北欧住宅やアメリカンハウスで見かけることが多いラップサイディングは、おしゃれな外観が魅力的な仕上げです。
今回はおしゃれなラップサイディングの注文住宅事例を見ながら、魅力やメリットをチェックしていきましょう。
デメリットや注意点もあわせて解説しますので、ラップサイディングの家を検討している方はぜひチェックしてみてください。
目次
1.ラップサイディングとは
2.ラップサイディングの魅力とメリット
3.おしゃれなラップサイディングの新築施工例
4.ラップサイディングのデメリットと注意点
5.ラップサイディングと相性の良いデザイン
1.ラップサイディングとは
ラップサイディングは細長い板状の外壁材を重ねて張る仕上げのことを言います。
欧米の住宅でよく見かけるデザインですが、実は日本でも「鎧張り」などと呼ばれ古くから使われている工法です。
北欧地域が発祥とされているラップサイディングはその後アメリカにわたり、アーリーアメリカンやサーファーズハウスなどで定番の外壁デザインになりました。
シンプルながらデザイン性が高くどんな街並みにもマッチするため、日本でも根強い人気を持つ外壁仕上げです。
2.ラップサイディングの魅力とメリット
・立体感が出ておしゃれ
1枚ずつ重ね張りするラップサイディングは、影ができることで立体感が生まれ、住まいに表情を与えてくれるのが特徴。
平坦なサイディングや塗り壁と違う印象をつくりやすく、時間帯によって変わる見た目も素敵です。
立体感のある横スリットはシンプルながら作り込まれたイメージもあり、愛着のあるマイホームに仕上げやすいです。
・縦のつなぎ目が目立たない
一般住宅で使われることが多い窯業サイディングは、構造的に縦のつなぎ目が出てしまいます。
ラップサイディングは縦のつなぎ目が目立たない構造なので、家全体を見たときにデザインを邪魔することがありません。
窯業サイディングだと縦目地が目立つバルコニーや窓回りも、ラップサイディングならスッキリ仕上げることができます。
・メンテナンスコストを抑えやすい
ラップサイディングは縦のつなぎ目にコーキングと呼ばれる充填剤を使用しないため、外壁塗装のときの費用を抑えやすいのも意外なメリット。
コーキングは縦目地のすき間を埋めて雨の侵入を防ぐ役割を持っているため、劣化すると雨漏れや腐食の原因になります。
古いコーキングを除去して新しくする「打ち替え」と呼ばれる作業は、家全体で行うと結構な金額になることも。
メンテナンスコストが安いのは、長い目で見るとうれしいポイントですね。
・周りの家と被らない
おしゃれなラップサイディングのデザインは、ご近所と被りにくいのも魅力的。
かといって奇をてらったデザインでもありませんので、住宅街で浮いてしまう心配もありません。
周りと被らずさりげなくおしゃれに見えるラップサイディングは、さまざまな土地にマッチするデザインです。
・長く暮らしても飽きない
ラップサイディングは歴史が長く、流行に左右されずいつまでもおしゃれな印象をキープできます。
シンプルなので毎日眺めても飽きにくく、愛着のある我が家になりますよ。
外壁塗装でガラッとイメージを変えられるのも、長い目で見た時の大きなメリットです。
3.おしゃれなラップサイディングの新築施工例
実際にラップサイディングを採用した、おしゃれな新築注文住宅の写真をピックアップしました。
それぞれの詳細ページには、内装や間取りの写真も掲載していますので、気になるお家はぜひチェックしてみてくださいね。
事例①
カリフォルニアスタイルのさわやかなサーファーズハウスです。
左右対称のシンプルな外観ですが、ラップサイディングが立体感を生みおしゃれなイメージにつながっています。
事例②
二階建ての下半分をラップサイディングで仕上げた、北欧スタイルのおしゃれな外観です。
仕上げを変えることで変化を持たせ、可愛らしく遊び心のあるお住まいになりました。
事例③
小説「赤毛のアン」に出てくるような、可愛らしいカントリー調のお住まいです。
北米ののどかな暮らしを連想する、暖かみのある本格的なアメリカンハウスに仕上がりました。
4.ラップサイディングのデメリットと注意点
・初期費用は高め
ラップサイディングは細い材料を一枚ずつ貼っていく工法のため、一般的なサイディング仕上げより初期費用は少し高め。
ただし縦目地のコーキングがないためメンテナスコストが安く、長いスパンでのトータルコストはそれほど変わりません。
新築時の初期費用が少し高くなることをあらかじめ把握しておき、余裕を持って資金計画を立てるようにしましょう。
・施工期間がかかる場合がある
一枚ずつ貼っていくラップサイディングは、大きな板状の一般サイディングより少し手間がかかります。
外壁の面積や窓など開口部の形状によっても変わりますが、少し施工期間は長くかかるかもしれません。
住まいづくり計画の早い段階でラップサイディングのご希望をプランナーにお伝えいただき、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
・デザインのバリエーションは限られる
ラップサイディングは板材を重ねるシンプルな仕上げなので、外観デザインのバリエーションは限られます。
可愛いカントリー調やビンテージ感のあるアメリカンテイストは得意ですが、モダン・スタイリッシュな印象をつくるのは難しいでしょう。
あらかじめ全体の仕上げイメージを把握して、好みかどうか判断してから選ぶのがおすすめです。このあと解説するラップサイディングと相性の良い定番デザインも参考にしてくださいね。
5.ラップサイディングと相性の良いデザイン
・カバードポーチ
玄関からつながる屋根付きの広いポーチは、おしゃれなアメリカンハウスで定番のデザイン。
ラップサイディングと組み合わせれば、映画で見たような素敵なアウトドアリビングになります。
外観のオシャレ度アップと実用性に優れる、一石二鳥のおすすめデザインです。
・ビルトインガレージ
愛車やバイクを大切に守ってくれるビルトインガレージも、ラップサイディングのアメリカンハウスでよく見る組み合わせですよね。
外観のアクセントになるだけでなく、雨に濡れず車を乗り降りできるのも大きなメリット。
お出かけや買い物など普段の移動が車中心の方には、特におすすめの間取りデザインです。
・ドーマー
明かり取り用の可愛らしいドーマー窓も、ラップサイディングを可愛らしく仕上げる人気のデザインです。
高い位置の窓からたっぷり光を取り込めるので、お部屋が明るく開放的になるメリットもあります。
カントリー調の可愛い外観が好きな方は、ぜひ上手に採り入れてみてください。
まとめ:ラップサイディングの家なら、茨城県の四季彩建設におまかせ
デザイン性の高いラップサイディングは、北欧・アメリカン・カントリーなどのデザインが好きな方におすすめの仕上げです。
おしゃれなデザインはもちろん、メンテナンスしやすいなどメリットもたくさん。
これからの長い人生を過ごす大切なマイホーム、とことんこだわって理想の外観に仕上げましょう。
私たち四季彩建設は、茨城県を中心に本格的な海外デザインの輸入注文住宅づくりをお手伝いしています。
本物のラップサイディング仕上げのおしゃれなデザインも得意としていますので、茨城での家づくりはぜひご相談ください。
年間棟数を10棟以下に限定し、お客様が納得するデザインを一緒にじっくり考えさせていただくスタイルです。デザイン・住み心地ともにこだわり、理想のお家を一緒に創りましょう。