無垢材などの自然素材を活かしたアメリカンカントリーの家は、住宅デザインの中でも人気の一つ。
素朴で緑やお花が似合うテイストは、おうち時間が増えている現代のライフスタイルにもピッタリです。
今回はおしゃれなアメリカンカントリーの輸入住宅実例を見ながら、おしゃれに仕上げるためのコツを解説します。
内装・外観ともにこだわって、本格的なアメリカンカントリーハウスを目指しましょう。
目次
1.アメリカンカントリーテイストの魅力
2.アメリカンカントリー調の輸入住宅実例
3.アメリカンカントリーの家をおしゃれに仕上げるコツ
1.アメリカンカントリーテイストの魅力
・流行の影響が少ない
アメリカンカントリーデザインは、19世紀の開拓時代にヨーロッパからの移民が家づくりの中で生み出したものです。
100年以上の長い時間磨かれてきた住宅デザインは、流行に左右されずいつまでも古臭いイメージが出ないのが特徴。
アメリカンカントリーは、これから長く暮らすマイホームにピッタリのテイストです。
・日本にもなじむデザイン
輸入住宅デザインの中でも、素朴なアメリカンカントリーは日本の住宅街にも自然になじんでくれます。
パッと見栄えがする豪華なデザインも素敵ですが、違和感なく街並みにマッチするのは、家が近い日本の住宅事情ではうれしいポイント。
・好き嫌いが少ない
基本的にシンプルなアメリカンカントリーテイストは、嫌いな人が少ない点もメリットの一つといえるでしょう。
家族の間で意見が分かれにくく、ご近所の方と良好な関係を築きやすいデザインです。
2.アメリカンカントリー調の輸入住宅実例
実際のアメリカンカントリーハウス写真を見ながら、内外装の雰囲気をつかんでみましょう。
事例①
小説「赤毛のアン」のおうちをイメージした、やさしいテイストのカントリーハウスです。
ラップサイディングにかわいらしいドーマー窓、広めの玄関カバードポーチなど、アメリカンカントリーの要素をたくさん盛り込んだ外観です。
ひろびろとしたリビングはフローリングや腰壁、窓枠に無垢材を使った暖かみのある仕上げ。
洋室にもマッチするヘリなしの畳をチョイスしたリビング和室は、カントリーテイストを壊さず便利に使える間取りアイデア。
キッチンの扉や収納なども、木目が美しい無垢材で統一。
新築時のワクワク感と、使いこんだときの色合いの変化も楽しみな仕上がりです。
事例②
大きなカバードポーチがおしゃれで、映画に出てきそうなアメリカンカントリーテイストのおうちです。
門柱とアプローチもカントリーテイストに合わせ、レンガをメインに使ってトータルコーディネート。
屋根形状を活かした開放的なLDKは、高いドーマー窓からたっぷり自然光が入る明るいお部屋に。
自然と家族が集まる素敵なリビングになっています。
手作り感のある洗面ミラーなど、細かい部分にもこだわりのアメリカンテイストを盛り込みました。
3.アメリカンカントリーの家をおしゃれに仕上げるコツ
・広くて景観の良い土地に建てる
住宅地にもマッチするアメリカンカントリーですが、やはり郊外の広い土地に建てるとグッとおしゃれ度がアップします。
広いお庭や風景も外観を構成する大切な要素ですから、こだわるならぜひ郊外エリアを検討してみましょう。
土地代が安いため建物に力を入れたり、お庭や外構にこだわったりと、郊外ならではのメリットもたくさん。
・家具とトータルコーディネートする
内観については、建材やカラーのチョイスと一緒に家具もトータルコーディネートしましょう。
アメリカンカントリーテイストにマッチするテーブルやソファ・カーテンと組み合わせれば、さらに素敵なお部屋に仕上がります。
お部屋が完成してからインテリアを選ぶのではなく、間取り設計と同時にコーディネートも進めてみましょう。
・木の質感を活かす
フローリングや室内ドア、窓枠やカウンターなどに無垢材を使うと、よりカントリーテイストに近づきます。
キッチンや収納の扉なども、木の質感が分かる無垢材でまとめるとさらに統一感が出ます。
木のぬくもりと気持ち良い香り、暖かみのあるデザインは、長く暮らすマイホームにピッタリ。耐久性も高く使い込むほど味わいがでるのも、無垢材の魅力です。
・リビングを開放的に仕上げる
映画やドラマで見るようなアメリカのおうちは、広いリビングに家族が集まるイメージではないでしょうか?
日本でアメリカンカントリーの家を建てる場合も、リビングは広くつくるとより本物っぽくおしゃれに仕上がります。
実際の床面積を広く取るのが難しい場合は、吹き抜けや勾配天井なども活用して開放感アップを狙ってみましょう。
大きな掃き出し窓で視野を広げるのも、お部屋を広く見せるのに効果的です。
いろいろな工夫を盛り込んで、広いアメリカ的なリビングを考えてみましょう。
・海外デザインが得意な工務店を選ぶ
最近は海外デザインの住宅を扱う会社が増えていますが、おしゃれな内外装を目指すなら輸入住宅専門のハウスメーカーや工務店を選ぶのがおすすめです。
サイディングやフローリングなど建材のチョイスで「海外風」に仕上げることも可能ですが、こだわる人が見るとやはり細かい部分で差が出てきます。
本物のアメリカンカントリーハウスを建てるなら、海外デザインを得意としてたくさん実績のある会社を選びましょう。
4.アメリカンカントリーの定番間取りデザイン
・ドーマー窓
屋根の途中から飛び出すかわいらしい三角屋根も、アメリカンカントリーらしい人気のデザインです。
外観のアクセントになるだけでなく、高い窓から自然光を採りこみ明るいお部屋になるのもドーマーの魅力。
シンプルな外観のちょい足しデザインとしてもおすすめです。
▽関連コラム:ドーマー屋根で絵本のような可愛いおうちづくり|おしゃれな輸入注文住宅実例
・ラップサイディング
横長の板を重ね張りするラップサイディングは、アーリーアメリカンなどカントリーテイストの定番デザインです。
立体感があり上品でかわいらしいイメージがあり、さまざまなシルエットにマッチするのがラップサイディングの特徴。
▽関連コラム:おしゃれなラップサイディングの施工例|海外デザイン注文住宅
・カバードポーチ
アメリカンカントリーの外観を構成するデザインとしては、カバードポーチもぜひ取り入れたいところです。
玄関から屋根続きの広いカバードポーチは、ティータイムやお昼寝など実用面でも大活躍。雨の日に洗濯物を干すのにも便利です。
ロッキングチェアやハンモックを置けば、映画で見たような素敵なカントリーハウスになりますよ。
■まとめ:アメリカンカントリーの家は四季彩建設におまかせ
上品なかわいらしさを持つアメリカンカントリーの家は、輸入住宅の中でも人気のデザインです。
お花や緑が好きな方、落ち着いた雰囲気のマイホームに仕上げたい方は、ぜひ積極的に検討してみてください。
茨城県でアメリカンカントリーの家を建てるなら、私たち四季彩建設にもぜひご相談ください。
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