インテリアでも人気の高い北欧デザインは、注文住宅でも人気の高い建築様式です。さまざまな輸入住宅の中でも人気が高い北欧住宅は、日本の暮らしにもぴったりな特徴や魅力がたくさん。
今回は北欧住宅にスポットをあてて、日本で人気が高い理由や特徴、実際の間取り実例などをご紹介します。
北欧住宅に対するよくあるギモンと回答もまとめていますので、気になっている方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
1.北欧住宅の暮らしが日本にもマッチする理由
2.北欧住宅の特徴
3.北欧住宅の新築間取り実例
4.北欧住宅の良くあるギモン
1.北欧住宅の暮らしが日本にもマッチする理由
ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマークなどの地域を発祥とする北欧住宅は、海外デザインの中でも人気の高いテイストです。北欧地域のライフスタイルと住まいづくりの考え方は、日本の暮らしにもとてもマッチします。
・幸福度が高い北欧のライフスタイル
世界の幸福度調査で上位を占めるフィンランドやデンマークなどの北欧諸国のライフスタイルは、世界中から注目されています。中でも最近話題に上ることが多いのが、デンマークの「ヒュッゲ」と呼ばれる考え方。
デンマーク語のヒュッゲは日本語で表すのが難しいと言われていますが、居心地の良い空間で時間に振り回されず、家族との絆を大切にするといったライフスタイルのことを意味します。
冬の寒さが厳しい北欧では心地よい時間を過ごすための住まいづくりが重要で、優しい木の質感とキャンドルが灯る暖かい空間を基本とします。
働き方改革が進む私たちの日本には、ゆったりとストレスの少ない生活を送りやすい北欧住宅はピッタリといえるでしょう。
・一つの住まいに長く暮らす考え方
北欧住宅は、親・子・孫と3代にわたって100年以上受け継がれることも珍しくありません。地球環境保護のため一つの住まいを長く使うことが求められる現代の暮らしにも、北欧住宅の考え方はピッタリです。
長い歴史の中で磨かれてきた北欧住宅のデザインは、築年数が経っても色あせることなく美しいままです。無垢の木をたくさん使う北欧住宅は、使い込むほどにビンテージ家具のような味わいが出るのも魅力。
・高気密高断熱の暖かい暮らし
寒さが厳しい北欧では、住まいの断熱性・気密性は重要な性能の一つ。高気密高断熱の北欧住宅は冬の寒さを防ぎ、暖房効率を良くして光熱費を抑えてくれます。住まい全体を魔法びんのように断熱するので、お部屋ごとの温度差が少なく快適に過ごせるのもgoodポイント。
さらに冬だけでなく夏の暑さの影響も受けにくくなり、エアコンが良く効いて快適に過ごせます。断熱性能の高い北欧住宅は、日本の気候でも快適性が高いです。
2.北欧住宅の特徴
つづいて、北欧住宅ならではの特徴や魅力を一つずつ見ていきましょう。
・木を使ったナチュラルテイスト
木材資源が豊かな北欧の住まいは、天然木をたっぷり使ったナチュラルな仕上がりが特徴。プリント合板にはない暖かみのある肌触りとデザインは、北欧家具など日本でも人気ですよね。無垢材は耐久性が高く、お手入れをしながら長く使えるのも大きなメリットです。
・断熱性の高い暖かい室内
厳しい北欧の寒さに対応する住宅性能は、日本の冬も快適に過ごすことにつながります。少ない暖房パワーで暖かく過ごせるため、暖房が効きすぎてのぼせるのが苦手な方にもおすすめ。
・優しい暖かさの薪ストーブ
見た目にもおしゃれでやさしい暖かさが特徴の薪ストーブは、北欧住宅で採用されることが多い暖房です。エアコンやファンヒーターでは味わえない独特の暖かさは、日本でも根強い人気を持っています。
・可愛い三角屋根
雪が多い北欧地域に適合するための三角屋根は、可愛らしい外観のアクセントにもなります。おしゃれな北欧住宅の外観にあこがれて選ぶ方も多いですね。
・流行り廃りの無いおしゃれなデザイン
冒頭の繰り返しになりますが、長い歴史を持ち長期間暮らすことを前提とする北欧デザインは、流行に流されず古さを感じないのも特徴。シンプルな仕上がりを基本とする北欧住宅は、長く暮らしても飽きず、いつまでも愛せるデザインです。
3.北欧住宅の新築間取り実例
わたしたち四季彩建設が実際にお手伝いした北欧住宅をご紹介します。
暖かみのある天然木をたっぷり使用した内装は、シンプルで上品な仕上がりです。奇をてらったアクセントがないため、ソファのカラーやペンダントライトがとっても映えていますね。
高気密高断熱が基本の北欧住宅なら、大きな吹き抜け空間も快適に過ごせます。おしゃれなアイアン手すりと天井のシーリングファンも、北欧住宅らしさを感じるデザインです。
解放感が生まれるだけでなく、高窓からたっぷり自然光が入って明るい空間になるのも吹き抜けの魅力。
4.北欧住宅の良くあるギモン
外国の設計思想である北欧住宅を日本で建てるとき、気になることが多いポイントをまとめました。輸入住宅が気になるけど心配や不安がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
・日本の気候でも問題ない?
高温湿潤な夏がある日本と北欧の気候の違いを心配する方は多いようです。床下や壁裏の湿気、雨による腐食などは心配なポイントですよね。
【回答】⇒日本の建築基準法に適合するので問題なし
北欧地域の設計思想で建てる輸入住宅も、日本で建てる場合は建築基準法に則って設計するため問題ありません。
高気密高断熱を基本とする北欧住宅ですが、日本では24時間換気が義務付けられているため湿気が溜まる心配もなし。住み心地、塗装などのメンテナンスなども国産住宅との差は少ないといってよいでしょう。
・お手入れは大変ですか?
内外装に天然木を使うことが多い北欧住宅。フローリングのワックス掛けや外壁塗装の頻度など、メンテナンス面も気になりますよね。
【回答】⇒一般住宅とそれほど変わりません
北欧住宅のメンテナンス費用・負担は、一般住宅とほとんど同じといって良いでしょう。
無垢のフローリングや建具は普段汚れやホコリをふき取ればOKですし、時折ワックスをかける手間は普通のフローリングと変わりません。10年前後に一度外壁塗装が必要になるのも、一般的な国産戸建て住宅と同じです。
・住宅街でデザインが浮かないでしょうか?
北欧住宅に限らず海外の輸入住宅を建てる場合、ご近所とのデザインの差を気にする方が多いようです。近隣との距離が近い日本の住宅街では、特に気になるポイントですよね。
【回答】⇒シンプルなデザインなので街並みになじみやすいです
輸入住宅の中でも北欧住宅はシンプルな外観デザインが基本のため、日本の住宅街でも浮いてしまうことは少ないでしょう。玄関ドアなどピンポイントに強いアクセントカラーを用いることもありますが、全体的に優しいカラーなのでどんな街並みにもマッチします。
長く暮らすことを前提とした飽きにくいデザインは嫌いな人も少ないため、外観が原因のご近所トラブルは発生しにくいです。
まとめ:おしゃれな北欧住宅でナチュラルな暮らしを
ストレスが少ないライフスタイルで注目されている北欧諸国の住まいは、日本の暮らしにもとってもおすすめ。自分と家族の時間を大切にし、思い通りに過ごす幸福度の高い暮らしを、北欧住宅を通じて採り入れてみませんか?
これからマイホームづくりを考えていて海外デザインが好きな方、ライフスタイルを見直したいと考えている方は、ぜひ北欧住宅も検討してみてください。
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