おしゃれな新築の外観

「家は何軒か建てないと分からない」と言われるくらい、新築の間取りづくりは難しいものです。しかし何千万円もするマイホームを何軒も建てるのは、現実的ではありません。

初めて家を建てる際も、私たち工務店とお客様でじっくり話し合い、間取りにこだわれば理想のマイホームにすることは可能です。

今回は初めての家づくりで失敗しないためのコツや、暮らしやすくするための間取りアイデアなどをご紹介します。人気の間取りや、実際の注文住宅実例も写真付きで解説しますので、間取りづくりにお役立てください。

 


目次
1.はじめて家を建てるとき失敗しないために
2.注文住宅の自由な間取り実例
3.令和の新築人気間取り
4.暮らしやすい間取りづくりのポイント
5.令和に建てるならどんな場所が良い?


 

1.はじめて家を建てるとき失敗しないために

新築途中の様子

まずは、はじめての家づくりで失敗を防ぐための基本的な取り組みかたをご紹介します。

 

・間取りに納得いくまでこだわる

家づくりでは土地探しや資金計画、引っ越し準備にお子さんの転入学手続きなどさまざまな労力がかかります。日々の生活にくわえてこれらをこなすのは大変ですが、間取りづくりは妥協せず納得できるまでこだわりましょう。

いま借りているお住まいの更新月やお子さんの新学期は引っ越しの良いタイミングですが、焦って間取りに妥協すると後悔が残ってしまうことも。賃貸の更新料がかかるのは痛手ですが、一生暮らす家の間取りを失敗してしまう方がつらいことです。

間取りの後悔や失敗を防ぐためには、最初に余裕を持った計画を立てることが大切。私たち工務店とじっくり計画を練り、無理のないペースで間取りを煮詰めていきましょう。

 

・事例の間取りをそのまま使わない

雑誌やインターネット上には素敵な新築事例がたくさんありますが、気に入ったからといってそのまま採り入れるのはおすすめできません。

一人として同じ人間はいないように、家族にとって暮らしやすい間取りは一軒ごとに違います。家族の人数、仕事、趣味などのライフスタイルに合わせた間取りづくりをすることが大切です。

このあとご紹介する事例なども含めて、間取りを参考にするときは実際の生活をリアルにシミュレーションしましょう。お友達や親戚のお住まいを見せてもらうときも同じです。自分たちの生活に合う部分と合わない部分を見極め、カスタマイズしながらプランに採り入れると暮らしやすい理想の家に近づきます。

 

・土地と間取りはセットで考える

どんなに素敵な間取りの家も、建てる土地の特性にあっていないと不満や後悔が発生してしまいます。例えば南側に大きな窓のあるリビングをつくっても、山や建物の影だと自然光や景色を楽しめません。新築住宅の間取りを考えるときは、図面だけでなく周囲の環境も含めて考えることが大切です。

これから土地探しに取り組む方は、「建てたい家のイメージ」にあった土地を工務店と一緒に探しましょう。相続や建て替えなどで土地を持っている方は、周辺環境に合わせた家づくりを得意とする施工店を探してください。

 

2.注文住宅の自由な間取り実例

私たち四季彩建設が実際にお手伝いした注文住宅実例の中から、間取りづくりの参考になるおうちをピックアップしました。

 

【事例1】

おしゃれな梁見せ天井のリビング

スタンダードな縦長リビングの間取りは、梁見せのおしゃれな天井デザインで可愛らしく演出。木目の暖かさを感じるフローリングや窓枠なども統一し、全体的に高級感を与えています。

 

コの字型の造作キッチン

ワークスペースが大きくお料理効率の良いコの字型キッチンは、無垢材とタイルを使ったオーダー仕様。お料理スタイルに合わせた使い勝手の良さと、世界に一つだけのオリジナルデザインが気分を高めてくれます。

【事例詳細はコチラ】

 

 

【事例2】

古民家風の新築外観

古民家風の外観はシックにまとめて、いつまでも飽きずに長く愛せるデザインに。

 

広いリビング

大きなリビングはビンテージ感のあるウッディな仕上げで、対面カウンターの収納など使い勝手もしっかり充実させています。

 

新築の本格的な和室

お部屋によってイメージを変えていて、本格的な和室も設置。同じ住まいの中でもいろいろなテイストを楽しめます。

【事例詳細はコチラ】

 

3.令和の新築人気間取り

大きなライフスタイルの変化がみられる令和時代の暮らしにピッタリな、人気の間取りをご紹介します。

 

・広いリビング

広い吹き抜けリビング

大人から子供までおうちで過ごす時間の増加に伴い、広いリビングを求める方が増えています。特に在宅ワークに対応するため、広いリビング内にワークスペースを確保するケースが多いです。断熱材やペアガラスなどの性能がアップして、冷暖房効率など広い部屋のデメリットが少なくなったのも広いリビングが増えている理由です。

リビングが広いと、ソファやダイニングテーブルなどのレイアウト自由度が高くなるのも魅力的。季節や気分に合わせて模様替えを楽しめますし、お子さんの成長によるライフスタイルの変化にも対応しやすいです。

 

・オーダーキッチン

おしゃれな造作キッチン

最近のシステムキッチンは昔のようにただ箱を組み合わせるだけでなく、使い勝手に合わせてサイズやレイアウトを調整できるセミオーダーシステムが主流。

利き手やお料理のスタイル、家族の人数によっても最適なキッチンレイアウトは変わってきます。必要な装備を必要な場所にカスタイマイズすることで、毎日のお料理を楽しく効率的にこなせますよ。さらにオリジナリティと使い勝手を追求するなら、私たち施工店と一緒につくるフルオーダーの造作キッチンもおすすめです。

 

・リビング和室

おしゃれな和室

リビングの中や隣に設ける和室や畳スペースは、利便性が高くおすすめの間取りです。カーペットやラグを敷かずに横になれて、布団を敷けば寝室になるなど多目的な使い勝手が魅力。クッションを用意するだけで多人数の来客にも対応できるため、洋室のように来客用のチェアも必要ありません。

遊んでいるお子さんの様子がリビングから見えやすいため、子育て世代の方にもおすすめです。たくさんの洗濯物を広げながら畳んだり、アイロンをかけたりと効率的な家事スペースにもなります。

和のイメージを抑えてフローリングになじませることもできますので、デザイン面も心配ありません。オリジナリティのあるアクセントにして、おしゃれに仕上げることも可能です。

 

・ウッドデッキ

大きなウッドデッキのある家

リビングとお庭をつなぐウッドデッキは、晴れた日の気持ち良いプライベートスペースとして人気の高い間取り。お子さんやペットが元気に遊ぶスペースにもなります。布団やクッションを干す家事スペースとしても優秀です。

予算や工期が厳しい場合は後付けも可能ですが、リビングやお庭全体との兼ね合いも考えて間取りを考えておきましょう。

 

4.暮らしやすい間取りづくりのポイント

おしゃれな薪ストーブのリビング

建てたあとの後悔や失敗を防ぎ、暮らしやすい間取りに仕上げるためのコツやチェックポイントを解説します。

 

・プライベートスペースの確保

家族全員が快適に暮らすためには、仕事・趣味・勉強など自分の時間を過ごせるプライベートスペースの確保が重要です。

ただ1人1部屋を確保するだけでは、全員が部屋にこもりきりで寂しい家族になってしまいます。家族間でコミュニケーションをとりつつ、お互いの時間も過ごせるようなバランスの空間が必要なのです。

例えばリビングに畳の小上がりを設けておけば、同じ空間をゆるやかにゾーニングできます。眺めの良いウッドデッキをつくって、アウトドアリビングとしてプライベートスペースに活用するのもいいですね。

単に部屋数を増やすのではなく、間取りの工夫でパブリックスペースの中にプライベートスペースを作ってみましょう。

 

・老後を見据えたバリアフリー設計

住まいの寿命が伸びている現代では、建てるときだけでなく老後まで見据えた間取りづくりが求められます。

足腰が弱ってくる老後は住み替えも選択肢の一つですが、資金や体力を考えるとあまり現実的ではありません。できれば慣れ親しんだ環境と住まいで、快適に暮らすための準備をしておくのが望ましいです。

室内の段差をなくしておくのはもちろん、玄関アプローチや勝手口など外部出入り口のバリアフリー対応も重要です。将来的にスロープや手すりを設置できるように計画しておくと、リフォーム費用を抑えて老後対応しやすくなります。1階で生活が完結するようにしておけば、階段の上り下りが難しくなっても暮らし続けられます。

まだ若いからと後回しにせず、老後も暮らしやすい間取りの工夫も考えてみましょう。

 

・図面で分かりにくいポイントをチェック

新築住宅の間取りは、平面図やイメージパースだけ100%把握するのは難しいです。特に見逃しやすい以下のようなポイントに注意が必要です。

  • ・コンセントやスイッチの位置
  • ・窓の高さや外部からの視線
  • ・収納の使い勝手
  • ・家具や棚を置いたときの通路幅
  • ・音とニオイの広がり
  • ・照明器具の配置とライティング

 

ここで挙げたポイントはあくまで一例ですが、間取りを考えるときの視点として覚えてみてください。こうした図面でわからないポイントは、なるべくリアルに行動や生活をシミュレーションしてみることでイメージしやすくなります。

 

5.令和に建てるならどんな場所が良い?

輸入住宅の外観

マイホームを検討するとき、間取りや外装デザインにくわえて「どこに建てるか」も重要なポイントです。特に働き方改革などによりライフスタイルが大きく変化している令和時代は、将来のことも考えなければいけません。

今後はリモートワークの普及により、おうちで仕事をする方が増えることが予想されます。在宅勤務が可能な職種の方の中では、大都市から少し離れた郊外エリアの新築需要が高まっています。通信教育やインターネット通販の普及もあり、郊外の不便やデメリットが少なくなっていることも理由の一つです。

子育てや老後の暮らしなども考えると郊外の新築はいろいろメリットがありますので、都会暮らしの方は選択肢の一つとしてぜひ検討してみてください。

 

まとめ:しっかりプランを練って、理想の間取りを作りましょう

理想のマイホームを建てるためには、自由に選べるプランと私たち施工店のサポートが重要となります。時間をかければ良いということではありませんが、焦らず納得いくまで考えて理想の間取りを考えましょう。

私たち四季彩建設は地元茨城県を中心に、すぐ駆け付けられる範囲に限定して住まいづくりをサポートしています。年間10棟に限定して、決してお客様を急かすことなく心から喜んでいただける住まいづくりを目指します。私たちと一緒に、じっくり理想のマイホームをつくってみませんか?

私たちスタッフが家づくりをサポート

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茨城県の石岡市には、自然素材をたっぷり使った自社モデルハウスをご用意しています。間取りのアイデアやデザインを体感できますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。

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    著者情報

    中村 威
    中村 威四季彩建設株式会社 代表取締役
    「年間10棟 届けたいのは手づくりのぬくもり」

    お一人おひとりの想いを大切に、これまで培った経験の全てを注ぎだし、
    職人さんとともに一棟一棟、丁寧な家づくり。

    ご家族の「幸せが宿る家」づくりをお手伝いさせていただきます。

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    資格情報
    一級建築士 一級建築施工管理技士
    応急危険度判定士 木造住宅耐震診断士 被災地住宅危険度判定士