最近は広いLDKが主流になったこともあり、リビング階段の間取りを採用する方も増えています。
今回はリビング階段をおしゃれなアクセントにした注文住宅の実例をご紹介します。
リビング階段のメリット・デメリットや、気になる寒さ対策なども解説しますので、これからの住まいづくりに活かしてください。
目次
1.住まいの主役になるおしゃれなリビング階段
2.おしゃれなリビング階段のある注文住宅実例
3.リビング階段のメリット
4.リビング階段でよくある後悔と対策
5.リビング階段をおしゃれに仕上げるコツ
1.住まいの主役になるおしゃれなリビング階段
雑誌やテレビで見かけるデザイナーズ住宅で定番のリビング階段は、おしゃれな住まいを目指すならぜひ検討したい間取りの一つ。
以前は寒さのデメリットが大きかったため避けられてきましたが、住宅の断熱性能が上がったことで採用しやすくなりました。
階段はリビングのおしゃれなアクセントにすることもでき、オリジナリティのある素敵な間取りをつくれるのが魅力。
家事ラク動線で日々の暮らしやすさにもつながりますので、これから家を建てるならぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
2.おしゃれなリビング階段のある注文住宅実例
実際にリビング階段の間取りをつくった、おしゃれな注文住宅をピックアップしてご紹介します。
それぞれの詳細ページにはお住まい全体の写真も掲載していますので、気になるおうちはぜひそちらもチェックしてくださいね。
事例①
奥行のあるLDKに階段を配置し、ひろびろ空間にさらに開放感をプラス。
リビングを中心とした動線は、家事や育児を効率良くこなせる間取りにもなっています。
事例②
アーチ開口の階段をさりげなく配置し、リビングから次の空間を見せることで広がりを持たせています。
住まい全体をしっかり断熱施工し、薪ストーブによる自然な暖かさで寒さ対策もばっちり。冬でも快適に過ごせます。
事例③
吹き抜けのリビング階段と、見晴らしの良い階段ホールを組み合わせました。
キッチンやダイニングから階段が見えるので、お子さんが学校から帰ってきたときの様子も分かりやすいです。
3.リビング階段のメリット
・リビングに開放感が生まれる
リビングから2階へ抜ける階段は、行き止まり感が無くなりお部屋に開放感が生まれます。
実際の床面積を拡張するのが難しいとき、お部屋を広く見せる効果的なテクニックです。
もちろん、広いLDKをさらに開放的に演出するのも素敵です。
・家族の会話が増える
リビング階段は上下階の動線が集中するため、自然と家族がリビングを通ることで会話が生まれます。
特に会話が減りがちな思春期のお子さんとも、毎日自然に顔を合わせてコミュニケーションを取りやすいです。
・自然光を採り入れやすい
リビング階段を上手に配置すると、ホールからの自然光をリビングに取り入れることもできます。
特に広いLDKだと窓から遠い場所が暗くなりがちなので、明るさを補う手段としてもおすすめです。
・廊下を無くしてリビングを広くできる
玄関から階段までの廊下を省略することができるのも、リビング階段レイアウトの特徴です。
廊下を無くすと2~4畳前後の床面積が浮いて、リビングを広げたり収納をつくったりと有効活用できるのがメリット。
例えば10畳のリビングが14畳になったら、かなり開放感がアップしますよね。リビング階段をうまく採り入れると、広いお部屋をつくることができます。
4.リビング階段でよくある後悔と対策
・リビングが寒い
リビング階段の間取りで良く聞くのが、「冬は暖房が効かず寒い」というデメリットではないでしょうか。
リビングと二階がつながり空気の体積が増えるため、暖房をつけてから温まるまでの時間はどうしても増加します。
【対策①】⇒住まい全体の断熱性を上げる
リビング階段の寒さ対策としては、床・壁・天井・窓の断熱性を上げるのが効果的です。
住まい全体をぐるりと断熱層でコーティングすると、魔法びんのように暖かい空間になり暖房効率もアップします。
断熱性の高い住まいは冬だけでなく、夏のエアコンも良く効いて快適に過ごしやすいです。
【対策②】⇒全館空調システムを検討する
寒さ対策としてもう一つおすすめの方法は、1台のエアコンで住まい全体を調整する全館空調システム。
全館空調システムは24時間一定のパワーで運転するため、イメージほど光熱費は高くありません。
上で挙げた高断熱仕様の住まいなら、熱を逃がさずさらに少ない電気代で適温を保てます。
冬の帰宅時も快適な全館空調システムなら、リビング階段の間取りでも寒さを感じず快適に暮らせます。
・料理のニオイが広がりやすい
リビング階段で上下階がつながると、お料理のニオイがお家全体に広がりやすくなります。
お魚やニンニクなど香りの強いお料理だと、寝室や居室で気になるケースもあるようです。
【対策】⇒キッチンのレイアウトに工夫する
リビング階段を採用する場合は、キッチンレイアウトに工夫してニオイの拡散を防ぎましょう。
最近は壁のないオープンキッチンが人気ですが、遮るものが無いためニオイが広がりやすくなります。
換気扇の前だけでも壁をつくると、整流板の代わりになって煙とニオイを抑えられます。独立キッチンやハーフオープンの間取りにするのも、ニオイの拡散防止に効果的です。
・来客があるとくつろぎにくい
上下階の移動で必ずリビングを経由する間取りは、お子さんの友達など人の出入りがあるとくつろぎにくいケースがあります。
リビングに来客があると下の階に降りにくくなる場合も少なくないようです。
【対策】⇒ソファと階段の位置関係を考える
来客が多いご家庭でのリビング階段は、ソファと階段のレイアウトに工夫して対策しましょう。
ソファから丸見えになるリビングの中心に階段があると、お客さんも家族も気を使ってしまいます。
リビングの端に階段を配置すれば上下階の移動が見えにくく、ソファでくつろぎやすくなります。
5.リビング階段をおしゃれに仕上げるコツ
・素材にこだわる
手すりや踏板など、リビング階段を構成する素材選びも大切です。
おしゃれな階段で定番の無垢材やアイアンのほか、上の写真のように石材をアクセントにするのも面白いですね。
リビングのテイストと統一したり、あえてアクセントを加えたり、いろいろなパターンを試してみましょう。
・レイアウトにこだわる
一口に階段といっても、直線・折り返しなどさまざまなパターンがあります。
リビングからの見え方にも配慮し、おしゃれなレイアウトを考えてみましょう。
まとめ:おしゃれなリビング階段は、茨城の四季彩建設におまかせ
おしゃれな見た目と効率的な間取りづくりが魅力のリビング階段は、これからの住まいづくりでおすすめの選択肢。
上手に取り入れて、家族の会話が絶えない理想のリビングをつくってみましょう。
私たち四季彩建設は茨城県を中心に、ライフスタイルに合わせたオーダーメイドの家づくりをご提案しています。
年間10棟に限定したじっくりスタイルで、お客様と一緒に理想の間取りを考えるのが得意です。
茨城県の石岡市にはデザインと間取りアイデアを体験できる自社モデルハウスもありますので、ぜひお気軽に遊びに来てくださいね。
オンライン相談も受け付けていますので、最初のお気軽なご相談もどうぞ。お待ちしております。