アンティークの家具や雑貨が似合うおしゃれな内外装テイストは、注文住宅で根強い人気を持っています。
もし輸入雑貨やアンティーク調の家具がお好みなら、思い切りこだわって理想の住宅デザインを実現してみませんか?
今回は茨城県で実際に建てた、アンティークテイストの輸入注文住宅をご紹介します。
アンティーク内装・外観で人気のデザインも写真付きで解説しますので、家づくりの参考にどうぞ。
目次
1.アンティーク調の家ってどんなデザイン?
2.上品なアンティーク調の輸入住宅実例
3.アンティーク調の家で人気のデザイン
1.アンティーク調の家ってどんなデザイン?
もともとフランス語のアンティークは直訳すると「骨董品」という意味で、住宅に限らずさまざまな分野で使われています。
住宅分野では、フランスを中心としたヨーロッパに昔からあるデザインのことを指すことが多いです。「ヨーロッパ版の古民家」と表現しても良いかもしれません。
天然木や塗り壁、レンガやタイルを使った手作りの暖かい内外装が特徴で、落ち着きのあるマイホームを目指す方にピッタリ。
長い年月をかけて洗練されたデザインなので、嫌みのない上品な可愛さを持っているのも特徴です。
おしゃれな雑貨やお人形、お花との相性も良いので、おうちを華やかに飾りたい方にもおすすめです。
2.上品なアンティーク調の輸入住宅実例
さっそく、実際に建てたアンティーク調のお住まいの写真を見ていきましょう。
事例①
シンプルな三角屋根にバランスよく配置した小窓がおしゃれな外観です。
コンクリートに埋め込んだレンガのアプローチも、古き良きヨーロッパを思わせるデザイン。
お庭に面したリビングの窓はフルオープンできる開きレイアウトで、出し入れ可能なオーニングも設置。
石張り仕上げのテラスで、天気の良い日はティータイムを楽しめちゃいます。
開放的なLDKは天然木とアンティーク調の照明・インテリアでトータルコーディネートしました。
アクセントのレンガ壁とアンティーク調のディスプレイ収納など、細かい部分にもお施主様のこだわりとセンスが見えますね。
事例②
勾配の強いトンガリ屋根がかわいらしい、フレンチスタイルの外観です。
アイアンのバルコニー手すりや窓飾り、枕木を使った外構もアンティーク調の建物にマッチしていますね。
ダークカラーの無垢材とアイアン、薪ストーブやレンガなどの建材を組み合わせて本格的なアンティークテイストに仕上げました。
ミラーや照明、ボウルやハンドルなど一つひとつのアイテムにこだわった洗面台は、毎朝気持ち良いスタートを切れそうなデザインです。
キッチンも木製扉やレンガなどアンティークテイストでまとめ、使いやすく可愛らしい理想的な間取りに。
3.アンティーク調の家で人気のデザイン
一般的な日本の住宅にはないアンティーク感がしっかり出る、人気のおしゃれデザインをご紹介します。
【内装】
・無垢材のフローリングや建具
一枚の丸太からそのまま切り出した無垢材を多用した内装は、アンティークテイストのベースとなる部分といえるでしょう。
フローリングやドア、窓枠やキッチンカウンターなど、さまざまな部分を天然木で統一するとおしゃれなアンティーク感を演出できます。
天井の梁やキッチンの扉、ダイニングテーブルやチェアも同じ木目とカラーで揃えると、さらにおしゃれな印象に。
無垢材はお手入れしながら長く使えるメリットもあり、使い込むほどに味わいが増して本物のアンティークに近づくのも魅力です。
・薪ストーブ
ヨーロッパで古くから使われている薪ストーブも、アンティーク調の内装と相性バツグン。
遠赤外線による優しい暖かさと天然素材の気持ち良い空間の組み合わせは、家族団らんのリビング空間にピッタリです。
薪ストーブ自体が空間のおしゃれなアクセントにもなりますし、えんとつによる排気で空気を汚さないので実用面でのメリットも大きいです。
設置に必要なレンガやタイルも、アンティーク調の内装と相性の良い組み合わせ。
▽関連コラム:【実例集】おしゃれな薪ストーブの家|失敗を防ぐ間取りの作り方
・オープン棚
可愛い輸入雑貨や観葉植物・お花との相性が良いアンティークテイストは、オープン棚でおしゃれに仕上げるのがおすすめ。
キッチンやリビングのちょっとしたスペースも活用してオープン棚にすれば、お気に入りのアイテムが映える素敵空間になりますよ。
オープン棚をおしゃれに仕上げるコツとしては、住まい全体の収納量をしっかり確保して、余計なアイテムがあふれないようにすることが大切です。
せっかくのおしゃれな棚も、生活用品がごちゃごちゃ並ぶと残念な印象になってしまいます…。
扉付きの収納もたっぷりつくって、お気に入りのアイテムだけ飾れるように考えてみましょう。
・シャンデリア
一般的な日本の住宅だとちょっと浮いてしまうシャンデリアも、アンティークテイストにはとてもマッチします。
リビングやダイニングなどの広いお部屋は圧迫感が出にくいので、思い切ってゴージャスなシャンデリアを選ぶのもアリです。
建てたあとで照明を選ぶのではなく、間取りやデザインと同時進行でライティングもトータルコーディネートするとおしゃれなお部屋に仕上げやすいです。
ほかにも壁付けのブラケットライトなど、アンティーク調の内装にマッチする照明をチョイスしてみましょう。
・タイル/レンガ
ヨーロッパのおうちで古くから使われてきたタイルやレンガは、アンティークテイストで定番の建材です。
無垢材や塗り壁との相性が良く、やさしいアンティーク調の内装をさらにおしゃれに魅せてくれます。
キッチンの床や壁だけでなく、リビングの薪ストーブや階段の一部など、アクセント的に使うパターンもあります。
タイル・レンガともに耐久性が高い建材なので、長く使うことが前提のアンティークハウスにピッタリ。
【外観】
・塗り壁
フランスやスペインなどを代表とするアンティークテイストの外観は、しっくいの塗り壁仕上げが基本。
サイディングには出せない手塗りの優しい質感は、マイホームの外観を素敵に魅せてくれます。
シンプルなフラット仕上げのほか、コテの模様を付けた仕上げなどバリエーション豊富なのも塗り壁の魅力。
塗り壁だから作れる、世界に一つだけのオリジナル外観を考えてみましょう。
・小さな窓
アンティーク調の可愛らしい外観では、小さな窓を複数並べるデザインも定番です。
ただ採光や換気のために付けるのではなく、窓の装飾やシャッターでおしゃれなアクセントとして活用するイメージです。
大きな窓のように間延びした印象がなく、バランス良く配置すると昔ながらのヨーロッパ風の外観に仕上げることができます。
特に玄関や通りから見える部分は、なるべく小さな窓でおしゃれに仕上げるようにしてみましょう。
・アイアンバルコニー
最近の住宅は軽量でサビにくいアルミのバルコニー手すりが主流ですが、アンティーク感を出すならアイアンの手すりがおすすめ。
強度の高いアイアンは細いデザインや凝った装飾をつくれて、昔ながらの外観に仕上げやすいです。
サビについても定期的に塗装すれば問題ありません。
・枕木
玄関アプローチや門扉にダークカラーの枕木を使うのも、アンティーク外観の人気デザインです。
表札や門灯にもこだわって、外観のおしゃれなアクセントに活用しましょう。
床面に敷き詰めて玄関までのアプローチにしたり、花壇の囲いに使ったりするのもおしゃれです。
■まとめ:アンティークテイストの家で理想のライフスタイル
これから長い時間を過ごすマイホーム、せっかく建てるなら理想のデザインとライフスタイルを実現してみませんか?
輸入住宅の本格的なアンティークデザインは、一般住宅にはない本物の質感を作り上げることができます。
一般的な注文住宅のデザインにピンとこない方は、ぜひ本物の輸入住宅も検討してみてください。
わたしたち四季彩建設は、茨城県を中心として地元密着スタイルの輸入住宅工務店です。
年間棟数を10棟までに限定し、じっくり時間をかけながらお客様と一緒に理想の住まいを作り上げていきます。
茨城県で海外デザインのお住まいを検討の際は、ぜひご相談ください。
石岡市にはレンガや無垢材などの自然素材をたっぷり使った自社モデルハウスもご用意しています。
住まいづくりの第一歩として、お気軽に活用して頂ければ幸いです。