最近は住宅デザインのバリエーションが増えてきて、北欧・アメリカン・フレンチなど洋風な家を見かけることも多いですよね。
一口に洋風と言ってもベースとなる国や時代によってさまざまなテイストがあり、デザイン選びを楽しめるのも人気が高まっている理由です。
今回は実際の輸入住宅を見ながら、洋風の家をおしゃれに仕上げるコツや人気の間取りなどをご紹介します。
おしゃれなカフェや雑貨屋さん、海外の街並みが好きな方は、マイホームづくりの参考にしてみてください。
目次
1.注文住宅で人気の洋風デザイン
2.【テイスト別】おしゃれな洋風の家実例集
3.洋風の家をおしゃれに仕上げるコツ
4.洋風の家で人気の間取りデザイン
1.注文住宅で人気の洋風デザイン
日本でも人気の高い洋風テイストの住まいは、長い歴史の中で磨かれ洗練されたおしゃれな雰囲気が魅力ですよね。
昔からの和風住宅や新しい和モダンもおしゃれですが、海外旅行気分を味わえる洋風の家は、やはり憧れるものです。
北欧家具をはじめ海外製のインテリアを扱う店舗が増え、洋風の家に合わせたコーディネートがしやすくなったのも人気の一因かもしれませんね。
シンプルながら上品なデザイン性も備える洋風デザインの家は、おしゃれなマイホームを目指すならぜひ検討したい選択肢の一つです。
2.【テイスト別】おしゃれな洋風の家実例集
さっそく、日本でも人気が高い洋風テイストの住宅デザインを見ていきましょう。
・アメリカン
ラップサイディングとこだわりの窓配置で、本格的なアーリーアメリカンテイストの外観に。
作業スペースたっぷりのゆとりある対面キッチンも、本物のアメリカンハウスをイメージさせる間取りです。
大きな吹き抜けホールのリビングは、海外映画に出てくるような素敵な雰囲気。
・フレンチ
ホワイトの外壁とオレンジの洋風瓦がおしゃれな、南欧テイストの外観です。
フローリングと天井梁の無垢材やレンガなど、かわいらしいフレンチカントリーの内装で統一。
タイルと無垢材で造作したおしゃれな洗面台など、水回りや細かいアイテムにもこだわっています。毎朝の身支度が素敵な時間になりそうですね。
・北欧
シンプルながら上品な可愛さがある北欧テイストの外観です。パステルカラーとアイボリーの二色使いで、国産住宅にはない雰囲気を作り出しています。
内装は無垢材をたっぷり使った優しいテイストをベースに、北欧らしいシンプルなインテリアでまとめています。
長く暮らしたときも飽きが出ず、一つひとつのアイテムに愛着がわきやすいのが北欧テイストの魅力といえるでしょう。
・ブリティッシュ
レンガ外壁とシンプルな切り妻屋根、ドーマー窓を組み合わせたブリティッシュスタイルの店舗兼お住まいです。
大きな屋根形状を活かした開放的なダイニングキッチンは、トップライトで明るさを確保。
落ち着きのある無垢フローリングにステンドグラスなど、素材選びで本格的な洋風デザインに仕上げました。
3.洋風の家をおしゃれに仕上げるコツ
海外のデザインや間取りを日本に採り入れるときは、ちょっとしたポイントにこだわることでグッとおしゃれ度がアップします。どのテイストにも当てはまる基本的なコツをご紹介します。
・内外装のテイストを統一する
洋風の家といってもデザインはさまざま、住まい全体を統一してトータルコーディネートすると、ワンランク上のおしゃれな住まいに仕上がります。
外観はアメリカン、内装はフレンチ、家具やインテリアは北欧といったようにテイストがバラバラだと、それぞれのテイストがケンカしてしまうことも少なくありません。
玄関アプローチから廊下、お部屋、寝室まで、一つの物語のように統一すると、グッと味わい深さが増して素敵になりますよ。
まずはご家族で話し合い、好きな国や時代のテイストを見つけることから始めてみましょう。
・素材にこだわる
海外の住まいは国産住宅とは一味違う建材を使っていることが多く、素材にこだわることでよりおしゃれに魅せることができます。
日本の戸建てでは壁にビニールクロスを使うのが一般的ですが、例えばフレンチカントリー調を目指すなら塗り壁にするとグッと本物に近づきます。
無垢材・レンガ・タイルなど、本物の海外住宅で使っている素材を選ぶことで、よりリアルな洋風の家になりますよ。
海外の住まいは日本より長く使うことを前提に設計しているので、素材の耐久性が高くいつまでも美しい状態をキープできるのも魅力。
・広い土地に建てる
おしゃれな海外の家は、広くて日当たりの良い土地に建っているイメージがありますよね。日本で洋風の家を建てる場合も、なるべく広い土地を選ぶと外観全体が素敵にグレードアップします。
広い土地ならお庭づくりにもこだわりやすく、日当たりが良いので外観デザインを一日中素敵に見せてくれます。
お部屋の中にも自然光がたっぷり入るので、明るいリビングや朝日とともに目覚める寝室をつくれるのも素敵です。
市街地に建てるのはダメというわけではありませんが、洋風の家はデザインが引き立つ郊外の広い土地も検討してみてください。
・海外デザインが得意な施工店を選ぶ
お施主様の頭の中に素敵なイメージができ上っていても、実際に建てるハウスメーカーや工務店が慣れていないと理想の住まいは作れません。特に洋風の家はデザイン力の差が出るジャンルですから、必ず海外デザインの施工事例が豊富で実績がある施工店を選びましょう。
洋風の家を得意とするかどうかは、やはり施工事例を見るのが一番です。施工事例の件数やデザインバリエーションを見て、要望に応えてくれそうな施工店を見極めてください。
完成見学会やモデルハウスなど、実際に施工した建物を生で見られるイベントも会社のデザイン力をチェックするチャンスです。
4.洋風の家で人気の間取りデザイン
・吹き抜け
二階までの大きな吹き抜けは、海外住宅らしさを演出しやすい間取りの一つです。
高い窓から入るたっぷりの自然光、無垢材の大きな梁など、デザインバリエーションが豊富で長く過ごすリビングと相性ばつぐん。
薪ストーブやリビング階段などの間取りとも相性が良く、映画に出てくるような素敵な空間を再現できます。
・塗り壁
内装・外観ともに人気が高い塗り壁。手作業による滑らかな質感と、自由に凹凸を付けられるデザイン性の高さが特徴です。
工場で生産されるビニールクロスやサイディングのように、つなぎ目が発生しない点もデザイン面で有利。
目に入る面積が大きいので、こだわることによるおしゃれ度アップ効果も大きいです。
・アイアン装飾
国産住宅では使われることが少ないアイアン装飾ですが、形状が自由で風合いが良く海外の住まいではよく見るアイテムです。
階段手すりや窓飾り、外観のバルコニーや妻飾りなど内外装に幅広く使えるデザインです。
好きな国の住宅デザインをマネして、アクセント的に採り入れてみましょう。
・無垢材
一つの家を長く使うことが多い海外の住まいは、耐久性が高い無垢材を使うことが多いです。
合板フローリングのように複数の板を貼り合わせていないため、長年使ってもたわみにくいのが無垢材の特徴。擦り傷や凹みが風合いになり、使い込むほどに魅力が増していくのも人気の理由です。
フローリング・窓枠・建具・カウンターなど使える場所が多く、同じ木材やカラーで揃えると統一感が出て一層おしゃれに仕上がります。
・薪ストーブとえんとつ
海外らしいインパクトのある薪ストーブは、おしゃれなデザイン性に加えて実用性もあるのが魅力的。
アメリカン・フレンチ・北欧などどのテイストにもマッチしますし、遠赤外線の暖かさは体にもやさしく根強いファンが多いです。
屋根から飛び出す煙突は外観の可愛いアクセントにもなります。これから子育てを迎えるご家庭なら、「サンタさんが来る煙突のある家」にしてみるのはいかがでしょうか?
・カバードポーチ
玄関とつながる広い屋根付きのポーチは、アーリーアメリカンテイストで定番のデザインです。
雨の日の出入り時の実用性もあり、天気が良いときのアウトドアリビングとしても活躍してくれます。
西部劇などアメリカ開拓時代の雰囲気がお好みなら、ぜひ採り入れてみてください。
■まとめ:洋風デザインを上手に採り入れて理想のマイホームを
国産住宅にはない上品なおしゃれさとオリジナリティを出せる洋風の家。海外ならではの間取りや素材感を上手に取り入れて、素敵なマイホームを目指しましょう。
茨城県で本格的な洋風の家をご検討の際は、私たち四季彩建設にもご相談ください。
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