落ち着く寝室は、心と体を休め質の良い眠りをとるためにとても大切な空間です。
色使いやレイアウト、照明計画を工夫することで、より快適でおしゃれなインテリアを実現できます。
そこで今回は、落ち着く寝室の作り方をご紹介するとともに、部屋の配色や家具のレイアウト、照明使いなどインテリアのポイントを解説します。
ぐっすり眠れる心地よい空間をめざし、日々の疲れを残さない、快適な寝室作りの参考になさってください。
コラムのポイント
- 落ち着く寝室の基本的な要素をご紹介します。
- 居心地のよい寝室を作るための色使い、レイアウト、照明計画などを確認しましょう。
- 落ち着く寝室インテリアの基本は、シンプルですっきりと整っていることです。
- 快適に眠れる寝具選びのポイントもご紹介します。
目次
「落ち着く寝室」を構成する要素とは
寝室は人に見せるための部屋ではなく、ご自身やご家族がぐっすり眠るための空間です。
デザイン性だけでなく、「心地よさ」を重視してインテリアを整えましょう。
下記は、落ち着く寝室を構成する代表的な要素です。
落ち着く寝室を構成する要素 |
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これらを意識して取り入れつつ、好みのインテリアでまとめれば、よりくつろげる寝室になります。
落ち着く寝室を作る色使いのポイント
寝室の壁や天井などの内装、寝具などはリラックスできる色合いを選ぶことが重要です。
淡いベージュ、アイボリー、グレー、ブルー、グリーンなど、心を落ち着かせる色が適しています。
下記を参考に、色を選びましょう。
淡い色を選びトーンをそろえる
淡い色で空間をまとめることで、柔らかく落ち着いた雰囲気になります。
ベージュやグレー、ペールピンクなどを2色以上使う時には、トーンをそろえましょう。
トーンとは、色調のことで「明度」や「彩度」などに基づいた雰囲気やニュアンスを指します。
色を組み合わせる際に意識すると、調和のとれた心地よい空間に仕上がります。
アクセントカラーは控えめに
空間にほんの少しアクセントカラーを加えることで、シンプルながらも目を引くおしゃれな寝室になります。
例えば、クッションやラグ、インテリア小物で好みのアクセントカラーを取り入れることで、空間を引き締め洗練された印象に仕上げます。
ただし、赤は神経を興奮させる色のため、落ち着く寝室作りには向きません。
どうしても使いたい場合は、大きな面積でなく、小物でさりげなく取り入れましょう。
好きな色を取り入れる
ご自身の好きな色をさりげなく取り入れると、ほっと落ち着く特別感のある空間になります。
淡いトーンの色合いをベースに、好きな色を加えて自分らしさを演出しましょう。
落ち着く寝室を作るレイアウトの工夫
居心地のよい寝室を作るためには、家具や収納スペースなどのレイアウトも重要なポイントになります。
下記を、寝室の設計やインテリア計画の参考になさってください。
ベッドの配置
ベッドは、ドアや窓からの視線を遮り、プライバシーが確保できる位置に配置しましょう。
窓の近くは明るく開放感がありますが、暑さや寒さを感じやすい場所のため配置には注意が必要です。
窓際にベッドを置きたい場合は、窓から最低でも50cm程度離しましょう。
シンプルな動線
眠ることに集中したい寝室は、必要最低限の家具だけを置きすっきりとした動線を確保しましょう。
視覚的に軽やかになるだけでなく、寝室内での移動がスムーズになりストレスフリーに過ごせます。
収納スペースの工夫
収納スペースを確保しておくと、使用していない寝具などをしまうのに役立ちます。
クローゼットを設置するなど、生活雑貨なども隠して収納できるよう検討しましょう。
視覚的ノイズが減ることも心地よさにつながり、落ち着く寝室に近づきます。
落ち着いた雰囲気の寝室を作る照明計画
ぐっすり眠れる寝室作りに、照明計画は欠かせない要素です。
明るすぎない、温かみのある光の照明を取り入れましょう。
間接照明や調光式のライトを使うと、明るさをコントロールでき、リラックスした雰囲気を生み出せます。
寝室の照明を検討する際には、下記を参考になさってください。
間接照明で空間を演出する
間接照明は、寝室を柔らかく照らし、心地よい雰囲気を作り出す照明テクニックです。
間接照明の特徴は、下記の通りです。
- 天井や壁に光を反射させて柔らかく広げる。
- 空間全体に落ち着きと温かみを演出できる。
- ベッドサイドに配置すると、リラックス感のある寝室を作れる。
- 間接照明によって部屋に奥行きが生まれ、おしゃれ感が高まる。 など
天井に光を当てるコーブ照明や、壁に光を当てるコーニス照明などの間接照明は、設計の段階で検討しておくと内装に組み込むことも可能です。
補助照明を取り入れる
間接照明に加えて、必要に応じて補助照明を取り入れると、空間の明るさを調整しやすくなります。
補助照明には、下記のような種類があります。
- テーブルランプ
- スタンドライト
- ピクチャーライト
- スポットライト など
ベッドサイドにテーブルランプやスタンドライトを設置することで、落ち着いた雰囲気を保ちつつ必要な明るさを確保できます。
ベッドに横になった状態でまぶしさを感じないこと、万一転倒してもぶつからないことなどを考慮し配置しましょう。
こちらの記事でも、落ち着ける部屋を作るための照明選びと配置のポイントを解説しています。
ぜひ、参考になさってください。
【関連記事】照明計画で落ち着く部屋に|イギリスの家に学ぶ、照明の選び方と配置を解説
シンプルで整った寝室を作るポイント
この章では寝室に適した、シンプルインテリアの取り入れ方をご紹介します。
寝室だけでなく、居室にも役立つテクニックですので、参考になさってください。
落ち着く寝室作りに適したシンプルインテリアの例 |
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スペースに余裕があれば、柔らかな色彩のアートや小さな観葉植物などを置いて、よりリラックスできる環境を作りましょう。
こちらの記事でも、シンプルでおしゃれな内装計画のポイントなどをご紹介しています。
合わせてごらんください。
【関連記事】イギリスの家がおしゃれな理由を解説|ブリティッシュスタイル内装のポイントと施工事例
快適な寝室を作る寝具選びのポイント
最後にこの章では、快適に眠るための寝具選びのポイントを少しだけご紹介します。
ベッドマットレスや肌触りのよいベッドファブリックなどは、質の高い眠りに欠かせない要素です。
下記を参考になさってください。
- 肌にやさしいリネンやコットンなどの天然素材を選ぶ。
- 夏は涼感のある素材、冬は保温性の高い素材など、季節に応じた寝具を選ぶ。
- ご自身の体に合った、正しい寝姿勢を保てる適度な硬さのマットレスを選ぶ。
- 首や肩の負担を減らし、心地よく眠れる枕の高さと硬さを調整する。
- 寝返り、体温調整がしやすい軽量で通気性のよい掛け布団を選ぶ。 など
特に枕やマットレスなどは、どのタイプがご自身に合っているのかを判断するのが難しいと感じる方は多いのではないでしょうか。
そのような時には、スリープアドバイザーなどの専門スタッフに相談するのもおすすめです。
実際に寝具を試せるケースも多いため、落ち着く寝室作りを検討される際は、体感して選びましょう。
寝具と同様に、落ち着く寝室の設計も住まいづくりのプロに依頼するのが快適空間を実現する近道です。
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ここまで、落ち着く寝室の作り方をご紹介するとともに、部屋の配色や家具のレイアウト、照明使いなどインテリアのポイントを解説しました。
寝室は、心身を休め明日への活力を養う大切な場所です。
居心地のよさと落ち着いた雰囲気にこだわることで、睡眠の質を高めることにもつながります。
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