庭付きのマイホームでは、ガーデニングをしてみたり、外でアウトドアをしてみたりなど、楽しみがグッと広がります。
一方で、「満足のいく庭づくりをするにはどうしたらいい?」「庭づくりで注意しておくべきポイントは?」といったお悩みを持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、新築を建てる前に考えておくべき庭づくりのコツや、後悔しがちなポイントをご紹介します。また、おしゃれな庭付きの家の実例写真も合わせてご紹介しています。
素敵な庭づくりの参考に、ぜひご一読ください。
目次
新築を建てる前に考えたい庭づくりのポイント
まずは新築を建てる前の段階で、考えておくべき6つのポイントを解説します。
・庭の用途
まずは、どうして庭をつくりたいのか?どのように庭を使いたいのか?という目的を明確にしておきましょう。
使い道をよく考えずに、「とにかくオシャレに見える庭が理想!」といって庭を設けてしまうと、あとから「お手入れが大変…こんなはずじゃなかった」といったことに。
ガーデニングをとことん楽しめる庭にしたいのか、家族でBBQが楽しめる庭にしたいのかなど、目的によって庭づくりの方向性がより明確になるでしょう。
・庭の広さ
庭づくりの目的が明確になったら、どれくらいの広さの庭がほしいのかを検討してみましょう。
ちょこっとガーデニングが楽しめるスペースがあればいいのか、犬が走り回れるような広々とした庭がいいのかなど、庭をどのように活用したいのかによって、必要な土地の広さも変わってくるでしょう。
・土地選び
庭と必要な家の広さを決めたら、それが実現できる土地選びをしましょう。
思うような土地が見つからなかったり、予算の問題なども出てくるため、状況によっては庭のスペースを少し狭くしたりなど、妥協点を探りながら家づくりを進めていくのが良いでしょう。
・生活導線
使い勝手の良い庭づくりを目指すには、生活導線を考えた配置にするのもポイント。
たとえば、リビングやキッチンから庭を見渡せるようにすれば、子どもやペットが庭で遊ぶ様子を見守ることができるので安心できますよね。また、庭で洗濯物を干したい場合は、家事導線を短くするために洗濯機を含めた水回りは、庭から遠くないところに設けるのが良いでしょう。
庭をどのように活用したいかによって、庭や間取りの配置を工夫してみるのがオススメです。
・日当たり
せっかく設けるなら、日当たりの良い明るい庭にしたいですよね。日当たりを良くするためには、南側に庭を設置するのがもっともオススメ。
また、道路が家のどの方向に面しているかによっても、庭を設ける位置が変わってきます。というのは、道路の位置関係によって駐車スペースの方向や位置も変わってくるためです。
一般的には、駐車スペースに並ぶ形で、横に庭を設けることが多いため、土地と道路の位置関係も事前にチェックしておくのが良いでしょう。
・仕上げ方法
地面をどのように仕上げるかも、事前に考えておきたいポイント。庭の用途や見せたい雰囲気によって仕上げ方法を検討してみましょう。
仕上げ方法には、天然芝、人工芝、砂利、コンクリート、レンガ、タイルなど、さまざまな種類があります。たとえば、お手入れが必要な天然芝に対して、人工芝はメンテナンスの手間はかかりにくい一方コストがかかるなど、それぞれメリット・デメリットがあります。
庭の使い道やコスト面、お手入れの大変さなどのポイントを比較して、もっとも適した仕上げ方法を選んでみましょう。
新築の庭づくりでよくある後悔ポイント
続いては、庭づくりでよく後悔するポイントを3つご紹介します。マイホームを建てようと検討中の方は、ぜひこの3点に注意して庭づくりを進めてみてくださいね。
・手入れが大変
庭づくりで最もよく聞かれるのが、「思ったよりも手入れが大変‥」という声。対策としては、ガーデニングは無理のない範囲ではじめること、そして仕上げ方法を慎重に選ぶことです。
ガーデニングを楽しみたい!と、張り切って植物をたくさん植えてみたものの、結局は手に負えなくなってしまったということも。最初は無理のない範囲で始めて、慣れてきたら徐々に植物の本数や種類を増やしていくのが良いでしょう。
メンテナンスの手間は、仕上げ方法によっても大きく変わってくるため、慎重に選びましょう。タイルやコンクリートなどはメンテナンスがほとんどいらない一方で、天然芝は定期的な刈込や、雑草の除去も必要となります。
・水道管が邪魔
植物や木を植える場合は、根が地面に向かって伸びていくため、ある程度の深さが必要になります。しかし、そこに水道管が埋まっていると邪魔になってしまい、植えたい場所に植栽ができないことも。
このような事にならないよう、家づくりを考える際には、まず初めにどこに水道管が埋まっているのかを確認するようにしましょう。
・予算が足りない
家自体に思ったよりも多く予算を使ってしまい、庭を含む外構に予算が回らないということも。
予算内に収めるためには、はじめから庭づくりにかかる費用もきちんと考慮して予算を組み、家づくりの計画を進めていくことが大切です。
一方で、予算がどうしても足りないといった場合には、自分でできる範囲はDIYで庭づくりをするという選択肢もあります。
庭づくりは、どこまでDIYでできる?
自分の手で庭づくりをしたい方や、できるだけコストを抑えたい方には、DIYで庭をつくることも可能です。
業者に依頼する必要がなくなるため、費用も安く済み、家族で楽しみながら進められるのがメリットです。一方で、自力で完成させるには時間と労力がかかり、プロに任せた場合と比べると仕上がりも劣ってしまうことも。
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おしゃれな庭の新築住宅をご紹介
最後に、おしゃれな庭の新築住宅をご紹介しますので、ぜひデザインの参考にご覧ください。
・実例①
広々としたガーデン付きの住宅。屋内とつながるウッドデッキでは、コーヒー休憩をしたり、休日に読書を楽しんだりできるでしょう。庭の隅では、ちょっとした家庭菜園スペースも。
・実例②
青々とした芝生が広がるガーデンが素敵なお家。週末は家族や友人を呼んで、外でBBQなどのアウトドアが思う存分楽しめます。
・実例③
コンクリートやレンガで仕上げられた道と、色とりどりのお花がとても可愛らしいお家です。毎日家へ帰るのがとっても楽しみになりそうな庭ですね。
茨城でおしゃれな庭の新築を建てるなら
いかがでしたか?こちらのコラムでは、庭づくりで考えておくべきことや、後悔しがちなポイント、素敵な庭付きのお家をご紹介しました。
家づくりにおいては、外観や内装だけではなく庭を含めた外構も、見た目の印象や住み心地の良さを決める大切なポイントです。庭づくりのポイントを抑えたうえで、理想の住まいを建ててみましょう。
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