大切な家族の一員であるワンちゃんは、毎日の暮らしをより楽しいものにしてくれますよね。おうちの中でワンちゃんと一緒に暮らすなら、より楽しい生活になるような住まいづくりをしてみませんか?
今回はワンちゃんのケガや危険を防ぎ、快適に暮らすための家づくりアイデアをご紹介します。いまワンちゃんと暮らしている方やこれから家族に迎えようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.ワンちゃんと楽しく暮らす住まいづくり
2.犬と暮らす家の間取りアイデア
3.ワンちゃんにやさしい自然素材の新築事例
4.新築はワンちゃんと暮らす家づくりのチャンス
1.ワンちゃんと楽しく暮らす住まいづくり
歴史上最も早く私たち人間と暮らし始めた動物であるワンちゃんは、現代でも大切な家族として私たちの生活に彩りを与えてくれます。しかし、人間主体の住まいづくりは、ワンちゃんにとって快適で安全な環境ではありません。
これからの住まいづくりでは、人間とワンちゃんどちらも快適に暮らすための工夫やアイデアを盛り込むことが大切。ワンちゃん好きで新築住宅を検討している方は、これからご紹介するポイントを参考にして間取りに盛り込んでみてください。
2.犬と暮らす家の間取りアイデア
ワンちゃんとわたしたちが快適に楽しく暮らす住まいを作るための、建材選びや設備、間取りの工夫などをピックアップしてご紹介します。
・全館空調システムでおるすばんも安心
最近の夏は室温が30℃を超えることも珍しくなく、共働きで日中ワンちゃんだけのお留守番になるのは心配ですよね。人間だけでなくワンちゃんも熱中症になる危険があり、状況によっては命に係わるケースも。
大切なワンちゃんの命と健康を守るためにおすすめなのが、24時間快適な室温をキープしてくれる全館空調システムです。エアコン一台ですべてのお部屋を適温に保つため、るすばん中のワンちゃんがどのお部屋に行っても熱中症を回避できます。お家に帰ってきたときもムワっとする暑さを感じないため、わたしたち人間にとっても快適でメリットのある設備です。
【関連コラム】エアコン一台の全館空調は新築時がチャンス|茨城県で夏・冬も快適な暮らし
・無垢フローリングでケガから守る
お掃除しやすく見た目が良いツルツルのコーティングを施したフローリングは、ワンちゃんにとっては滑って危険なケースがあります。特に好奇心旺盛で走ったりジャンプしたりする元気なワンちゃんは、滑るフローリングで踏ん張ると間接を傷めてしまうことも。
ワンちゃんとの暮らしを考えた住まいづくりでは、自然素材の無垢フローリングがおすすめです。木の質感が気持ち良い無垢材は、滑りを抑えてワンちゃんがしっかり歩くことができるため体に負担がかかりません。
一枚板の無垢フローリングは表面に傷がついても目立ちにくいため、ワンちゃんのツメやおもちゃが気にならないのもメリットです。
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・ゆるやかな階段
自然界に存在しない階段の上り下りも、ワンちゃんにとっては危険が潜んでいるポイント。足腰への負担や落下によるケガを防ぐため、できるだけ緩やかな設計にしてあげましょう。上でご紹介したように、ツルツルのコーティング材ではなく無垢材の階段にしてあげるのも有効です。
間取り全体との兼ね合いでどうしても緩やかに作れない場合、階段に扉を付けて行き来できないようにしてあげるのもおすすめ。1Fですべての生活ができるようにしてあげれば、故障やケガの心配がありません。
・足を洗える広い玄関
お散歩から帰ってきたときの足洗いスペースを確保できるよう、広い玄関があるとお散歩の行き帰りがスムーズです。
軽いお散歩あとに足を拭きやすくなりますし、公園で遊んで泥んこになったときも水を用意してしっかり洗ってあげることができます。お外で遊ぶのが大好きな子は汚れが気になるケースも多くなりますので、玄関外に足や身体を洗えるスペースを作ってあげるのもおすすめです。寒い冬場でも使いやすいよう、お湯が出るようにしておくとワンちゃんの風邪を防げます。
・収納たっぷりで無駄な物を置かない
人間にとっては何気ないことでも、身体の小さなワンちゃんにとっては危険となることもたくさんあります。ワンちゃんにとって危険な食べ物や誤飲しやすい小さなもの、ケガの原因になるものなどをしまえる収納をたっぷり設けて危険を回避しましょう。
ワンちゃんと暮らすなら、基本的に床面に物を置かない状態が理想です。何もないスッキリした状態は掃除機をかけやすくなるため、抜け毛が多い犬種と一緒に暮らす方にもメリットがあります。
・回遊性の高い間取り
好奇心旺盛なワンちゃんが家の中でもたっぷり運動できるよう、行き止まりがなく回遊性の高い間取りもおすすめです。自分で好きな場所に行くことができるためストレスを感じにくく、雨などでお散歩に出られないときの運動不足解消にもつながります。
回遊性の高い間取りはたくさんのルートを選べるため、家事を効率よくこなせて私たちのメリットも大きいです。
ただし、いける場所が多いとワンちゃんにとっての危険も多くなります。キッチンやバスルームなど、ワンちゃんにとって危険が大きい場所は入れないようにするといった工夫をしてあげましょう。
・たっぷり遊べる広いお庭
おうちの中で遊ぶのも大好きなワンちゃんですが、穴掘りや土遊びができるお庭スペースも用意してあげるとさらに快適に過ごせますよ。リビングからお外に出られるようにしてあげれば、いつでも元気いっぱいに走り回ることができます。お散歩に連れて行ってあげられないときのストレス発散にもなりますね。
ウッドデッキや足洗スペースを作っておけば、走り回って遊んだあとのことも心配ありません。
・来客に対応できるゾーニング
大切な家族であるワンちゃんとはいつでも一緒に居たいものですが、自宅にお客さんを招くシーンではお部屋を分けてゾーニングしたほうが便利なこともあります。
人間が大好きなワンちゃんでも、仕事関係のお客さんと重要な話をするときは打ち合わせの妨げになってしまいますよね。スーツやおしゃれ着の方だと、抜け毛が気になるケースもあるかもしれません。
応接スペースやリビングの一角などにお客さんを招くとき、ワンちゃんのスペースと区切れるように間取りを工夫しておきましょう。
・ひんやり&清潔なタイル床
ワンちゃんが快適に暮らすためには、おうちの中に自分のテリトリーをつくってあげる必要があります。寝床やごはんを食べるメインの場所には、タイル床を使うのもおすすめのレイアウトです。
タイルは夏場でもひんやり冷たいので、ワンちゃんが気に入ってくれて快適に過ごせるスペースになります。ほかの素材と違って汚れやニオイが染み込まないため、いつでも清潔な状態を保てるのもgoodポイント。ごはんや水がこぼれてしまっても気にならず、食事のときシートを敷かなくて良いのもメリットですね。
リビングの一部をタイルにして、ワンちゃん専用スペースにしてあげるといいでしょう。ツルツルのタイルを選ぶと滑ってしまいますので、滑り止めになるタイプを選んであげてください。
3.ワンちゃんにやさしい自然素材の新築事例
小さな身体のワンちゃんにとって優しい、無垢フローリングやしっくいなどの自然素材を使った新築実例をご紹介します。ワンちゃんとの暮らしをイメージしながらチェックしてみてください。
すべりにくいフローリングのリビングは、窓側をタイル床に切り替えています。冬の日向ぼっこやひんやりタイルで涼める、ワンちゃんにピッタリのスペースですね。
料理中も家族とコミュニケーションを取りやすい対面キッチンレイアウトは、出入り口にゲートをつければお料理中にワンちゃんが入って危ない目に合うのを避けられます。お留守番中に危険な食べ物をうっかり食べずに済むのも良いですね。
ドアがなく回遊性が高いレイアウトは、ワンちゃんが元気に走り回れる環境。滑りにくい無垢フローリングを採用しているので、ワンちゃんの足腰への負担も心配ありません。傷が目立ちにくく、使い込むほどの味が出るのも無垢フローリングの魅力。
4.新築はワンちゃんと暮らす家づくりのチャンス
ここまでご紹介したワンちゃんと快適に暮らすための間取りは、リフォームでつくることもできます。しかし、一度完成したものを解体してつくりかえるために、余計な費用や手間がかかりますので、ワンちゃんとの暮らしを考えるなら新築時に取り組むのがおすすめ。いまワンちゃんと暮らしていない方も、将来家族にくわわる可能性があるならぜひ頭に入れておいてください。
ワンちゃんが自由に遊べる回遊性の高い間取りなど、新築時でないと難しいレイアウトもあります。新築をきっかけに、ワンちゃんとの暮らしを改めて考えてみましょう。
まとめ:石岡市でワンちゃんと暮らす住まいづくりは四季彩建設へ
今回はワンちゃんと快適に暮らすための住まいづくりのポイントをご紹介しました。人間とワンちゃんどちらも安全に楽しく暮らすためには、犬種やライフスタイルに合わせた細かな住まいづくりが大切です。
私たち四季彩建設は新築棟数を年間10棟に限定させていただき、お施主様に合わせたこだわりの住まいづくりをご提案します。ワンちゃんとの暮らし、毎日の使い勝手、デザインすべてに妥協せず、理想の住まいをじっくりとつくり上げていきます。自然素材を使った、人間にもワンちゃんにも気持ちの良い住まいを、楽しみながらつくってみませんか?
茨城県の石岡市には、自然素材をたっぷり使った自社モデルハウスもご用意しています。デザインや間取りのアイデアもご体感いただけますので、気になる方はぜひお気軽に遊びに来てください。
オンライン相談もご用意していますので、「ちょっと話を聞いてみたいな」という方もどんどんご活用ください。