絵本の中に出てくるお城のようなお家にあこがれたことがある方は多いのではないでしょうか。日本で建てるとなると費用や法規制などが気になるところですが、ちょっとした工夫で西洋のお城っぽい雰囲気に仕上げることができます。
今回は派手過ぎず日本の街並みにもマッチする、お城みたいな輸入住宅の写真をご紹介します。
内装・外観をお城っぽく仕上げるおすすめの間取りや、おしゃれに仕上げるコツも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.海外のお城みたいなお家で素敵な暮らし
2.お城みたいな輸入住宅実例
3.お城みたいな家のおすすめ間取り&デザイン
4.お城風の家をおしゃれに仕上げるポイント
1.海外のお城みたいなお家で素敵な暮らし
本物の西洋風お城のようお家を建てるのは予算や技術面のハードルが高いですが、上手に要素を取り入れてお城風のデザインに仕上げることは難しくありません。
外壁のカラーや材質、建物のシルエットや窓に工夫するだけでも、お城のようなイメージに近づけることができます。
内装やインテリアの工夫次第では、リビングや寝室も十分お城風の仕上がりになります。日本の街並みにもマッチして予算面もムリのない、等身大のマイホームでお城デザインを目指してみませんか?
2.お城みたいな輸入住宅実例
さっそく実際に建てた輸入住宅の中から、お城風のデザインを上手に採り入れた実例をピックアップしてご紹介します。外観・内装ともにデザインの工夫に注目してみてくださいね。
一般的なサイズの二階建て住宅ですが、シルエットや窓の形、外壁材の工夫で可愛らしいお城風に仕上げました。
三角形のトンガリ屋根とドーマー窓の組み合わせは、ヨーロッパで多いお城の屋根を連想させます。アクセントの石張り外壁も堅牢なお城のイメージで、バルコニーも生活感なくスッキリした印象です。
鮮やかなレッドをあしらった折り上げ天井のリビングは、薪ストーブやシャンデリアでお城のホールのような雰囲気に。ビンテージ感のある無垢フローリングも、ワクワクする組み合わせです。
外観のアクセントにもなっている飛び出した小部屋は、斜め張りのタイルで特別なイメージになりました。プリンセス気分を味わいながらお昼寝なんていかがでしょうか?
ヨーロッパ風の置き型バスタブも、お城気分でバスタイムを盛り上げてくれます。
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3.お城みたいな家のおすすめ間取り&デザイン
・吹き抜け
高い天井の吹き抜けホールは、一般住宅でありながらお城を訪れた時のような開放感を感じさせてくれる間取りアイデアです。高い位置に窓を配置できるので、リビングやキッチンを明るくできるのも吹き抜けの魅力。
建物を支える梁や柱をあえて露出させて、力強さや風格を演出するのもお城っぽくておすすめ。デザインバリエーションが豊富なので、おしゃれなお部屋を目指すならぜひ検討した間取りの一つです。
・リビング階段
西洋のお城と言えば、ゴージャスなデザインの階段をイメージする方も多いのではないでしょうか。リビング階段はただの通路ではなくデザイン性をプラスすることができ、空間に広がりが出る人気の間取りデザインです。
手すりや階段の踏板の材質・カラーにこだわれば、お城のような風格のあるデザインに仕上げることもできます。上でご紹介した吹き抜けとの相性も良いので、積極的に組み合わせてみましょう。
・レンガやタイル
西洋のお城や住宅で昔から使われているレンガ・タイルなどの焼き物は、伝統や重厚感を演出するのにピッタリな建材です。
例えば外観なら、駐車場のコンクリート土間やブロック塀をレンガ・タイルに置き換えるだけでも、グッとお城っぽい雰囲気に近づきます。外壁の一部をレンガや石材に切り替えてアクセントにするのもおすすめ。
内装でも水回りや薪ストーブの土台など、部分的にレンガやタイルを使うと素敵なアクセントになります。壁の一面だけレンガで仕上げて、淡い光で照らしてあげるのも西洋風の定番デザインテクニックです。住まいの内外にさりげなく採り入れて、歴史ある雰囲気に仕上げてみましょう。
・ドーマー窓
屋根の途中からちょこんと飛び出すドーマー窓は、ヨーロッパのお城で多いトンガリ屋根のイメージづくりにぴったり。シルエットに立体感を与えることができるため、一般的なサイズの戸建て住宅でもお城のような重厚感を演出しやすいです。
高い位置に窓ができるため、明るいお部屋づくりにも効果的。外観を見て「何か足りない」と感じた時のちょい足しアクセントとしても活用してみて下さい。
・シャンデリア
華やかなデザインのシャンデリアは、お城風の内装を目指すなら欠かせない要素のひとつ。照明器具自体のデザインも素敵ですが、複雑に拡散する光のパターンも内装をグッと魅力的に見せてくれます。
よりリアルなお城感を演出するなら、キャンドルをモチーフにしたアンティークテイストのシャンデリアがおすすめです。シャンデリアを中心にして、壁付けのブラケットライトなどサブ照明もアンティーク調に統一するとさらにgood。
・アイアン装飾
加工の自由度がありデザインバリエーションが豊富なアイアン装飾も、お城風の内装・外観デザインの定番アイテムです。
室内ドアや収納扉、階段の手すりなどさまざまな場所に使えて、昔のヨーロッパのような統一感を出すことができます。
バルコニーや窓飾りなど外観のイメージづくりにも役立ち、新築でも歴史を重ねてきたようなデザインに仕上がります。アルミ製品よりサビには注意が必要ですが、定期的に塗装メンテナンスすれば問題ありません。
お手軽にお城っぽいイメージをつくれるアイテムなので、いろいろなところに使ってみましょう。
4.お城風の家をおしゃれに仕上げるポイント
・自然素材で構成する
お城の魅力をマイホームで再現するなら、昔ながらの無垢材や石材、タイルやレンガなどの焼き物を中心に構成するのが基本です。
樹脂やコーティングされた木材など現代的な素材はなるべく避け、昔からある建材をチョイスしてみましょう。金属もアルミやステンレスなど最近使われ始めた素材を避け、鉄や銅といった昔ながらの素材を選ぶとお城っぽく見えますよ。
内装はもちろん、テーブルやチェアなどお部屋に置くアイテムも同じようにチョイスしてみてください。
・広い土地に建てる
ヨーロッパのカッコいいお城を見ると、見晴らしの良い高台に建てられていることが多いですよね。日本で同じような立地に建てるのは難しいですが、なるべく広い土地に建てるとお城風のデザインがより魅力的に見えるのでおすすめ。
せっかくこだわった外観デザインが一日中日影に隠れてしまうのは残念ですから、なるべく南側が開けた土地をチョイスしてみましょう。
・ベースはシンプルに仕上げる
ゴージャスなお城を見ながらデザインを考えるとあれもこれも盛り込みたくなりますが、あくまでシンプルなベースにアクセントをプラスしてお城風に仕上げるのがおすすめです。
本物のお城のようなデザインはパッと目を引いて魅力的ですが、インパクトが強すぎると長く住んだとき飽きるパターンも少なくありません。内装・外観ともにベースはシンプルにして、アクセントでさりげなくお城のイメージをプラスしてみましょう。
・お庭と外観をセットで考える
マイホームの外観イメージは、建物単体ではなく玄関アプローチや塀、お庭とトータルで考えるのが基本です。本物のお城のようなゴージャスな外構にするのは難しいかもしれませんが、レンガや石材を上手に採り入れることでテイストを近づけることも可能です。
シンボルツリーやお花でヨーロッパテイストに見せることもできますので、お気に入りのお城の外構をマネしてみてください。
■まとめ:お城風デザインを上手に採り入れて理想のマイホーム
中世ヨーロッパのお城や街並みが好きなら、マイホームにもデザインを採り入れて理想のカタチに仕上げてみませんか?内装・外観ともにちょっとした工夫で、おしゃれなお城風デザインに仕上げることができます。日本の街並みにもマッチする程よいお城風デザインを考えてみましょう。
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