「輸入住宅を建てたいけれど、内装をおしゃれに仕上げるにはどうしたらいいか分からない」という方はいませんか?
こちらのコラムでは輸入住宅の内装の特徴をまとめて解説し、理想のおしゃれな内装に仕上げるポイントも合わせてご紹介します。
後半ではさまざまな国の内装実例をたっぷりとご紹介しますので、どのようなスタイルの家にしようか迷っているという方もぜひ参考にご一読ください。
輸入住宅とは?
輸入住宅とは、海外設計の住宅をそのまま国内で建てた家のことを指しています。家の工法から建材、外観・内装に至るまで、すべて海外設計のものが取り入れられています。
海外と言っても、一般的には北米・ヨーロッパ地域のデザインが取り入れられており、「国内にいながらアメリカやヨーロッパのようなおしゃれな家に住みたい」という方にぴったりなのが輸入住宅です。
輸入住宅の内装の特徴
こちらでは、輸入住宅の内装に見られる特徴を実例写真とともにまとめてご紹介します。
・無垢材フローリング
国内の一般的な住宅では、木材を接着剤で貼り合わせた「集成材」のフローリングがよく見受けられますが、輸入住宅では自然木をそのままくり抜いて形を整えた「無垢材」のフローリングを使用します。
無垢材は木の温かいぬくもりが感じられると同時に、素足で歩くと自然木の柔らかな感触が伝わり冬でも足元が冷えにくくなります。木の色味によって、明るく見せたり上記のように濃い色味で落ち着いた雰囲気にすることもできます。
・自然素材の塗り壁
輸入住宅の内壁は、珪藻土や漆喰などの自然素材を使い「塗り壁」で仕上げます。一般的な住宅ではクロスを用いることが多くありますが、人の手で丁寧に塗り仕上げていく塗り壁は、どこか温かみを感じる優しい風合いのある雰囲気に。
・アーチ型の天井
輸入住宅によく見られるのが「アーチ型天井」。上記の写真は、リビングとダイニングを仕切るための天井をゆるやかなアーチ状にしています。
玄関ホールから廊下へつづくところにアーチ型天井をさりげなく取り入れる内装も、輸入住宅ではよく見られます。アーチ型の天井は、どこか遊び心を感じるおしゃれな空間に仕上がるのでおすすめ。
・モールディング装飾
モールディング装飾とは、床と天井、壁と天井、壁と床の境目などに施す「光と影の陰影が美しい縞模様の輪郭」のこと。特にヨーロッパの建築物でよく見かけるデザインですよね。
取り入れ方としては上記の事例のように腰壁の装飾として、または壁と天井のつなぎ目に施したりします。
廊下以外にも洗面台などの水回りに取り入れると、高級感のあるホテルライクな仕上がりに。
・水回りのタイル使い
輸入住宅では、キッチンや洗面台周りにカラフルなタイル装飾が取り入れられています。ピンクやオレンジ、ブルーなどお好みの淡いカラーで装飾すると、おしゃれでレトロな空間に。
・アイアンづかいの建具
ヨーロッパで生まれた鍛鉄技術で、ベランダや階段の手すりなどの装飾建材として使われているのが「ロートアイアン」。輸入住宅では外観にも内装にも、このアイアン装飾が頻繁に使われています。
階段やドア、家具にさりげなく取り入れてみると、海外デザインのおしゃれな空間に。
・マントルピース
マントルピースとは、暖炉の装飾のこと。アメリカやヨーロッパの家ではリビングなどに、インテリアの一部としてこのマントルピースのデザインが取り入れられています。
素材やデザインによって、上記のようにスタイリッシュな雰囲気にも合わせることができます。
・アンティーク調の照明
海外の家をグッとおしゃれに見せてくれる存在が、アンティーク調の照明器具。上記のように、吹き抜けの高い天井やダイニングテーブルの上にシャンデリアを飾ると、一気に華やかな空間に。
他には、キッチンカウンターの上にペンダント式の照明をぶらさげるのもオススメです。
【関連コラム】
・腰壁モールディングで海外風の内装に。デザインの考え方や実例を紹介
・無垢材フローリングのメリット・デメリットって?種類やお手入れ方法も解説
輸入住宅の内装をおしゃれに仕上げるポイント
さてここからは、輸入住宅の内装をおしゃれに仕上げるためのコツを3ステップに分けて解説します。
・スタイルを決める
まずは、家全体をどのようなテイストでまとめるかを決めましょう。
輸入住宅と言っても、アメリカスタイル、フレンチスタイル、北欧スタイルなど、さまざまな国のスタイルがあります。どの地域のテイストが自分の理想とする家に近いのかを考えてみましょう。
各スタイルの特徴や雰囲気がいまいち分からないという方は、この記事の後半でスタイルごとの実例写真を紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
・事例写真をチェックする
スタイルが定まったら、建築会社のサイトやSNSなどに記載されている事例写真をチェックしてみましょう。
そのスタイルならではの内装の特徴を掴んで、内装デザインやインテリア選びの参考にしてみましょう。気に入った事例を紹介している会社があれば実際にモデルハウスへ足を運び、間取りやデザインについてなどさらに細かくチェックしてみるのも良いでしょう。
・輸入住宅のプロに相談する
施工を依頼する会社を選んだら、内装についてはその道のプロである担当者に相談してみましょう。
会社によっては内装だけではなくインテリアまでトータルコーディネートでさまざまな提案をしてもらえるところも。理想のイメージを正確に伝えたうえで、実現するためにはどのように家づくりを進めていくべきか担当者と話し合ってみましょう。
【関連コラム】輸入住宅の外観にはどんなスタイルがある?おしゃれな外観【事例集】
さまざまなスタイルの輸入住宅【内装実例】
最後に、輸入住宅の代表的なスタイルについて内装実例をたっぷりとご紹介します。
・アメリカンスタイル
自然素材をふんだんに使ったアメリカンスタイルの家。シンプルなモールディング装飾が施されているナチュラルで居心地の良い空間。
LDKはダークネイビーと白を基調としたスタイリッシュな雰囲気も感じられる空間に。
L字型キッチンは広々と使えて収納もたっぷり。
2箇所の洗面台を設置して、同時に2人が使えるようにしています。まるでホテルに住んでいるかのような高級感があります。
・フレンチスタイル
白と木材のブラウンの色味でまとめた優しい風合いの内装が、フレンチスタイル。
カーテンレールや家具の一部にブラックを少しだけ取り入れて、メリハリのある配色に。
U字型の白いキッチンは、広々と使えるうえに移動が少ないので家事ラクに。大理石風のタイル装飾で、高級感もプラスしました。
・ブリティッシュスタイル
こちらは、無垢材をふんだんに取り入れたブリティッシュスタイルの内装。2階へと上ると・・
キッチンとダイニングが。ティンバーフレームの梁をそのまま剥き出しにして、天井の高いダイナミックな空間に。
腰壁から収納棚、窓枠のフレームに至るまで、すべて無垢材で統一されています。レトロな照明器具は、シャビー感があってとってもおしゃれ。
・北欧スタイル
こちらは北欧スタイルの内装。ナチュラルで爽やかな雰囲気が北欧スタイルの特徴。
LDKは白と爽やかなブルー、植物のグリーンでまとめた明るい雰囲気に。
グリーンの内壁がアクセントのお部屋。北欧テイストにするなら、淡い優しい色味でまとめるのがおすすめです。
茨城で海外デザインの輸入住宅を建てるなら、四季彩建設へ
いかがでしたか?こちらのコラムでは、輸入住宅の内装の特徴やおしゃれに仕上げるコツ、実例などをご紹介しました。
わたしたち四季彩建設は茨城にて、フレンチスタイルやブリティッシュスタイルなど、さまざまな海外デザインの自然派輸入住宅をお届けしております。
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