お家の中でも、毎日多くの時間を過ごす”キッチン”。
「せっかくなら、毎日のお料理が楽しくなるような気分の上がる場所にしたい」と考える方も多くいるでしょう。
そこで今回は、数あるキッチンデザインの中でも人気の高い、「海外風のおしゃれなキッチン」をご紹介したいと思います。
さまざまな海外風キッチンの実例集をご紹介したうえで、おしゃれに見せるためのコツも合わせて解説しています。おしゃれなキッチンづくりの参考に、ぜひお役立てください。
海外風のキッチン。まずは好みのスタイルを見つけよう
”おしゃれなキッチン”といえば、「海外風のデザイン」や「輸入キッチン」といったワードを思い浮かべる方も多いでしょう。
ですが、”海外デザイン”と一言でいっても、北欧風やアメリカン、フレンチカントリーなど、さまざまなテイストがあります。
各テイストによって雰囲気もさまざまであり、それぞれのスタイルから生まれる魅力も異なります。
まずは、どのようなスタイルのキッチンがあるのかを確認し、自分にぴったりの好みのテイストを見つけてみましょう。
海外風キッチンの実例集
・ナチュラルな【北欧スタイル】
白と爽やかなブルーで統一された、清潔感のある北欧風のキッチンです。北欧風のデザインは、ビビットなカラーはあまり使わずに、パステル系の色味でやさしい雰囲気を感じられるのが特徴です。
キッチンまわりは、あまり物を置きすぎずにスッキリさせると、シンプルな暮らしを好む北欧のライフスタイルにぴったり。対面キッチンで、リビングやダイニングとの一体感が感じられ、より明るく開放感のある空間になっています。
こちらは、木のぬくもりが感じられる暖かな雰囲気のキッチンです。
リラックスした生活を大切にする北欧の家づくりでは、自然素材をベースにした内装デザインが特徴的。収納戸棚などのキッチンまわりにも、天然木を取り入れてみるのがオススメ。
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・自然素材溢れる【フレンチカントリー】
フレンチカントリーのキッチンは、フランス南部のプロバンス地方を思い起こさせるような、”田舎アンティーク”なデザインが特徴的です。白の塗り壁や床の無垢材など、自然素材がたっぷりと使われています。
白や淡い色づかいで、上品でやさしい印象が感じられます。
フレンチカントリーのキッチンにするなら、壁はタイルやレンガ貼りにするととってもオシャレに。照明器具も、アンティーク調のものを選ぶと、シャビー感を感じるフランスの田舎の雰囲気にぴったりです。
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・開放感のある【アメリカンスタイル】
アメリカンスタイルのキッチンは、広々とした開放感のある雰囲気が特徴的。一見シンプルなデザインに見えますが、ドアの額縁や収納棚周りには、立体感のあるモールディングで装飾されていて、さりげなくオシャレに。
L字型のキッチンにすると調理スペースが広がって、より開放感のある空間になります。大きな窓を設置して、明るさもプラスしましょう。
【関連コラム】茨城でアメリカンカントリーの家を建てる|輸入注文住宅の内装・外観実例
・モードにまとめた【ニューヨークスタイル】
ニューヨークスタイルのキッチンは、白・黒・グレーを基調としたモードな雰囲気でまとめられています。
クールで都会的な印象を与えるため、キッチン周りには、ツルツルとした素材の大理石のカウンターテーブルや、ステンレス製の収納棚がオススメです。
こちらは、オープンキッチンにカウンターチェアを組み合わせて、バーのような雰囲気に。
モノトーンの色調に、シルバーの照明器具がよく似合っていますね。キッチンのアクセントとなる照明器具選びも、おしゃれに見せるための大切なポイントです。
・白を基調とした【リゾート風】
白をベースに、天然木のブラウンと植物のグリーンがアクセントになっている「リゾート風」のキッチン。
天然素材と、タイルやステンレスなどの人工的なものが両方取り入れられていて、リラックス感と洗練された雰囲気が同時に感じられる空間に。
アイランドキッチンの背後にも、並行してキッチンスペースが設けられている「II型タイプ」のキッチン。こちらは作業スペースがもっとも広くなるキッチンタイプとなっています。「広々とした空間で、お料理を楽しみたい」という方にはぴったりです。
・落ち着いた可愛らしい【カフェ風】
カフェのような雰囲気や、カフェ巡りがお好きな方にオススメのデザインです。白の塗り壁と、床やテーブル、椅子などのあらゆるところに天然木が取り入れられています。
自然素材をたっぷりと使用するだけではなく、可愛らしい小物でキッチンまわりを飾ると、カフェ風のおしゃれな雰囲気にグッと近づきます。
壁を取り囲むようにしたキッチンスペースに、真ん中に作業台を設置したスタイル。広い空間を贅沢に使っていて、お菓子作りなど、お料理が趣味の方にはぴったりのデザインです。
冷蔵庫や調理器具は、丸みを帯びた可愛らしいデザインを取り入れてみると、全体に統一感が出ておしゃれ度が増します。
・明るく清潔感のある【エレガント】
まるでヨーロッパの王室にいるような、エレガントな雰囲気が魅力のキッチン。白をベースに、ところどころにゴールドを取り入れることで、高貴で洗練された印象になります。
こちらも白を貴重とした、エレガント風のキッチン。床やテーブルなど一部に自然素材のものを取り入れると、フォーマルな印象になりすぎず、カジュアルダウンすることができます。
海外風キッチンをおしゃれに見せるポイント
最後に、「海外風キッチンをおしゃれに見せるためのポイント」をまとめました。
・色に統一感をもたせよう
色に統一感があると、キッチン全体に一体感が生まれ、よりおしゃれに見せることができます。
使用する色は、3色までに収めましょう。冷蔵庫や電子レンジなどもキッチンの一部となるため、色選びには注意が必要です。
また、各色をどれくらいの割合で使用するかによっても印象が大きく変わります。たとえば、モノトーンにするにしても、白の割合を多くすると”エレガントな印象”に、黒を多く取り入れるとより”クールな印象”に近づきます。
・テイストに合わせた装飾を
おしゃれに見せるためには、色のほかに、”テイストを統一する”ことも大切なポイントです。
カフェ風のテイストにしたい場合は、キッチン周りのインテリア装飾は「アンティークで可愛らしい」ものを取り入れてみたり、クールで洗練されたテイストにしたいなら、装飾はあまりせずにスッキリ見せると、全体の雰囲気に統一感が出ます。
・回遊性も考えた開放感のある空間に
デザインに注目するだけではなく、「実際にキッチンに立ってみて使いやすいと感じるか」も忘れずにおきたいポイント。
キッチンは出入りが多くなる場所のため、回遊性のある配置や形にすると、後悔のない長く使いやすいキッチンに。開放感を出したいなら、リビング・ダイニングとの仕切りをなくした「オープンキッチン」がおすすめです。
・照明器具選びもこだわって
おしゃれに見せるポイントとして、照明器具もこだわりを持って選ぶようにしましょう。
キッチンはどちらかというと下へと目線が行きがちですが、雰囲気に合ったペンダントライトを選ぶと、視界の一部に入ってくるため、キッチンのアクセントにもなります。
逆に、目線を遮るものは取り入れずにスッキリ見せたい場合は、ダウンライトやシーリングライトがおすすめです。
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茨城で海外風キッチンのある家を建てるなら
いかがでしたか?こちらのコラムでは、おしゃれな海外風のキッチンをたっぷりとご紹介しました。好みのテイストを取り入れて、日々の生活が明るく楽しくなるような、そんなキッチンづくりを目指しましょう。
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