四季彩建設
注文住宅を建てたあと、「何か思っていたのと違う」「もっと特別感があるはずだった」と感じてしまわないか、不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
決して失敗ではないものの、どこか「普通の家」に見えてしまうのは、暮らし方とデザインの軸がうまく結びついていない時に起こりやすくなります。
本来、注文住宅は「暮らしに合わせてデザインや設備を選べる」自由度の高い住まいです。
そこで今回は、人生で何度も訪れない家づくりで後悔しないために、ヒントとなる記事をお届けします。
注文住宅が普通に感じられてしまう理由、そして特別感のある住まいへ整えていく成功ポイントを詳しく見ていきましょう。
コラムのポイント
- 注文住宅が「普通」に見えてしまう原因は、デザインよりも家づくりの進め方にあります
- 暮らしのイメージを整理する前に間取りや設備を決めると、特別感が軽減しがちです
- 床・壁・天井などの選択が、住まい全体の印象を左右します
- 家具を増やす前に、生活動線を見直すことが洗練された空間づくりにつながります
- 外観と内観の統一感を意識することで、注文住宅らしい美しさを保ちやすくなります
目次
なぜ注文住宅は「思ったより普通」に感じてしまうのか
住まいが普通に感じられる背景には、いくつか共通の理由があります。
デザインそのものよりも、「家づくりの進め方」や「選択のプロセス」に原因が潜んでいることが多いのです。
また、暮らしのイメージを固める前に間取りや設備を選んでしまうと、「ありきたり」と感じてしまう可能性があります。
この章では、「注文住宅が普通になった」と感じてしまう理由の代表例を3つご紹介します。
理由1｜情報が多く、無難な選択に落ち着いてしまう
家づくりでは多くの仕様・色・素材から選ぶ必要があります。
いざ選ぶとなると迷ってしまい、基本的な選択（白い壁、木目の床、一般的な間取り）にまとまると、結果として「見慣れた家」になりやすくなります。
理由2｜暮らしの要望を反映できていない
家族の動線、モノの量、過ごし方の違いなどを十分に整理しないまま間取りをつくると、暮らしの要望からずれた家づくりにまとまりがちです。
空間は整っているのに、どこか生活に馴染まない感覚が生まれる原因になります。
理由3｜外観と内観の統一感が弱い
好みのものを集めただけでは、住まい全体の統一感を演出することが難しくなります。
色や素材、光の扱いに一貫した軸がなければ、ていねいに選んだはずの設備や内装などが「普通の印象」に見えてしまうこともあるのです。
「注文住宅なのに普通になった」と後悔しないための家づくり成功ポイント
注文住宅は、完成後から手を入れても十分に変化させられる住まいです。
大切なのは、「どこを整えれば特別感につながるか」を見極めることにあります。
この章では、注文住宅が普通になったと感じないための成功ポイントをご紹介します。
ポイント1｜家全体の「背景」を整える
床・壁・天井といった大きな面を整えるだけで、家の印象は変わります。
次のように素材の統一感を強調すると、一般的な間取りでも上質な雰囲気に仕上がるため、意識して取り入れてみましょう。
- 壁紙を一面だけ落ち着いたトーンに変える
- 照明を多灯分散にし、影をつくる
- カーテンで光をやわらかく調整する
こうした少しの調整で、「普通」と感じがちな空間に余白と深みが加わります。
ポイント2｜家具より先に「動線」を見直す
暮らしにフィットしない家は、ものが散らかりやすく、生活動線も不便に感じがちです。
整っていない家は生活感が出やすく、これは「普通に見える」という印象にも直結します。
次のような動線を見直して、家全体を洗練された印象に仕上げましょう。
- 玄関〜リビングの動線
- 洗濯〜干す〜収納するまでの洗濯動線
- 回遊できるキッチン動線
暮らしの動きが整うと、家全体にゆとりが生まれ、印象まで変わって見えます。
ポイント3｜外観と内観の統一感をつくる
家の外側と内側が異なる世界観になってしまうと、まとまりのない家に感じられる場合があります。
外壁の色、窓のデザイン、内装の素材感を自然につなげることが、注文住宅ならではの美しさを演出するコツです。
こちらの記事でも、特別感のある家づくりに役立つパリのカフェ風内装に仕上げるポイントをご紹介しています。
ぜひ、参考になさってください。
【関連記事】パリのカフェ内装の特徴とインテリアのポイント｜憧れの空間を自宅で実現する方法
特別感のある家づくりで成功した施工事例
最後にこの章では、四季彩建設が手掛けた、特別感のある家づくりで成功した施工事例をご紹介します。
ディテールのこだわりや、素材使いなど、注文住宅で普通になったと後悔しないためのヒントとしてお役立てください。
レンガ調の壁や無垢床を取り入れた施工事例
カントリーテイストのブリティッシュスタイルを取り入れた施工事例です。
全体を白とブラウン系のオーソドックスな色合いでまとめていますが、キッチンの壁にレンガ調のアクセントウォール、無垢フローリングや木製天板の造作カウンターデスクが印象的なアクセントになっています。
施工事例の詳細は、こちらからごらんいただけます。
レンガ壁・ライティングレール・R垂れ壁を取り入れた施工事例
こちらの施工事例でも、レンガ壁を採用しています。
ライティングレールにレトロなガラスシェードのペンダントライトを取り入れました。
さらにR垂れ壁によってデザイン性を高めているだけでなく、圧迫感を抑えつつゾーニングしています。
施工事例の詳細は、こちらからごらんいただけます。
窓の一部にステンドグラスを採用した施工事例
温かみのあるブリティッシュスタイルの施工事例です。
ステンドグラスと無垢床の温かみが溶け合った、おしゃれな空間に仕上がりました。
施工事例の詳細は、こちらからごらんいただけます。
こちらの記事でも、多彩な窓デザインのアイデアをご紹介しています。
合わせてごらんください。
【関連記事】イギリスの窓デザインが多彩な理由とは｜窓税との関係やステンドグラスの特徴・魅力を解説
注文住宅を数多く手がけてきた四季彩建設は、お客様のご希望をおうかがいしながら、特別感のある注文住宅をご提案いたします。
お気軽にお問い合わせください。
まとめ｜「普通だったかも」は後悔ではなく、可能性の入り口
注文住宅が思ったより普通に見えてしまうのは、めずらしいことではありません。
むしろ、そこから暮らしに合わせて育てていく楽しみや余白が残されている証でもあります。
素材・光・動線・外観の整え方を見直すだけで、注文住宅は生まれ変わる可能性を秘めています。
注文住宅が普通になったと感じられないよう、ていねいに計画していくそのプロセスこそが、家づくりの楽しさです。
茨城で特別感のある注文住宅をご希望の方は、ぜひ「四季彩建設」にご相談ください。
地元密着・年間棟数を10棟に限定したスタイルで、お客様と一緒に理想の住まいづくりをお手伝いいたします。
四季彩建設の【施工事例】はこちらからごらんいただけます
茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインをご体感いただける自社モデルハウスもご用意しております。
「初めてで、何もわからない」お客様にも、ご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いご提案いたします。
スタッフ一同、お客様のお越しを心よりお待ちいたしております。
