37年。 これまで750棟以上の物件を手掛けてきました。 オーナー自らが想い描いた建物を使い住むのは住宅以外に他ありません。 仕事で疲れ果てても、学校で友達と喧嘩をしても、一日の終わりには必ず帰って来る場所。 それが住まいです。

住まいには家族の成長があり、幸せや想い出がたくさんあり、 その一つ一つが刻み込まれていく神聖な場所でもあります。 私たちは、住まいという器(家)を造る事に全力を掲げ、お一人おひとりの想いを大切に造りあげていくことこそが、 我々の使命であり、責任そして生き方です。

年間10棟に限定しているその理由は、棟数を追うことなく質を求め、大切なお客様の家を一軒一軒丁寧に造り上げ、 お客様に心から喜んでいただきたいという強い想いがあるからです。 連絡があったらいつでも飛んでいける範囲で、またご家族の成長や変化がわかる範囲で、 お客様と私たちが家族のような関係でありたいと思うのです。 この先、住宅産業の中にもさまざまな変化が起きることと思います。 情報や設備機器の分野ではハイテクな成長があるでしょうし、 住宅の性能自体も法的な面でレベルアップされてくることは間違いありません。 それらに対応していくことはもちろんですが、 我々が最も大切にしていきたいものは、 今現在そしてこれからも変わらず、次の5つにあります。

「お客様のご家族のお幸せのために最善を尽くすこと。」 「棟数を求めず、品質を優先すること。」 「大自然の恵みに感謝し自然素材を取り入れ、心身ともに健康的な住宅環境を造り上げること。」 「現場主義(三現主義)を重視すること。」 「アフターメンテナンスまでも万全の体制でしっかりサポートすること。」

これらを踏まえ、お客様の喜びと幸せのために「大切な家」を守り抜いていく所存であります。 お客様の幸せの笑顔が私たちの原動力であり喜びです。

四季彩建設株式会社
一級建築士 一級建築施工管理技士
代表取締役 中村 威