シックハウス症候群やアレルギーなどの健康被害を防ぐ健康住宅。「健康に暮らせる家」というのは分かりますが、実際に作るとなるとどのように取り組むべきかわかりませんよね。

 

そこで今回は、健康に暮らすための住まいづくりのアイデアを解説します。間取りの工夫や設備のチョイスなど、採り入れやすいアイデアをご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

 

■健康住宅はこれからの住まいづくりのスタンダード

おしゃれで健康な暮らし

現在の日本は高齢化が進行しており、健康に対する注目度と需要は年々増加傾向にあります。それにともない、健康な暮らしを送るための住まいづくりについても需要が高まっています。住宅の長寿命化が進んでいるため、若い時に建てた住まいに年を取った後も暮らすことも影響しているといえるでしょう。

 

無垢の木材などの自然素材や、生活に負担のかからない間取りなど健康な住まいづくりはこれからのスタンダードになると思われます。今から普通の住宅を建ててしまうと将来「時代遅れの家」になってしまうかもしれません。これから住まいづくりに取り組む方は、ぜひ健康に暮らせる家を目指していきましょう。

 

自然素材を組み合わせた健康住宅

【関連コラム:健康住宅で快適な暮らし。メリットや施工事例を紹介】

 

 

■健康に暮らせる住まいのアイデア

自然素材を活かした健康な暮らし

健康住宅は断熱性や換気性能など高い性能が求められますが、それだけでは健康な暮らしは実現できません。住み始めてからも健康な暮らしを継続できる間取りの工夫が必要となります。間取りや設備のセレクトで取り組める、健康な暮らしのためのアイデアをご紹介します。

 

・玄関の近くにお風呂をつくる

乾燥する時期のインフルエンザや流行り風邪を防止する間取りのアイデアとして、玄関の近くにお風呂場を造るのもおすすめ。帰宅してすぐに体をきれいにして、洋服や髪の毛についたウイルスを室内に持ち込むのを防ぎます。春先の花粉も居住空間に入る前に落とせるため、家の中で不快な鼻づまりも軽減しやすいでしょう。

 

必然的に洗面所も玄関から近くなりますので、入浴しない時も帰宅してすぐに手洗いうがいをすることで風邪の防止に役立ちます。育ち盛りのお子さんが泥んこで帰って来た際も、すぐに洗濯・入浴してきれいな状態に。

 

ただし、玄関から近いと玄関ドアを開けた際に、外からの視線が気になる場合もあります。家の前の人通りが多い場合などは、直線的に脱衣所が目に入らないようにする工夫も必要です。

 

・照明など人感センサーを採用する

照明や換気扇などに多い人感センサータイプの設備は、手で触れる機会を減らせるため家族内で病気がうつるのを防ぐ効果も。インフルエンザやものもらいなど、接触感染の可能性がある病気は、手で触れたウイルスや菌が目・口に入ることで感染します。家族みんなが手で触れる場所を減らすことで、感染の可能性を減らすことができます。

 

各部屋の照明スイッチ、キッチンの水栓金具など、人感センサー対応の設備は増えていますのでぜひ有効に取り入れましょう。

 

・風の通り道を作る

現代の住宅は建築基準法によって24時間換気が義務付けられていますが、間取りの工夫で風が良く抜ける住まいは健康な暮らしに役立ちます。機械ではなく自然に生まれた空気の流れは、なんとも言えない気持ち良い空間を作ります。

 

空気が入れ替わることで湿気溜まりも防げるため、カビやダニの発生を軽減する効果も。洗面所やキッチンなど水回りは、特に空気が通りやすい間取りを採り入れたい場所です。

 

空気の流れは目に見えないためコントロールするのが難しく、窓をたくさんつければ良いわけではありません。間取りと窓のバランス、建物の方角や周囲の環境なども加味して設計する必要があります。一般の方が考えるのは難しいですが、四季彩建設は健康な住まいづくりのプロとしてアドバイスいたしますのでご安心ください。

 

・体に良い暖房器具を選ぶ

冬の暖房は乾燥や空気の悪さなどを招く場合もあるため、なるべく体に良い暖房器具を導入することが健康な暮らしにつながります。ファンヒーターなど燃焼によって空気が汚れてしまう暖房器具は定期的な換気も必要となるため、寒い思いをするのも不便ですよね。

 

健康な暖房器具の一例としては、薪ストーブが挙げられます。輻射熱でじんわりとお部屋全治を温めるため、部分的に暖まりすぎることもなくとても気持ち良いのが特徴です。薪を燃やしますが、煙突による排気があるためお部屋の空気が汚れることが少ないのもメリット。薪の調達は少々手間ですが、一度味わうとやみつきになる暖かさは健康住宅でぜひ取り入れたい暖房器具です。

 

床暖房も空気を汚さない輻射熱方式の健康的な暖房器具です。お部屋全体が暖まるまでに時間がかかりますが、最近の高断熱な住まいなら以前ほど不便は感じなくなってきています。

 

・自然光を活用する

家の中に自然光を取り入れた明るい住まいは、気持ちが良いだけでなく健康上のメリットもあります。日光にはビタミンの生成や血行促進、ストレス解消などの効果も期待でき、人間の生活には欠かせないものです。子育てや家事によって日中室内で過ごす時間が多い方は、日光不足で健康を損なわないように間取りに工夫しましょう。

 

自然光を取り込むには南側に大きな窓を設ける方法が一般的ですが、敷地や間取りの関係で難しいなら、トップライトを活用しましょう。天井に設ける窓は壁面の約3倍の採光性能があり、太陽の位置に関係なく日光が入りやすいのが特徴です。どうしても北側にリビングや居室が来てしまう場合、検討してみてください。

 

たくさん窓を設けて朝夕にたくさん太陽を取り込むのは良いことですが、夏場の日中は陽が強くなる場合があるため注意が必要です。室内の温度上昇やまぶしくなることを避けるため、シェードやルーバーなど日光を調整する設備も検討しましょう。

 

・自然を感じるデザインにする

住まいの中に自然を感じることができるデザインを採り入れるのも、ストレスを軽減して健康に暮らすためのアイデアです。森の中や大きな海など、自然を感じている瞬間はとても気持ちが良いですよね。無垢の木材や漆喰など、自然由来の素材はリラックス効果があり健康な生活につながります。新築時のビニールクロスや接着剤の香りは不快に感じる方が多いですが、さわやかな木の香りは気持ち良いものです。

 

材料のセレクト以外では、観葉植物などの緑を採り入れやすい間取りにしておくのもおすすめ。鉢植えを置く場所を作って日の光が当たるようにしておけば、いつでも自然を感じられて癒されます。お部屋のおしゃれ度がアップするのも大きなメリットですね。

 

・よく眠れる寝室をつくる

健康な生活において、良質な睡眠は欠かせないものです。健康住宅では、気持ちよく眠ることができる寝室づくりにも取り組んでみましょう。

 

よく眠るためには静かな環境が必要ですから、寝室の位置にも気を配りましょう。例えばトイレの隣に寝室があると、家族がトイレに立つたびに目が覚めてしまうかもしれません。線路が近い立地の場合は、電車側に寝室があると終電まで眠りづらくなってしいます。家の中・外どちらの環境にも気を配り、就寝中は眠りを妨げられないような環境を整えましょう。

 

・お掃除しやすい間取りにする

どれだけ材料や間取りにアイデアを盛り込んでも、住み始めてからホコリやカビだらけになってしまっては健康な生活は送れません。いつでも清潔で健康な住まいを保てるよう、お掃除しやすい間取りを考えるのが大切です。

 

例えば凸凹が多い部屋は掃除機をかけるのも大変ですし、角にホコリが溜まりやすくなってしまうでしょう。掃除機が入りづらいすき間があると掃除時に放置しがちなため、住み始めて家具を設置する際のことも考える必要があります。お部屋の形はなるべくシンプルにして、造り付けの造作収納ですき間のない住まいにするとホコリが溜まりません。

 

床にたくさん物が置いてあると毎回の掃除機かけが面倒になりがちですから、収納をたっぷり作って床をすっきりさせるのも有効です。段差がなく障害物の無いお部屋は、ロボット掃除機を活用しやすくなるのもメリットです。

 

■健康に暮らせる家づくりのコツ

暖かみのある健康な空間

健康な暮らしを送るための家づくりにおける、取り組み方のコツをご紹介します。健やかな生活を送るためにも、積極的に取り組んでみてください。

 

・体験者の話を聞く

健康な暮らしのアイデア集めは、実際に体験した人から聞いてみるのが一番有効です。知り合いや親戚に家を建てた方が居たら、実際に住んでみた感想を聞いてみましょう。「風通しが良くて気持ちが良い」「朝日を浴びて気持ちよく起きれる」など、採り入れたい間取りの工夫が見つかるかもしれません。

 

・実際に体験してみる

知り合いに最近家を建てた方が居ない場合は、モデルハウスを活用して実際の間取りをチェクするのがおすすめです。「掃除機をかけやすそう」「空気が気持ち良い」など、実際に体験してみないとわからないことはたくさんあります。四季彩建設は健康に良い自然素材を使った自社モデルハウスをご用意していますので、お気軽にご活用ください。

輸入住宅の外観もチェックできるモデルハウス
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また、お施主様と私たち工務店のアイデアがたくさん詰まった、住まいの完成見学会も大変おすすめです。お施主様のご要望に対する私たち工務店のご提案や技術力もチェックできますので、タイミングが合いましたらぜひご参加ください。

【完成見学会などイベント情報】

 

 

■まとめ:健康住宅は知識と経験のある工務店で

おしゃれな輸入住宅

健康に暮らすための住まいは、高価な設備や材料を使うだけでは完成しません。健康住宅の知識と経験を持ったプロ目線のアドバイスで、住む人に合わせたプラン設計が重要です。茨城県石岡市の四季彩建設は、自然素材を活用した健康住宅の豊富な経験から、健康な家づくりをしっかりサポート。これからお子さんが生まれる方や、老後の健康が心配な方など、お気軽にご相談ください。

 

【四季彩建設の施工事例はこちら】

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    著者情報

    中村 威
    中村 威四季彩建設株式会社 代表取締役
    「年間10棟 届けたいのは手づくりのぬくもり」

    お一人おひとりの想いを大切に、これまで培った経験の全てを注ぎだし、
    職人さんとともに一棟一棟、丁寧な家づくり。

    ご家族の「幸せが宿る家」づくりをお手伝いさせていただきます。

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    資格情報
    一級建築士 一級建築施工管理技士
    応急危険度判定士 木造住宅耐震診断士 被災地住宅危険度判定士