家の外観を考えるうえで、「おしゃれでスタイリッシュな印象の外観が理想なため、黒の外壁の家にしたい」という方も多いでしょう。
黒を取り入れた家は、都会的で高級感も感じられ、とってもおしゃれな印象に仕上がります。
一方で、後悔のない家づくりをするためには、まずは黒の外壁にする際のメリットやデメリットなどを知っておき、さまざまなデザインの家を参考に見てみることが大切なポイントです。
そこでこちらのコラムでは、「黒い外壁にする際のメリットや注意点」の解説とともに、黒を取り入れた「海外風おしゃれな家の事例集」をご紹介します。
黒い外観の住まいをお考えの方は、ぜひ参考にご一読ください。
目次
黒い外壁にするメリット
まずは、黒い外壁にするとどのようなメリットがあるのかを、見ていきましょう。
・モダンで落ち着いた印象に
黒が人に与えるイメージとして、”強さ”、”神秘的”、”クール”、”高級感”、”洗練されている”、といったものが挙げられます。
家の外観に黒を使用する際にも、こういった要素から、”モダンで落ち着いた印象”の見た目に仕上げることができます。
洗練された高級感のある黒い外観の家は、10年、20年経っても時代に関係なく、おしゃれでカッコいい雰囲気に見せてくれます。
・家のシルエットが引き締まって見える
膨張色である白とは反対に、収縮色である黒は、引き締まって見える錯覚を起こします。そのため、家全体のシルエットが引き締まって見えるという効果が。
たとえば、家の形が横に膨むようなシルエットの場合は、黒の外壁にするとキュッと全体が引き締まり、スマートな印象に見せることができますよ。
・組み合わせ次第でさまざまな表情に
黒い外壁と言っても、家の外観にすべて黒を使用することはあまりないでしょう。
外壁を黒にして窓枠などの付帯物はブラウンにしたり、グレーと黒のツートンの外壁にしたりと、さまざまな色の組み合わせができます。
例えば、白と黒のモノトーンで配色すると、黒の反対色である白の効果で、より明るい印象に仕上げることができます。また、黒をメインにしてブラウンを組み合わせると、クールさの中にどこか柔らかな雰囲気を感じることができます。
黒い外壁にする際の注意点
続いては、外壁を黒にする際の注意点についてです。
・外壁が熱くなりやすい
黒は光を吸収しやすい色であることから、太陽光によって外壁が熱くなりやすいのがデメリットです。
「外壁が熱くなると、家の中も熱くなってしまうのでは?」と心配になる方も多いかもしれませんが、通常は、屋内と外壁の間には通気層というものがあり、熱が直接家の中に伝わることはありません。
それよりも、特に金属製の外壁材を使用した場合、夏場はかなり温度が上がるため、小さいお子さんがいる場合は直接触ってしまわないように注意しておきましょう。
・紫外線の影響で、劣化しやすい
黒の外壁は、紫外線の影響を受けやすく、他の色と比べて劣化しやすくなってしまうというデメリットもあります。
劣化とともに色あせもしやすくなるため、綺麗な見た目を保つためには定期的なメンテナンスを欠かさないようにすることがポイントです。
・白い汚れが目立ちやすい
黒い外壁は、白っぽい汚れが非常に目立ちやすくなります。たとえば、鳥のフンや、砂・土埃などは特に目立ちやすく、そのままにしておくと、薄汚れた印象になってしまうことも。
一方で、黒い外壁は、雨が流れたあとが黒い線のようになって残る「雨垂れ」が目立ちにくいという利点もあります。
「黒にしたいけれど、色あせや汚れが心配…」という方は、もっとも汚れが目立ちにくいと言われている「グレー系」の色でまとめるのも良いでしょう。暗めのグレーにすれば、黒の”高級感”や”スタイリッシュ”な雰囲気は残しつつも、汚れの目立ちにくい外壁にすることができますよ。
・黒のみだと重苦しい印象に
黒は、重厚感を感じさせる色であるため、外観を真っ黒にしてしまうと、少し重苦しい印象を与えてしまうかもしれません。
他の色と組み合わせてツートンにしたり、屋根や付帯物の色味を変えてみたりと、配色を工夫してみましょう。
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海外風・おしゃれな黒い外壁の家
最後に、黒を取り入れた「海外風のおしゃれな家」の事例をご紹介します。
NYスタイルやパリスタイルといった、洗練された都会的な外観の住まいがお好みの方は、ぜひ参考にご覧ください。
・ダークグレイが主役のラップライディングの家
こちらは、黒に近いダークグレーのラップライディングの家です。サイディングを横向きに貼り付けたラップサイディングは、アメリカによくあるスタイルのお家。
インナーガレージの扉や玄関ドアには黒を使用して重厚感を出しつつ、暗くなりすぎないように、付帯物や玄関周りには爽やかな白を取り入れています。
・スタイリッシュなパリスタイルの家
黒と白のツートンでまとめた、パリスタイルの家。
下部に収縮色である黒を使い、上部に膨張色である白を取り入れることで、空に向かって聳え立つような立体効果が。
・NYスタイルのガレージハウス
こちらは、ニューヨークスタイルのインナーガレージ付きの家。
白、グレー、黒の3色でまとめて一体感のある外観に。外壁のラップサイディングは、グレーのまだら模様にすることで、より汚れが目立ちにくくなります。
・クールなパリのアパルトマン風の家
アパルトマン風のこちらの家は、見ているだけで、まるでパリにいるかのような気持ちになりますね。
クールな印象を与える黒と白のモノトーンの家は、建物も丸みを感じさせない直線的なシルエットのものがよく似合います。外構のシンボルツリーも、シャープさを感じさせるものを選ぶとgood。
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いかがでしたか?こちらのコラムでは、外壁を黒にする場合のメリットや注意点について、また外観に黒を取り入れた事例をたっぷりとご紹介しました。
スタイリッシュで都会的な印象に見せたい方は、ぜひ外壁や屋根、窓周りなどに黒を取り入れてみてください。さらに、海外風のおしゃれな家にしたいという方には、NYスタイルやパリスタイルの輸入住宅がおすすめです。
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