派手すぎず、シンプルなデザインでありながらも、外観をおしゃれにカッコよく見せてくれるアメリカンハウス。
まるでアメリカに住んでいるような、そんな素敵な外観の家に憧れるという方も多くいるでしょう。
そこでこちらのコラムでは、アメリカンテイストの家を検討中の方に向けて、アメリカンハウスの外観実例や外観の特徴、好みのテイストに仕上げるコツについてご紹介します。
こちらの記事を通して、理想のアメリカンハウスを建てるためのポイントを学んでみましょう。
目次
参考にしたい!アメリカンハウスの外観実例集
”アメリカンハウス”とひと言でいっても、アメリカンスタイルの家にはさまざまなテイストがあります。
まずは、代表的な4つのスタイルを実例とともにご紹介します。
・伝統的で素朴なアーリーアメリカンスタイル
アメリカンハウスの代表格とも言えるのが、「アーリーアメリカンスタイル(Early American Style)」の家。
アーリーアメリカンスタイルは、17〜19世紀後半のイギリス植民地時代に流行したスタイルを指しており、「コロニアル様式」とも呼ばれます。昔の古き良きアメリカを思い起こさせる”懐かしさ”や、落ち着いた威厳のある雰囲気が特徴です。
こちらは、アーリーアメリカンスタイルの平屋。グリーン系のアースカラーでまとめられた外観は、ナチュラルでどこか素朴な雰囲気を感じさせるお家。
広々としたカバードポーチ付きで、開放感もたっぷり。屋根に並んだ煙突と、2つのドーマー屋根が外観のアクセントに。
こちらは、18世紀初頭に執筆された長編小説『赤毛のアン』の家をイメージしています。三角屋根とコントラストのあるグリーンと白の外壁で、かわいらしさも感じられるお家です。
アメリカンハウスの外壁には、白や爽やかで明るい色をメインカラーに取り入れるのが基本。アーリーアメリカンスタイルの場合は、その中でも特に自然を連想させるカラーが似合います。
・爽やかさ溢れるカリフォルニアスタイル
つづいては、西海岸を思わせるカリフォルニアスタイルの家。
降り注ぐ太陽光をパッと反射してくれる、爽やかなホワイトカラーが特徴。日々気分をグッと上げてくれるような、明るく開放的な外観です。
海辺を連想させるカリフォルニアスタイルにするには、外構づくりもポイントのひとつ。ビーチを思わせるような南国系の植木を設けたり、サーフボードを置いてみると雰囲気がガラッと変わります。
・どこか懐かしさを感じるファームハウススタイル
3つ目は、田舎の農家を連想させる「ファームハウススタイル」の外観。
リラックスした雰囲気と、自然と調和したあたたかみのあるスタイルが特徴です。真っ白な外壁に、カバードポーチの天井はあえて木材をむき出しにしてみたり、観葉植物を飾ったりなど、ブラウンとグリーンのカラーがより映える外観に。
休日はハンモックで読書を楽しんだり、ゆったりとしたライフスタイルを叶えてくれるのがファームハウスの魅力です。
・憧れの大都会ニューヨークスタイル
大都会のニューヨークに建つ家を思わせるのが、「ニューヨークスタイル」。
都会の洗練された雰囲気と、クールでモダンなデザインが魅力のスタイル。こちらのお家は、ダークグレーのメインカラーと、白を組み合わせたモノトーン風の外観です。
黒やグレーの外壁は、重厚感と高級感のある見た目に仕上げてくれるほか、汚れが目立ちにくいといったメリットも。クールでスタイリッシュなアメリカンハウスにしたい方には、ニューヨークスタイルがおすすめ。
【関連記事】輸入住宅の外観にはどんなスタイルがある?おしゃれな外観【事例集】
アメリカンハウスの外観の特徴
ここからは、アメリカンハウスの外観の特徴を3つ解説します。アメリカンハウスの外観にするには、この3つのポイントを意識して家づくりを進めてみましょう。
・ラップライディングで立体感を演出
アメリカの住宅の外壁は「ラップサイディング」と呼ばれる、板を一枚ずつ重ねて張り合わせて仕上げていくデザインが主流です。
丁寧に板を張り合わせて仕上げた外観には立体感が生まれ、グッとおしゃれな雰囲気に見せてくれる効果が。
日本国内の一般的な住宅には見られないデザインのため、派手すぎない一方で、一味違うおしゃれな外観にできるのも嬉しいポイント。
・広々としたカバードポーチ付き
外観のつくりで言うと、広いカバードポーチ付きの家が多いのもアメリカンハウスのもう一つの特徴。
日本の戸建てでは、玄関前のスペースだけ屋根で覆われている造りが一般的ですが、玄関からつながるデッキの上まで、より広いスペースに屋根を設けた「カバードポーチ」があるのがアメリカンハウス。
屋外のスペースを広くとることで開放感のある見た目にできるだけではなく、DIYを楽しんだり、家族で食事やBBQを楽しんだりできるのも魅力です。
・ダブルハングウィンドウを左右対称に
窓のタイプや位置にも、アメリカンハウスならではの特徴があります。
日本の住宅では、横にスライドして開け閉めする窓が主流ですが、アメリカでは上下にスライドするタイプの「ダブルハングウィンドウ」の窓が一般的。
上げ下げ窓は、見た目がおしゃれなのはもちろんのこと、防犯面に優れていたり高い気密性が保てたりなど、機能性にも優れているというメリットがあります。
また、窓の位置は家を半分に分けたときに、左右対称になるようにバランス良く配置するのがオススメ◎
【関連記事】おしゃれなラップサイディングの施工例|海外デザイン注文住宅
好みのテイストに仕上げるコツ
最後にアメリカンハウスの外観を、自分好みの理想のテイストに仕上げるためのポイントを3つお伝えします。
・理想のスタイルを決めよう
まずは、自分の理想のスタイルを決めましょう。アメリカンハウスには、アーリーアメリカンやファームハウススタイル、ニューヨークスタイルなど、さまざまなテイストがあります。
すべてのスタイルに共通する特徴はあるものの、各スタイルによって、最適な外壁の色や外構のデザインも異なってくるため、まずは目指したい家のイメージを明確化するところから始めてみましょう。
・外壁の色選びは慎重に
理想のスタイルが決まったら、つぎに重要なポイントは「外壁の色選び」。
アーリーアメリカンスタイルなら、白、薄いブルーやグリーンなど、自然をイメージさせるような落ち着いた色味を選びましょう。カリフォルニアスタイルは、真っ白な外壁が定番色。海辺を連想させる明るい水色をアクセントに取り入れてみるのもオススメ。
スタイリッシュなNYスタイルにする場合は、ブラックやグレーでスタイリッシュな都会の雰囲気を演出してみましょう。
・細部のデザインにもこだわって
外壁だけではなく、意外と外観のイメージを左右する重要なポイントになるのが、細部のデザイン。
アメリカンハウスの場合は、レトロな雰囲気を感じさせるアイアン製の素材を、玄関ドアの取っ手や照明器具に取り入れてみるのがオススメです。
また、アメリカンハウスの特徴の一つであるカバードポーチの柱や、フェンスのデザインにもこだわってみましょう。
おしゃれなアメリカンハウスを建てるなら、四季彩建設へ
こちらのコラムでは、アメリカンハウスの実例や特徴を紹介しながら、理想の外観づくりにおける重要なポイントをまとめて解説しました。
アメリカンハウスにするための外観デザインの特徴を学んだあとは、ぜひ理想の家づくりへの第一歩を進めていきましょう。
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