マイホームづくりでは、賃貸住宅だと難しいおしゃれで広いキッチンにこだわる方も多いです。
今回は海外デザインを採り入れた、広くて使いやすい注文住宅のキッチンをたくさんご紹介します。
広いキッチンを実現するための取り組み方や、使いやすく仕上げるためのアイデアなども解説しますので、マイホームづくりの参考にどうぞ。
目次
1.広いキッチンにこだわって理想の生活
2.広くておしゃれなキッチンの注文住宅実例
3.広いキッチンを実現するコツ
4.キッチンは使いやすさも重要!
1.広いキッチンにこだわって理想の生活
住まいづくりでは間取り全体で考えることがたくさんですが、家族の活力を作り出すキッチンは特にこだわりたいポイント。
キッチンの間取りは家事効率に大きく影響しますし、広くておしゃれなキッチンならお料理に楽しく取り組むことができます。
床面積に限りがある日本の住宅事情では狭いキッチンも少なくありませんが、せっかくのマイホームですからこだわって広くつくってみませんか?
2.広くておしゃれなキッチンの注文住宅実例
実際の注文住宅の中から、広くて使いやすいキッチンの間取りをピックアップしました。
事例①
日本の住宅とは思えない、広さと開放感を兼ね備えたアイランドキッチンです。
キッチンを二階に配置して高い勾配天井に仕上げ、実際の床面積以上の広さを感じる空間になりました。
パントリーで収納力を確保し、吊戸棚が無いのでキッチンからの眺めもばつぐん。
ひろびろワークトップでお料理もしやすく、毎日のお食事の用意が楽しくなっちゃいそうです。
事例②
内装と扉、ワークトップや換気扇までホワイトに統一し、実際の広さ以上の解放感を演出しました。
おしゃれな窓から入るたっぷりの自然光も、キッチンをより広く見せてくれます。
一つなぎのLDKレイアウトで広く見せながらも、L型レイアウトにすることでキッチンの生活感をさりげなく遮っています。
リビングとキッチンの距離感が程よく、お互いの過ごし方をしながらもすぐに声をかけられるレイアウトです。
事例③
お料理が趣味の本格派の方なら、広い独立キッチンをつくるのもおすすめ。
壁いっぱいのL型キッチンとセンターキャビネットの組み合わせで、くるくる回りながら効率的にお料理をこなせるキッチンになりました。
ワークトップが広いL型キッチンなら、お友達や家族と一緒にお料理も楽しめます。
レンガ壁やシャンデリアなど、自分好みの空間をつくれるのも独立キッチンならではの魅力です。
事例④
縦長リビングの間口いっぱいに配置した、かなり余裕のある素敵なキッチンです。
アクセントにもなっているおしゃれな壁が、ダイニングテーブルとキッチンをさりげなく隠してゾーニングしています。
ホワイトのサブウェイタイルとグレーのキッチンの組み合わせは、海外の映画に出てきそうなおしゃれな仕上がりに。
3.広いキッチンを実現するコツ
・一つなぎのLDKを考えてみる
床面積に余裕が無い場合は、壁に囲まれた独立キッチンではなくワンフロアのLDKレイアウトがおすすめです。
同じ床面積でも壁が少ないほど開放感があり、お料理中もリビングやダイニングの家族とコミュニケーションを取りやすくなります。
遊んだりお昼寝したりしているお子さんの様子も自然に見守れるので、子育て世代の方にもおすすめですね。
・郊外の広い土地に建てる
広いキッチンを無理なく実現するなら、駅前などの市街地ではなく、なるべく郊外で余裕のある土地を探すのがおすすめ。
床面積に余裕がないと、無理にキッチンを広く作りすぎてほかのお部屋が狭くなってしまいます。
価格が安い郊外の土地なら、キッチンのグレードや収納に費用をかけやすいのもメリット。隣の家との距離もあるので、日当たり良好な気持ち良いキッチン空間をつくれるのも魅力です。
・回遊性を持たせる
キッチンはお部屋の端で行き止まりになることが多いですが、出入り口を二カ所以上つくって回遊性を設けると精神的・視覚的な広がりを得られます。
パントリースペースへの通路や勝手口のほか、洗面所へのショートカットなども回遊性アップにつながるレイアウト。
複数の家事を同時にこなしたり、最短ルートを選択肢できたりと、家事動線が良くなる効果もあります。
・パントリースペースをつくる
常温の食材や調理器具などをたっぷり収納できるパントリースペースも、広いキッチンづくりでおすすめの間取りアイデア。
例えばパントリーで収納力を確保して吊戸棚をなくせば、開放感があるひろびろとした対面キッチンに仕上がります。
冷蔵庫をパントリーに隠してキッチンを広く見せるといった使い方もあります。
パントリーは家事効率アップにもつながるとっても便利なレイアウトなので、積極的に検討してみましょう。
4.キッチンは使いやすさも重要!
広いキッチンにちょっとした工夫をするだけで、グッと使いやすい間取りに仕上がります。キッチンは注意しないと使い勝手に不満が出やすい場所ですから、次の3つのポイントを意識してみましょう。
・収納をたっぷりつくる
食器・食材・調理器具などさまざまなアイテムがあるキッチンは、収納が足りないとすぐにモノであふれてしまいます。
キャビネット収納はもちろん、パントリーや床下収納なども活用して、使いやすいキッチンに仕上げましょう。
キッチンが広いからといって市販のカップボードを選ぶと、すき間が生まれてホコリやゴミが溜まる原因になります。
キッチンと扉材を統一した造作カップボードやオープン棚なら全体がグッとおしゃれに仕上がりますので、収納も一緒に考えてみましょう。
・家事動線を意識する
ただ広いだけのキッチンは、移動距離が伸びてかえって効率が悪くなってしまうケースもあります。広くて使いやすいキッチンに仕上げるため、お料理中の移動動線を意識してつくりましょう。
例えば冷蔵庫・コンロ・シンクの3点をつないだワークトライアングルは、なるべく短い方がお料理効率がアップします。
キッチンからダイニングテーブルにお料理を運ぶ際の動線、買い物から帰って冷蔵庫に食材をしまう動線なども考えてみましょう。
・暑さ/寒さ対策で快適に
冬の底冷えや夏場の炒め物など、キッチンは厳しい環境になることが多い場所。
特に広いキッチンはリビングから遠くなるので、冷暖房が届きにくく暑さ寒さを感じることが多いです。
キッチンの暑さ寒さ対策としては、住まい全体の高気密・高断熱化が効果的。家全体をすっぽりと断熱層で包んでしまえば、お部屋ごとの温度差がなくなりキッチンも快適に過ごせます。
キッチンに限らず広い間取りを考えるときは、私たち施工店の断熱性への取り組みをしっかりチェックしてみてください。
まとめ:広々キッチンで理想のお料理スタイルを実現
キッチンは毎日の食事をつくる大切な場所ですから、余裕のある広さで効率的にお料理できるようこだわってみましょう。
広くておしゃれなキッチンは、お料理をただの家事ではなく素敵な時間に変えてくれますよ。
わたしたち四季彩建設は年間10棟に限定したスタイルで、お客様の理想の間取りづくりをじっくりお手伝いする工務店です。
ただ広いだけでなく、おしゃれで使いやすいキッチンを一緒に考えてみませんか?
茨城県の石岡市には、キッチンの間取りも体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。
お近くの方は、住まいづくりのはじめの一歩として、ぜひお気軽にご利用ください。
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