家の中でももっとも過ごす時間が長いLDK。間取りを考えるうえで、LDKの配置はどうすればいいのかと悩む方も多くいるのではないでしょうか。
そこでこちらでは、LDKの基本のレイアウトパターンやLDKの配置の考え方、さまざまなLDKの実例をご紹介します。
LDKの実例を見て参考にしたい、ライフスタイルにマッチするLDKの配置が知りたいといった方はぜひ参考にご一読ください。
目次
LDKの配置の考え方
LDKの最適な配置は、各家族のライフスタイルや好みによって異なります。こちらでは、LDKの配置を決める基準となる2つのポイントをお話しします。
・もっとも重視したい空間は?
リビング、ダイニング、キッチンの中であなたがもっとも重視している空間はどこでしょうか?
「家族全員が集まってもリラックスして過ごせるリビングがほしい」「料理好きなのでアイランド型の広々としたキッチンがほしい」といったように、LDKの中でより大切にしたい場所は人によってさまざま。
LDKの中で優先順位を決めておき、理想の空間が叶えられる配置を選んでみましょう。
・暮らしやすさを叶える導線にも配慮
もう一つのポイントは、生活導線に配慮した配置にすること。暮らしやすさを叶えるためには、移動距離が長くならないような導線に配慮したレイアウトにすることが大切です。
導線を考えるコツは、実際に日常生活を送る中で自分がどのような動きをしているのかを想像してみること。イメージだけで決めてしまうのではなく、実際の動きをもとに最適な配置を考えてみましょう。
こちらのコラムでは、各レイアウトパターンの導線におけるメリット・デメリットも解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
LDKの配置|基本レイアウト
こちらでは、LDKの配置について基本のレイアウトパターンを5つご紹介します。各レイアウトの特徴も解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・横長のLDK
横長のLDKとは、ベランダに沿って横に広がるように配置されたレイアウトのこと。基本的にはキッチン、ダイニング、リビングの順に横長に並べられています。
キッチンからリビングまでの移動距離は長くなりますが、窓に沿ってLDKが並んでいるため、LDK全体の日当たりが良くなるのが魅力のレイアウトです。
シンプルな配置にしたい方や、LDKの空間全体を明るくしたい方にはおすすめの配置です。
・縦長のLDK
ベランダに対して縦に広がるように配置されたLDKが「縦長LDK」。横長LDKと同様に、シンプルな定番のレイアウトとなっています。
上記の写真のように窓際のもっとも日当たりのよい場所にリビング、その手前にダイニング、キッチンといった並びが一般的です。横長LDKと比較すると、日当たりを確保するのが難しい点がデメリットとなります。明るさを確保するには、ダイニングやキッチンのサイドにも窓を設けるなどの工夫をしてみましょう。
・L字型LDK
L字型LDKは、上記の写真のようにL字型にLDKが並んでいるレイアウト。
LDK内での移動距離も短く生活しやすいのがこの配置のメリットです。キッチンとダイニングを横並びにし、リビングが突き出るように配置することで、食事をする場とくつろぐ場の空間が自然と分かれるような間取りにしたい人にはぴったりです。
一方で、横長・縦長LDKと比較すると複雑な間取りになるため、L字型の窪んだ部分をベランダや中庭にしたりなど、どのように活用するのかを考えておく必要があります。
・DK+L
「DK+L」はキッチンとダイニングを同じ空間に設け、リビングを別の空間に独立して配置する間取り。
食事空間と家族でリラックスするリビング空間を完全に分けたい人や、広いリビングを設けたい人におすすめの配置です。一つの空間にLDKがまとまっているわけではないため、空間にある程度余裕がないと実現しにくい配置にはなります。
・LD+K
「LD+K」は、リビングとダイニングのほかにキッチンの個別空間を設けた配置。
料理が好きな人や広々としたキッチンに憧れている人にはおすすめです。上記のようにL字型キッチンとパントリー、中央にはキッチンカウンターを設けるなど、広々としたお料理空間が叶います。
一方で、キッチンとダイニングとの間に距離ができてしまうため、食事の配膳や後片付けが少し面倒に感じることもあるので注意が必要です。
【関連コラム】
・おしゃれな家を実現する間取りアイデア集 輸入住宅の実例付きで解説
・家事ラクが叶う|家事導線の良い間取り ポイントと収納のコツとは?
おしゃれなLDKの間取り実例集
続いては、おしゃれなLDKの間取り実例をたっぷりとご紹介します。さまざまなレイアウトを参考に、あなたにぴったりのタイプを探してみてくださいね。
・対面キッチンからLDが見渡せる「縦長LDK」
こちらは、ベランダに対して縦に伸びるようにリビング、ダイニング、キッチンが並ぶ縦長レイアウト。上記のように対面型キッチンにすれば、料理をしながらダイニング、リビングが見渡せる安心の間取りに。
キッチン、ダイニングの手前、窓際のリビングにはたっぷりと光が降り注いでいます。冬は薪ストーブの前で家族団欒の時間が過ごせますね。
・ダイニング、リビングを広く取った「L字型LDK」
こちらは、L字型レイアウトのLDK。ダイニングとリビングを広く取った北欧風のお家です。
ペニンシュラ型のオープンキッチンでキッチンとダイニングの間仕切りがないため、キッチンの開放感も抜群です。
ダイニングの奥にはリビングスペースが。家族で過ごす時間が長いリビングは、もっとも日当たりの良い場所に配置しています。
・半独立型キッチンを取り入れた「LD+K」
こちらは手前からダイニング、リビング、リビング続きの和室が並ぶ、シンプルなレイアウト。
ダイニングの左奥には、腰壁を高くした半個室空間のようなキッチンが。さらにキッチンの床をタイル張りにすることで、キッチンとダイニング、リビングの間に自然な境界線が生まれています。
・LDKがコンパクトにまとまる「正方形型」
こちらは、LDKのレイアウトとしては珍しい「正方形」の配置。ハコ型の空間の奥にダイニングとキッチンを横並びにし、手前部分はリビングスペースに。
正方形型はLDKがコンパクトにまとまるため、床面積を有効活用したい人にはおすすめ。横並びのダイニング、キッチンは配膳も後片付けもしやすいので、家事ラクが叶います。
茨城でおしゃれな輸入住宅を建てるなら、四季彩建設へ
いかがでしたか?こちらのコラムでは、LDKの間取りを考えるうえで参考にしたい基本のレイアウトパターンとさまざまな実例をご紹介しました。
わたしたち四季彩建設は茨城にて、主婦目線の家づくりを意識した海外デザインの自然派輸入住宅をお届けしております。
地元密着で年間棟数を10棟に限定した家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のデザインづくりをお手伝いしますので、茨城県で輸入住宅を検討中の方は、ぜひ四季彩建設にご相談ください。
茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「初めてで何もわからない」という方にも、お家づくりにおけるご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いしますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしております。