おしゃれなデザイン注文住宅を建てようとするなら、今トレンドのデザインテイストはとっても気になりますよね?しかし、本当におしゃれで長く愛せる我が家を目指すなら、流行のデザインには流されない方が良いです。
今回は「いつまでもおしゃれな住まい」というテーマで、住宅デザインについて掘り下げていきます。トレンドに左右されないおしゃれなデザインの実例もご紹介します。
目次
1.住宅デザインはトレンドを追わない方が良いワケ
2.長く愛せる住宅デザインとは?
3.【実例】長く暮らすならおしゃれな海外デザイン
4.トレンドに左右されないおしゃれな住宅デザインのコツ
5.住宅デザインの主な種類
1.住宅デザインはトレンドを追わない方が良いワケ
インターネットや雑誌などでは今流行の住宅デザインがたくさん紹介されていますが、新しいデザインをそのまま採り入れるのはあまりおすすめできません。まずはその理由をご説明します。
1-1.ブームが去った後古びてしまう
雑誌でチェックして買った今年トレンドのお洋服、次の年になったら誰も着ていなくてクローゼットの肥やしに…そんな経験はありませんか?ファッションのトレンドと同じように、住宅デザインもブームが去ると途端に古びて見えてしまう事が多いです。洋服は買い替えることができますが、住まいを簡単に建て替えたりリフォームしたりするのは難しいですよね。流行が去ったデザインの服を我慢して着るのと同じように、我が家を見るのがつらくなってしまう可能性があります。
1-2.飽きる
アクセントカラーや格子飾りなど、トレンドの住宅デザインには何かしらの特徴があります。屋根の形や駐車場の作り方など、構造によるアクセントや特徴の場合もあります。さりげないアクセントなら問題ありませんが、主張の強いデザインやアクセントは長年目にすると飽きることも少なくありません。年齢を重ねることによる好みの変化も影響します。若い時に流行ったビビッドなカラーのドアを選んだけど、年を取ったらうるさくなってしまったというケースも多いです。
1-3.コストがかかる
前述したようにトレンドのデザインは何かしらの手を加えているため、シンプルにつくるより多少のコストがかかっていることが多いです。片流れ屋根などコストがかからないアクセントならコスト増はありませんが、装飾やツートンカラーなどは材料費やロスの増加が否めません。ブームに乗っている商品は需要も高いため、他の住宅商品より利益が多く乗っている可能性も高いです。
1-4.本当に好きなデザインを選べない
流行っているデザインをよく考えず選んでしまうと、自分の本当の好みが分からないままマイホームを建てることになってしまいます。数十年住む我が家ですから、じっくりと考えて本当の好みを突き詰めないと、将来後悔する可能性が高いでしょう。とくに住宅に関しては「流行っているから」ではなく「本当に良いと思ったもの」を選ぶことが大切です。
2.長く愛せる住宅デザインとは?
続いては、流行に左右されずいつまでもお気に入りでいられる住宅デザインについて考えてみましょう。
2-1昔からある定番デザインは錆びない
流行に左右されずいつまでも好きでいられるデザインとしては、昔からある定番のテイストを選ぶのも一つの手段です。長い時を経て今も残っているデザインは、時代や流行にもまれて洗練されているため、将来錆びついてしまう可能性は少ないでしょう。例えば伝統的な古民家は100年以上前のデザインですが、「古い・ダサい」と感じる方は少ないのではないでしょうか。和風住宅・海外住宅など昔からある定番のデザインは、風化することなくいつまでもおしゃれでいられます。
2-2.周りと被らないデザインも流行に左右されづらい
昔の住宅街を歩いていて、同じような間取りやデザインを見かけることは多いですよね。その時ブームだった流行のデザインは周囲と被ることも多いため、町全体が余計に古びて見えることがあります。周りの家と被らないオリジナルの住宅デザインは、見る人に新鮮さを与えるためいつまでも古さを感じさせません。時代や地域の流行を見極め、ほかとは被らないデザインにするのも長くマイホームを愛するデザインに仕上げるコツです。
3.【実例】長く暮らすならおしゃれな海外デザイン
古くからあるおしゃれなオリジナルデザインとしては、海外デザインの輸入住宅も一つの手段です。本物の海外デザインを取り入れた輸入住宅の実例をご紹介します。
このほかにもたくさんの実例写真がありますので、お時間のある方はぜひこちらもチェックしてみてください。
4.トレンドに左右されないおしゃれな住宅デザインのコツ
実際に注文住宅のプランを作る際に、ちょっとしたコツを心がけるだけでいつまでもおしゃれな内外観に仕上げることができます。どのデザインテイストにも共通する基本の考え方ですので、ぜひ覚えておいてください。
4-1.シンプルにつくる
最も流行に左右されづらいデザインは、やはりシンプルなものが一番です。屋根や建物の形、窓の数やサイズなど、なるべくシンプルな方が古く感じることが少ないです。内装についても奇抜なデザインを避けシンプルしておけば、模様替えで流行のインテリアを取り入れることもできます。好みが変わってもおしゃれに対応できるため、できる限りシンプルにしておくのがおすすめです。
4-2.いろいろな住宅デザインを見比べる
トレンドに流されず本当に好きなデザインを選ぶためには、たくさんの住宅デザインを見てみるのが大切です。なるべく多くの選択肢から選ぶことで、本当に好きなデザインを見つけることができます。何となく好きなテイストが決まっている方も、あえて普段とは違うジャンルもチェックしてみてください。和風が好みだったけど、北欧テイストを見たらそちらの方が好みだったということがあるかもしれません。
四季彩建設は茨城県の石岡市に、複数のデザインテイストを見比べることができる自社モデルハウスをご用意しています。和モダンから海外デザインまで一度にチェックできますので、家づくりのヒントとしてお気軽にご活用ください。
4-3.強いアクセントは控える
ツートンカラーやちょっとした飾りなどのアクセントはおしゃれ度アップに有効な手段ですが、主張の強いアクセントは控えましょう。デザインしたときはおしゃれに感じますが、毎日目にしていると飽きてきたり、うるさく感じたりする方が多いです。前述したようにシンプルにつくるのが長く愛せるデザインのコツですが、どうしてもアクセントを入れたいなら素材を統一するなどの工夫でさりげなく主張しましょう。
4-4.自然素材を取り入れる
いつの時代もおしゃれに見える定番のアイテムは、やはり無垢の木材や漆喰などの自然素材ではないでしょうか。古木をちりばめたウッディな雑貨屋さんや、漆喰壁のレストランなど、自然素材をうまく使っているデザインはおしゃれに仕上げやすいです。
5.住宅デザインの主な種類
最後に、昔からある定番の住宅デザインについて見てみましょう。
5-1.和風
ベージュや抹茶色など落ち着いた風合いの外壁と日本瓦の伝統的な和風建築は、現在は少数派のため希少価値のあるおしゃれなデザインと言えます。私たち日本人は見慣れていることもあり、年数が経っても飽きづらいのも特徴です。人によって好みが分かれますが、和のデザインが好きな方にとってはおすすめの造りです。
5-2.シンプルモダン
余計な装飾を使わないシンプルなモダンスタイルは、コストがかからないこともあり定番の住宅デザインです。主張を抑え落ち着いた雰囲気で、どの時代でも古さを感じさせないのが最大の特徴。ただし採用する住まいが多いため、周りと被りやすい点には注意が必要です。
5-3.北欧テイスト
フィンランドやスウェーデンなど北欧圏のシンプルな住宅デザインは、日本でも根強い人気を誇ります。外装・内装ともに木を多用したナチュラルなデザインは、自然派の方にピッタリ。北欧の住まいは親・子・孫へ3代にわたって受け継がれることも珍しくなく、長い歴史で磨かれてきたデザインは飽きることがありません。
5-4.南欧テイスト
白やベージュのしっくい外壁に明るいカラーのスペイン瓦を組み合わせた南欧テイストは、さわやかなリゾート風のデザイン。地中海周辺に数百年以上前から続く「白い街」と呼ばれる美しいエリアで作られてきたデザインは、洗練された美しさでいつまでもおしゃれです。
5-5.アメリカン
映画やドラマで見かけることが多いアメリカ住宅のデザインも、おしゃれな定番デザインの一つ。移民国家であるアメリカの住まいは、地域や時代によって様々なテイストがあるのも特徴です。
まとめ:住宅デザインは時間をかけてじっくり作り上げましょう
様々なテイストがあり目移りしてしまう住宅デザインですが、長く暮らす大切な財産ですから、時間をかけて本当に気に入ったデザインを見つけましょう。
四季彩建設は年間着工数を10棟に限定し、お施主様が本当に気に入るデザイン作りをお手伝いします。好みのデザイン探しはもちろん、テイストにあった敷地探しやインテリアも含めたトータルコーディネートなど、デザインのことならお任せください。ご自宅からご利用いただけるオンライン相談も始めましたので、デザインのご質問などもお気軽にどうぞ。お待ちしております。