スペースを有効活用できる間取りとして、「廊下がない家」が注目されています。
動線がシンプルになり、居住空間を広く確保できる一方で「失敗した」と後悔するケースも考えられます。
そこでこの記事では、廊下のない家のメリット、失敗を防ぐための注意点や解決策、おしゃれな間取りのアイデアについて詳しく解説します。
廊下をなくして部屋を広く使いたい方や、シンプルな動線を検討中の方に役立つ記事ですので、ぜひ最後までごらんください。
コラムのポイント
- 廊下がない家は、省スペースが叶い空間を無駄なく活用できます。
- 廊下がない家で「失敗した」と感じないための注意点、解決策をお伝えします。
- おしゃれな間取り術も確認し、マイホーム計画に生かしましょう。
目次
廊下がない家のメリットとは
はじめに、この章では廊下がない家のメリットを3つご紹介します。
省スペースが叶ったり、コストが抑えられたりと廊下がない家ならではの利点を知り、マイホーム計画に生かしましょう。
居住スペースを無駄なく活用できる
廊下をなくすことで、リビングや各部屋を広く確保でき、開放的な空間を実現しやすくなります。
コンパクトな家でも無駄のない間取り作りが叶うのが魅力です。
家族のコミュニケーションが取りやすい
廊下がない間取りは部屋同士が直接つながるので、自然と家族が顔を合わせる機会を増やせることも利点です。
特にリビングを中心とした間取りにすると、家族のコミュニケーションが取りやすくなります。
コストを抑えられる可能性がある
廊下を省くことで、建築コストやメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。
例えば、廊下がないことで壁やドアの設置が減り、その分内装や設備に予算をまわしてデザイン性や機能性を充実させることも可能です。
廊下がない家の失敗ポイント|注意点と解決策
廊下がない家はメリットも多いですが、動線やプライバシーの確保などに課題があります。
注意点と解決策も確認し、住まいづくりの参考になさってください。
生活動線に課題がある
廊下をなくすことで居住空間を広くできる一方で、部屋同士が直接つながるため、動線が複雑になりがちです。
例えば、下記のようなケースが考えられます。
- リビングを経由しないと他の部屋へ行けない。
- 家族のプライバシーが確保しづらい。
- 生活音が気になる可能性がある。など
解決策
廊下がない家では、生活動線が複雑になる可能性もあるため、回遊を意識した設計が重要です。
例えば、リビングを経由せず各部屋へアクセスできる間取りにすることで、移動のストレスを軽減できます。
さらに、部屋の配置を生活空間とプライベート空間にゾーニングすることで、家族同士の動線が重ならずスムーズです。
プライバシーの確保が難しい
廊下がない家では、個室の扉を開けるとすぐにリビングやダイニングが見えてしまうケースが多く、プライバシーの確保に課題があります。
来客時に生活感が出てしまったり、日々の暮らしの中で不便を感じたりなどがないよう、対策をしておきましょう。
解決策
視線が抜けすぎないよう、扉付きの間仕切りやスライドドアを取り入れると、開放感を保ちつつプライバシーを守れます。
また、視線が気になる場所には壁や可動式パーテーションを設置し、来客時でもプライベート空間を確保できるようにしましょう。
さらに、設計段階で部屋の入口をリビングから少しずらすことで、直接視線が入るのを防ぎやすくなります。
生活音や匂いが広がりやすい
廊下がない家では、音や匂いが各部屋に広がりやすいため、寝室や書斎など静かに過ごしたい空間で不快に感じる可能性があります。
特に、キッチンの匂いが寝室に流れ込むと快適な睡眠が取りづらくなるため注意が必要です。
解決策
廊下のない家で生活音や匂いの広がりを抑えるためには、ドアで仕切る間取り設計が重要です。
特に寝室や書斎には、防音ドアや気密性の高い建具を採用することをおすすめします。
また、キッチンやリビングに換気扇や窓を設置し、匂いがこもることを防ぎましょう。
また、音の拡散を和らげるため収納棚のレイアウトを工夫することも有効です。
こちらの記事でも、パントリーを含む収納設計について解説しています。
合わせてごらんください。
【関連記事】おしゃれな「パントリー」でキッチンが変わる|可動棚の活用方法と便利アイテムをご紹介
廊下がない家で失敗しない|おしゃれな間取り術
最後にこの章では、廊下のない家で「失敗した」と感じないための間取り術をご紹介します。
おしゃれな住まいづくりの参考になさってください。
視界の抜けを作り開放感を演出する
廊下のない家は下記のような点に配慮し開放感を演出しましょう。
- 吹き抜け
- 室内窓
- ガラスドア など
視線が抜ける設計にすると、おしゃれで開放的な空間が実現します。
さらに、壁の色や床材を明るい色(白やライトベージュなど)で統一することで、より広く感じられ洗練されたデザインに仕上がります。
こちらの記事でも、快適に暮らせる間取りや内装について詳しく解説しています。
合わせてごらんください。
【関連記事】DENのある間取りが魅力的な理由とは|特徴・サービスルームとの違い・取り入れる際の注意点を解説
収納不足を解消し生活感を抑える
廊下がない家は収納が不足しがちなので、「失敗した」と感じる可能性があります。
下記のような機能を取り入れると、生活感を抑えながら収納不足も解消できますよ。
- 壁面収納
- 造作家具
- 階段下スペースを活用する など
リビングや玄関になじむ、シンプルデザインの収納を設置すると、生活感を抑えながらすっきりとした印象に仕上がります。
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茨城でおしゃれな廊下のない家を建てるなら四季彩建設へ
この記事では、廊下のない家のメリット、失敗を防ぐための注意点や解決策、おしゃれな間取りのアイデアについて詳しく解説してきました。
廊下がない家は、スペースを有効活用できる魅力的な間取りですが、プライバシーの確保や生活動線の工夫が必要です。
失敗しないためには、ゾーニングを意識した間取り設計や収納の配置、採光・通風の工夫を行うことがポイントになります。
記事を参考に、理想の住空間をデザインしましょう。
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