海外の設計に基づく輸入住宅は、国産住宅にない独特の外観が一番の魅力。しかし、普段目にすることが少ないため、どのようにデザインすれば素敵に仕上がるのかはなかなか分かりづらいものです。

そこで今回は、おしゃれな輸入住宅らしい外観デザインをつくるコツや、人気のデザインを解説します。好みのデザインテイストを見つけて、素敵なマイホームづくりを目指しましょう。

 

■輸入住宅で人気の外観スタイル

まずは輸入住宅で採用例の多い、人気のスタイルをチェックしていきましょう。好みのデザインがどの地域の物か分かると、事例を探して勉強しやすくなりますので特徴を覚えてみてください。

 

・北米スタイル

カリフォルニアスタイルの輸入住宅

ヨーロッパからの移民によって開拓された歴史を持つ北米では、住宅のスタイルも多種多様です。ヨーロッパのデザインに似ているテイストから、田舎暮らしにマッチするカントリースタイルなど様々な好みに対応できるでしょう。大きなシャッター付きのガレージスタイルは、車好きの方にピッタリ。

 

映画などで登場することも多いため、あこがれのスタイルを調べてみたらアメリカンスタイルだった、ということもありそうですね。外壁材もレンガ・石材・ウッドサイディングなど様々なパターンがあり、堅牢なイメージを持つのがアメリカンスタイルの特徴です。

 

・北欧スタイル

オリジナリティある外観の輸入住宅

寒さが厳しいスウェーデン・デンマーク・ノルウェーなどの地域のデザインを取り入れたのが北欧スタイルです。シンプルで木を活かした自然と調和する内外観が特徴で、暖かみのある優しい印象があります。スウェーデン発の輸入家具を扱うIKEAのイメージが、まさに北欧スタイルです。

 

家を長く使う習慣が根付いているため、無垢フローリングやタイルなどメンテナンスをして長持ちする素材を使っているのも特徴。使い込むほどに味が出て、愛着が増してくる住まいと言えるでしょう。冬が短くマイナス30℃を下回る地域もある北欧の住まいは、断熱性や気密性に優れており、日本の冬も快適に過ごしやすいのも特徴です。

 

・南欧スタイル


スペイン・イタリア・フランスなどの地中海周辺の南欧スタイルは、リゾート風の明るいデザインが特徴。ホワイト系の外壁とオレンジ系の屋根が多く、カラフルでおしゃれな外観が多いです。南欧地域は日差しが強いため、太陽光を反射して室内を涼しく保つために明るいカラーが多いと言われています。

 

レンガ・タイルとの相性が良く、玄関回りや外構に使うとおしゃれな雰囲気に。花壇やフラワーボックスも映えますので、お花好きの方にもおすすめのスタイルです。

 

■輸入住宅らしさを出す外観デザイン


次に、おしゃれな輸入住宅で使われることが多いデザイン例をいくつかご紹介します。すべてを紹介することはできませんが、海外住宅らしさを演出しやすいデザインをピックアップしました。ぜひ参考にしてください。

 

・塗り壁

フレンチスタイルなどに代表される塗り壁の仕上げは、一気に輸入住宅らしさを演出できるデザインです。日本の住宅で主流だったモルタルの塗り壁はざらざらした仕上げですが、ホワイトやアイボリーの滑らかな塗り壁はリゾート地を連想させます。

 

また、塗り壁はサイディングでは難しいアーチ形状をつくれるのもデザイン上のメリット。玄関前のアプローチや飾り小窓など、アーチ状の開口部は可愛らしい海外住宅の雰囲気にピッタリ。

 

既製品にはない仕上げの自由度も塗り壁の特徴です。滑らかな仕上げではなく、コテで模様をつければ世界に一つだけの外壁デザインができあがります。模様の種類や凹凸の強さで、さまざまな雰囲気をつくれる汎用性の高さもうれしいポイント。

 

・輸入瓦

日本の瓦と言えば黒や紺などのダークカラーがメインですが、輸入住宅はカラフルな瓦が多く使われます。スペインやフランスなどの南ヨーロッパ風のデザインが好みな方にはおすすめの屋根材です。

 

オレンジ・赤・茶など明るいカラーの瓦が多く、ランダムに混ぜて使用することも珍しくありません。カラフルな色使いは地中海リゾート風のイメージにピッタリです。形状も日本の和瓦と比べると丸みを帯びているものが多く、大きくイメージを変えることができます。

 

全面に使用するのではなく、玄関の霧除け部分などアクセント的に用いることもできます。漆喰塗り壁との相性が抜群ですので、うまく活用してみてください。

 

・煙突

屋根にちょこんとつける可愛らしい煙突も、輸入住宅らしいデザイン例と言えます。フィンランドなどの北欧をはじめとする寒さが厳しい地方では、古くから薪ストーブが一般的に普及していました。必然的にどの家にも煙突がついていたため、「海外の住まいと言えば煙突」というイメージがあるのです。

 

薪ストーブを設置する場所との兼ね合いもありますが、さりげない場所にちょこんと煙突をつければ素敵なアクセントになります。薪ストーブ自体も、やさしい暖かさを味わえる健康的な暖房としておすすめです。

 

・ドーマー

屋根の一部に設けるドーマーは、フレンチスタイルやブリティッシュスタイルの住宅で多いデザインです。高い位置にあるため外観上のアクセントとして目立ち、一気に輸入住宅らしさを演出できます。映画や物語などに出てくるヨーロッパの街並みで見かけたことがある方が多いのではないでしょうか。

 

窓を高い位置に配置することは、採光性の面でもメリットがあります。窓が開閉できる環境であれば、風通しを良くする効果も。屋根部屋やロフトとして活用することもできます。形状や数を調整することで、外観のボリューム感や印象を調整することもできる便利なデザインです。

 

・アイアン装飾

バルコニーの手すりや窓の面格子などに細身のアイアン装飾を用いるのも、海外住宅らしいデザインでおすすめ。軽さや耐食性を重視する日本の住まいはアルミ素材を多用しますが、強度を出すため太くなってしまうため輸入住宅にはあまりマッチしません。

 

同じアイアンの建材でも、南欧やブリティッシュスタイルは複雑で豪華なものが多く、北欧などでは直線的でシンプルなものが好まれます。全体の雰囲気に合わせたアイアン装飾を選ぶことで、全体のデザインを引き締めたり統一感を出したりすることができます。こだわっていろいろ選んでみましょう。

 

■外観デザインのコツ

統一感のある輸入住宅の外観

上でご紹介したデザイン例は、なんでも採り入れれば素敵な外観になるというわけではありません。外観をおしゃれに仕上げるためのちょっとしたコツや取り組み方をご紹介します。

 

・ベースとなるテイストを決める

住宅の外観に絶対のルールは無く、好みに合わせてカスタマイズするのも醍醐味ですが、まずは基本となるテイストを決めると良いでしょう。さまざまなテイストを組み合わせてオリジナルの外観にするのも一興ですが、方向性が定まらないとちぐはぐな印象になってしまう事も。

 

長い歴史をかけて作られたそれぞれのテイストは、機能性や美しさを追求した末にたどり着いたものです。その中から好みのデザインを見つけて、さらに自分好みにカスタマイズするとおしゃれな外観に仕上がります。近所をお散歩しながらいつもより周りの家に注目して見ると、好みのデザインが見つかるかもしれません。

 

・窓の数と配置にこだわる

外観に大きな影響を与える窓は、輸入住宅らしさを出すためにぜひこだわりたいポイント。テイスト合わせて形状・配置・数などを調整してあげると、ぐっと海外の素敵な雰囲気が生まれます。

 

一般的な国産住宅では引き違い窓が多く採用されますが、海外の住宅では上げ下げ窓や滑り出し窓などが好まれます。引き違い窓は構造的に気密性を高めるのが難しいため、寒さの厳しい北欧や北米などでは避けられてきたためです。現在は技術の向上で気密サッシがあるため大きな引き違い窓の設置は問題ありません。リビングなど明かりを入れたい空間は、引き違いにして大開口を確保してあげると良いでしょう。

 

一方、玄関回りなど住まいの顔となる部分は、引き違い窓を避けて輸入住宅らしさを演出したいところ。玄関など明かりを確保したい場所では、サイズの小さい上げ下げ窓などを複数設置してあげると良いでしょう。

 

・土地や周囲の環境に合わせる

建物単体のデザインはもちろん大切ですが、日当たりや風景など周囲の環境とのマッチングも重要です。例えば土地の関係でどうしても日が当たる時間が短いなら、明るい南欧デザインより北欧デザインの方が合うかもしれません。また、ガレージ付きのアメリカンスタイルの住まいは、浦山に竹林があったらちょっとミスマッチですよね。

 

土地の購入から家づくりに取り組む方は、建てたいテイストに合わせた土地探しをすることも重要です。ただし、価格やアクセス環境など土地探しではほかにもさまざまな要素が絡むため、すべてを満たす土地を見つけるのは大変。四季彩建設は家づくりのプロとして土地探しのお手伝いもいたしますので、これから土地を購入する方はぜひご相談ください。

 

■輸入住宅のデザインは実例から盗む


おしゃれで素敵な輸入住宅をつくるためのコツはたくさんありますが、満足行くデザインに仕上げるためには実際の事例をチェックするのが一番。好みのポイントや良いところを盗んで、プランに上手に組み込んでいきましょう。

また、たくさんの実例でデザインを吸収したら、実物を体験してイメージをすり合わせてみてください。材料の肌触りや香り、広さの感じ方などは写真だけだと伝わりません。四季彩建設は、さまざまなデザインテイストを一度に体感いただける自社モデルハウスをご用意しています。まだ輸入住宅を建てると決めていない方も、遊びがてらお気軽にご覧になってみてください。

輸入住宅の外観もチェックできるモデルハウス
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■まとめ:茨城県の輸入住宅は専門の工務店で

地域や時代によってさまざまなデザインがある輸入住宅、選ぶのは楽しいですが難しいポイントもあります。輸入住宅を検討する際は、デザイン力のある専門の工務店にお任せください。四季彩建設は豊富な輸入住宅の施工実績をもとに、デザインから間取りプラン作りまでしっかりサポートします。石岡市・つくば市をはじめとして茨城県で輸入住宅をご検討の際は、ぜひご相談ください。

 

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    監修者情報

    中村 威
    中村 威四季彩建設株式会社 代表取締役
    「年間10棟 届けたいのは手づくりのぬくもり」

    お一人おひとりの想いを大切に、これまで培った経験の全てを注ぎだし、
    職人さんとともに一棟一棟、丁寧な家づくり。

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    応急危険度判定士 木造住宅耐震診断士 被災地住宅危険度判定士