昨日はZEHの研修が一日缶詰状態でありました。
講師の先生がとてもわかりやすく丁寧に教えてくださいますので
楽しい研修となっております(^^)
さてこの研修は普通のZEH研修とは違いまして結果をいかに出すか
というテクニックの研修でもあります。
そのテクニックとはZEHに大きくかかわってくる
「部位ごとの平均熱還流率」というものがあるのですが、
これを計算する手法がなんと!
5種類もあるのです。
この細かい計算は通常は専門家にお任せすることがほとんどになります。
いわゆる外注になるのですが、外注の場合の計算手法は
「簡略計算法②」を使うことが90%だそうです。
そうなると結果としてはそれなりの結果しか出ないということに
なるのです。
しかしもっと細かい計算をすることによって結果に違いが
出てくるのです。
数値的によい結果が出ることで、使用するエネルギーの削減率
に対して効果が出ますし、より正確に断熱性能を知ることができます。
更に補助金を受けやすくなるというメリットもあるのです。
自社で造っている住宅の性能を自分で計算することで知ることが
できるのは大事なことですね。
そして自分で計算することで、どこから熱エネルギーが出て行く
かが理解できますので、それを設計に反映させることも容易に
なります。
人任せでなく自分で行うことって大切ですね!