「室内のドアの色は、バラバラでもいいのか」と、住まいづくりの際に悩まれる方は多いのではないでしょうか。
ドアの色選びやコーディネート方法を誤ると、室内全体が素敵に見えない場合があります。
そこで今回は、ドアの色がバラバラでも調和させるためのポイント、後悔しないための色選びのコツを解説します。
内装を工夫して空間全体の統一感を保ちながら、住む人の個性が光る部屋を目指しましょう。
コラムのポイント
- 室内の色がバラバラでもいいいのか、悩む理由を確認しましょう。
- ドアの色がバラバラでも素敵に見せる方法はあります。
- 室内のドア選びに迷ったら、室内の色や用途、光の入り方を参考にしましょう。
- ドアの色を変えることはできますが、一般の方の施工は難しいため、新築時に慎重に選びましょう。
目次
室内のドアの色は、バラバラでもいいのか
室内のドアの色は、バラバラでも問題はありません。
ただし、空間全体の統一感を欠いたり、おしゃれに見えなかったりと目指すインテリアからかけ離れる可能性があります。
空間の目的やデザインによって、ドアの色がバラバラな方が個性を引き立てることもありますが、色や素材感など全体の調和が重要です。
室内のドアの色がバラバラで悩む理由の例
室内のドアの色がバラバラだと悩む理由は、下記のように主に3つあります。
内装選びの際に、参考になさってください。
床とドアの色が違う
床とドアの色が異なることで、色の対比が目立つ場合があります。
コントラストがかえって素敵に見える場合もありますが、色のトーンや質感が大きく異なると、バランスが取れず落ち着かない空間になります。
クローゼットとドアの色が違う
クローゼットの扉とドアの色が異なるのも、視覚的に違和感を覚える場合があります。
クローゼットが大きな面積を占めていたり、居室にあったりすると、その色違いが気になるため注意が必要です。
インテリアと調和しづらい
床やクローゼットの扉以外にも家具や壁とドアの色が合っていない場合、全体のコーディネートが不自然に見える可能性があります。
ドアの色がバラバラの場合、インテリアと調和しづらいため、統一感のあるおしゃれな空間づくりが難しくなります。
ドアの色がバラバラでも素敵に見せる5つの解決策
上記のようなお悩みの解決策として、この章では4つの素敵に見せる方法をご紹介します。
ドア選びの際にも役立ちますので、1つずつご確認ください。
解決策1.|色のトーンをそろえる
異なる色を使っても、色のトーン(明るさや鮮やかさ)を合わせることで、バラバラな印象を和らげます。
例えば、下記のような方法を取り入れましょう。
- 全てのドアを、シックなダークトーンでそろえる。
- 全てのドアを、柔らかな印象のライトトーンでそろえる。
解決策2.|共通のデザインや色を取り入れる
ドアの色が違う場合でも、ドアの取っ手やフレーム、装飾の色などをそろえれば、統一感が生まれます。
例えば、下記のようなアクセントを取り入れましょう。
- ドアノブをゴールドで統一する。
- ドアノブのデザインをそろえる。
- ドアの装飾を統一する。 など
解決策3.|インテリアスタイルを統一
ドアの色がバラバラでも、インテリアスタイルを統一すると素敵な空間に仕上がります。
テーマを決めて内装やインテリアを整えましょう。
例えば、下記のような方法があります。
- ドアの一部に、内装と同素材(木やガラス)を使用する。
- テイストに合わせて、ドア全体のデザインを統一する。など
こちらの記事でも、内装を選ぶポイントや施工事例を詳しく解説しています。
合わせて、ごらんください。
【関連記事】フレンチスタイルで上質感のある部屋づくり|内装・家具選びのポイントとインテリア実例
解決策4.|壁や床をシンプルにする
ドアの色がバラバラの場合は、部屋の大きな面積を占める壁や床をシンプルデザインにするとバランスがよくなります。
空間全体の調和を考慮し、ドアがアクセントとして際立つようインテリア計画しましょう。
例えば、下記のようなアイデアがあります。
- 床材の樹種や色味を統一する。
- 無地のクロスなど壁をシンプルにする。など
解決策5.|フレームのみ色を変える
ドアの色は統一しつつ、フレームの色のみバラバラにする方法もあります。
アクセントカラーを取り入れることで、部屋の用途によって色分けできるため便利です。
上記のような方法を取り入れれば、ドアの色の違いをうまく活かしながら、素敵な空間を作れます。
次の章では、ドアの色選びのコツを3つのポイントに分けて解説します。
後悔しない室内ドアの色選びのコツ
ドアの色がバラバラでも素敵に見えるよう、内装決めの際には慎重に色選びしましょう。
下記のポイントを押さえれば、おしゃれなだけでなく、居心地のよい空間が作れます。
室内の色と調和させる
壁や床、家具の色と調和する、ドアの色を選びましょう。
ベースはホワイト、ベージュ、グレーなど、内装やインテリアテイストに左右されない、シンプルで飽きのこないニュートラルカラーがおすすめです。
光の入り方を考慮する
部屋の光の入り方によって、ドアの色を選ぶとより居心地のよい空間になります。
例えば、日当たりのよい部屋ではシックな色を選び、暗めの部屋には明るい色や白やアイボリーなど光を反射する色を選ぶと空間になじみます。
部屋の用途に合わせる
部屋の用途に合わせてドアを選ぶことで、違和感のない空間づくりが叶います。
リビングやダイニングには、色味を抑えた落ち着いた色、寝室にはリラックス感のある柔らかな淡い色を選ぶと快適に過ごせますよ。
建具の色を変える方法|塗装・ラッピング・クロス貼り
最後にこの章では、ドアの色がバラバラでどうしても統一したい場合に役立つ、建具の色を変える方法をご紹介します。
ドアの色を変える方法 | 具体例 |
塗り替える | 既存の建具に、ペンキなどで塗装する。 |
ラッピングする | リフォームのように、フィルムを使用して色だけでなく質感も変える。 |
クロスを貼る | 木製の建具にDIYクロスを貼ることで、色を変える。 |
ただし、上記の方法は一般の方の施工は美しく見えなかったり、安全性に問題があったりと課題もあります。
ドアの色をそろえたい場合は、プロに相談し取り替えや、施工をしてもらいましょう。
新築時にドアの色や素材、デザインを慎重に選ぶことで、後悔のない住まいづくりができます。
こちらの記事でも、室内ドアとともにコーディネートしたい、ステンドグラスの窓デザインについて解説しています。
合わせてごらんください。
【関連記事】イギリスの窓デザインが多彩な理由とは|窓税との関係やステンドグラスの特徴・魅力を解説
注文住宅を数多く手がけてきた四季彩建設は、お客様のご希望をおうかがいしながら、おしゃれで居心地のよい住まいをご提案いたします。
お気軽にお問い合わせください。
茨城でドアなどの内装にこだわった住宅を建てるなら四季彩建設へ
この記事では、ドアの色がバラバラでも調和させるためのポイント、後悔しないための色選びのコツを解説してきました。
内装の中でも、室内ドアは部屋の印象を左右する重要な要素です。
ドアの色をバラバラにして個性を出した空間も、工夫次第で素敵に見せられます。
わたしたち四季彩建設は、茨城にて主婦目線の家づくりを意識した「自然派輸入住宅」を手がけております。
海外住宅の魅力を最大限に活かしつつ、日本ならではのライフスタイルにアレンジした住み心地の良いおしゃれな住まいをお届けいたします。
茨城でドアなどの内装にもこだわったおしゃれな住宅をご希望の方は、ぜひ「四季彩建設」にご相談ください。
地元密着・年間棟数を10棟に限定したスタイルで、お客様と一緒に理想の住まいづくりをお手伝いいたします。
四季彩建設の【施工事例】はこちらからごらんいただけます
茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインをご体感いただける自社モデルハウスもご用意しております。
「初めてで、何もわからない」お客様にも、ご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いご提案いたします。
スタッフ一同、お客様のお越しを心よりお待ちいたしております。