「アメリカの家の特徴が知りたい」「アメリカにあるような家に住むのが夢」という方に向けて、こちらのコラムでは輸入住宅を手掛ける私たち四季彩建設が、アメリカの家の特徴についてまとめて解説します。
特に間取りの特徴について日本の住宅との違いも紹介しつつ実例付きでくわしく解説しますので、ぜひ最後までご一読ください。
最後には、アメリカのさまざまなスタイルの施工事例もご紹介します。
目次
アメリカの家の特徴
まずはアメリカの住宅事情について、日本との違いについても触れつつ解説します。
・土地が広大で敷地が広い
一つ目の特徴は「広大な土地があるため、一つひとつの住宅の敷地が広い」こと。
アメリカの家といえば、アメリカドラマや映画でよく見かける「敷地の広さを生かした広々とした平屋」をイメージする方も多いのではないでしょうか。
そのイメージ通り、アメリカの家は国内の家よりも広く大きいといった特徴があります。
・築年数が100年以上の家も
日本では”家を建てるなら新築”という考えが一般的ですが、アメリカでは中古市場が活発で、”家は中古で購入して内装を自分好みに改装する”というのが主流です。
日本では築70年、80年以上の家をあまり見かけることはありませんが、アメリカでは築80年以上、中には築100年以上の家に住み続けていることも。
・工法は「2×4」「2×6」
日本では家を建てる際、梁と柱で住宅の基礎部分を作る「在来工法」が一般的ですが、アメリカでは「2×4(ツーバイフォー)」「2×6(ツーバイシックス)」と呼ばれる「面と面を組み合わせることで住宅の基礎を作る」工法が採用されています。
壁、床、天井を面で支えることになるため、風や地震などの外力に強く長く住み続けることのできる頑丈な住まいになります。さらに、気密性・断熱性も高くなるため、寒い冬や暑い夏でも快適に過ごせる環境が叶います。
アメリカの家の間取り特徴
こちらでは、アメリカの家ならではの間取りの特徴を6つのポイントに分けて紹介します。
・玄関のすぐ側にリビング
日本では玄関には靴を脱ぐスペースや靴箱があり、屋内へ上がると廊下を通ってリビングにつながる間取りが一般的です。
一方で、アメリカの家では玄関を開けると直接リビングやキッチンにつながる間取りが多くあります。アメリカでは屋内でも靴を履く文化があるため玄関にはスペースを割かずに、家族が集まる場所であるリビングやキッチンの間取りを広く取ろうという意識があるためです。
・開放感を重視したLDK
家族との時間を大切にする文化があるアメリカでは、リビングやLDK全体の間取りを広く取るのが一般的。部屋数を増やすよりも、一つひとつの部屋を広く開放的な造りにすることがより重要視されています。
リビングルームのために広い床面積を確保するのはもちろんのこと、吹き抜けや勾配天井などで天井高を高くすることで開放的な空間づくりも意識されています。
・家族用+来客用のリビング
住宅によっては、リビングルームを家族用と来客用とで別々に設けていることも。アメリカでは気軽に友人や知人を自宅に呼んでホームパーティーを開くことが多いため、来客用のリビングと家族でゆっくりとくつろぐための家族用リビングを用意している家がよくあります。
・広々としたインナーガレージ
車社会のアメリカでは、車が2台ほど収納できるインナーガーレジ付きの家がよく見られます。インナーガレージの家とは、上記のように「建物内にガレージが組み込まれているタイプの家」のことを言います。
ガレージ内と屋内をつなげれば、外に出ずとも家の中から直接車へ乗り降りすることができます。アメリカでは車の収納場所としてだけではなく、物置きとしてガレージが使用されている家もよくあります。
・洗濯専用のランドリールーム
外で洗濯物を干す文化がある日本とは異なり、乾燥機を使用して屋内で洗濯を済ませてしまうのがアメリカの文化。
そのため、物干し用のバルコニーは設けずに洗濯専用のランドリールームのある間取りが主流です。中には、洗面所・脱衣所兼ランドリールームにしている家も。
実は共働きで忙しい家族が増えた日本でも、時間を気にせずにいつでも屋内で洗濯ができる、一室で洗濯をすべて完結できるというメリットがあることから、ランドリールームを設ける家も増えています。
・屋外を楽しむカバードポーチ
玄関前からつながる屋根に覆われているポーチのことを、カバードポーチと呼びます。屋外でDIYや食事、家庭菜園などが楽しめるカバードポーチはよく見られるアメリカの家の特徴。
屋外空間が楽しめるメリットはもちろん、広々としたおしゃれな外観に仕上がるのも嬉しいポイントです。
【関連コラム】
・アメリカンガレージハウスを建てる際の注意点やデザインのコツは?費用や施工事例も紹介
・カバードポーチのある家|注意点&よくある後悔、おしゃれな事例集も
アメリカンスタイルの輸入住宅【実例集】
最後に、さまざまなアメリカンスタイルの輸入住宅の実例集をお届けします。実例を参考に、ぜひお好みのテイストを見つけてみてくださいね。
・アーリーアメリカン
17〜18世紀のイギリス植民地時代に流行したスタイルが「アーリーアメリカン」。古き良き時代をイメージさせるアメリカの家では定番のスタイルです。
上記は広々とした敷地を生かしたカバードポーチ付きの平屋。シンプルなデザインながら、いつまでも飽きの来ないデザインが素敵ですね。
勾配天井で横にも縦にも広がりのあるLDKに。自然木の色味とネイビーの差し色が、アーリーアメリカンの素朴な雰囲気にぴったりです。
キッチンの一角にアメカジテイストのインテリアを飾れば、まるでアメリカに住んでいるかのような、おしゃれな内装になります。
・カリフォルニアスタイル
こちらはカリフォルニアの西海岸を思わせる外観の家。カリフォルニアの開放的な雰囲気が好きな方や、海好きの方にはおすすめのスタイルです。
カバードポーチ沿いにLDKを設けた間取り。リビングを出てすぐにウッドデッキがあり、気軽に屋外空間が楽しめますね。
キッチンはL字型にして、広々と使いやすいレイアウトに。中央にキッチンカウンターを設置しているため、友人や知人を招く際にも大人数で同時にお料理ができます。
・ニューヨークスタイル
こちらは、ビルトインガレージ付きのニューヨークスタイルの家。シックで都会的な雰囲気が漂うかっこいい外観です。
リビングも外観の色合いに合わせてモノトーンでまとめています。
キッチンはタイルやステンレス素材を取り入れてスタイリッシュな雰囲気に仕上げています。アイランドキッチンは周囲をぐるぐると回遊できるため、家事中の移動も楽に
【関連コラム】茨城のアメリカンスタイル輸入住宅実例|おしゃれな間取り作りのコツ
茨城でアメリカの家を建てるなら四季彩建設へ
こちらのコラムでは、間取りや実例紹介を中心にアメリカの家の特徴を解説しました。
わたしたち四季彩建設は、茨城にて主婦目線の家づくりを意識した「自然派輸入住宅」を手がけております。
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