お子さんが1人の3人家族や巣立ったあとの夫婦2人暮らしでは、ライフスタイルに合わせた小さな家が暮らしやすいですよね。
ムダのないシンプルな間取りで、家事効率の良いスマートな暮らしを実現できるのも魅力です。
今回はおしゃれで暮らしやすい、海外デザインの小さな輸入住宅をご紹介します。
小さな家を建てるときの注意点や対策なども解説しますので、マイホームづくりの参考にしてください。
目次
1.小さな家づくり×輸入住宅という選択肢
2.茨城県の小さな輸入住宅実例
3.小さな輸入住宅で人気の間取り
4.小さな家を建てるメリット
5.小さな家のデメリットと対策
1.小さな家づくり×輸入住宅という選択肢
海外の設計思想に基づく輸入住宅というと大きな家をイメージする方が多いですが、実はコンパクトな間取りとの相性も悪くありません。
シルエットがシンプルになる小さな家は、絵本から飛び出したような可愛らしいデザインに仕上げやすいです。
ドーマー窓や吹き抜けなど、小さな家でものびのび暮らせる海外設計ならではの間取りデザインもたくさんあります。
ご夫婦2人やお子さん一人のご家族なら、おしゃれで暮らしやすいコンパクトハウスをぜひ検討してみてください。
2.茨城県の小さな輸入住宅実例
実際に私たち四季彩建設がお手伝いした、小さくておしゃれな輸入住宅実例をご紹介します。
事例①
えんとつと三角屋根がかわいらしい、平屋風のコンパクトハウスです。
大きな屋根形状を活かした開放的なリビングは、梁見せ天井のおしゃれなデザイン。
小さな間取りでも圧迫感なく、のびのび暮らせる工夫です。
タイル土間に薪ストーブの組み合わせはオシャレなアクセントになる、輸入住宅の定番デザインですね。
空気を汚さない優しい暖かさで、実用性もばっちり。
事例②
コンパクトな平屋を余裕のある土地に建て、広いウッドデッキのアウトドアリビングをつくりました。
土地に余裕のある郊外エリアは、輸入住宅のデザインが映えるおすすめの環境です。
広い庭でお子さんやワンちゃんがのびのび遊べるのも素敵ですね。
リビングは勾配天井で開放感をアップした気持ち良い間取り。ホワイトのドアで壁と統一しているのも、お部屋をスッキリ広く見せるテクニックです。
幅広ミラーとカウンターの洗面台は、家族で同時にひろびろ使えるレイアウト。
小さい家だからこそ、みんながのびのび暮らせる工夫を盛り込みました。
3.小さな輸入住宅で人気の間取り
・平屋
南欧・北欧・アメリカンなど、いろいろなテイストと実は相性が良い平屋の間取り。
階段のないコンパクトな生活は効率が良く、老後も暮らしやすいため長く暮らせるのも魅力。
シルエットがシンプルになるため、外壁や屋根、窓など海外デザインがより際立つのも特徴です。
土地の面積に余裕があるなら、ぜひコンパクトな間取りと平屋を組み合わせてみてください。
▽関連コラム:平屋の輸入住宅で自分らしい暮らし|注文住宅間取り実例
・吹き抜け/ドーマー窓
開放感のある間取りをつくりやすい吹き抜け空間は、小さい家や平屋との相性が抜群。
実際の床面積以上の広さを演出できるため、コンパクトなリビングにとてもおすすめです。
高い位置から自然光や風を採り入れることができるドーマー窓も、輸入住宅で人気のデザインです。
外観のアクセントにもなるので、シンプルなおうちに変化を与えたいときにも効果的。
・ロフト
収納スペースやお子さんの遊び場、書斎などさまざまな活用方法があるロフトも、小さな家づくりで効果的な間取りの一つです。
純粋に床面積を増やすことができるため、コンパクトな間取りでも効率的な暮らしにつながります。
条件によっては延べ床面積に含まれないため、建ぺい率や容積率の影響を受けないのもロフトのメリット。
小さな家の間取りが収納不足やプライベートスペース不足になりそうなときは、積極的に有効活用してみましょう。
・回廊のようなLDK
広いLDKを回廊のように使う間取りは、海外デザインと相性が良いおすすめの組み合わせ。
廊下をなくすことで床面積を有効活用できるため、小さな家でもひろびろ暮らせるアイデアです。
ゆとりのあるLDKでホームパーティーをしたり、家族水入らずの時間を過ごしたり、素敵なライフスタイルを送れるおすすめの間取りです。
・薪ストーブ
体にやさしい輻射熱を使った薪ストーブは、小さな輸入住宅にぜひおすすめしたい暖房設備です。
薪ストーブは火を入れてから立ち上がりに少し時間がかかりますが、コンパクトな間取りなら早く暖まります。
心地よい暖かさにつられて、家族が集まるコミュニケーションリビングをつくりやすいのも薪ストーブならではの魅力。
えんとつも外観の素敵なアクセントになりますし、海外デザインとの相性もばつぐんです。
4.小さな家を建てるメリット
・動線効率が良い
小さな家は全体の移動距離を抑えることができるため、結果的に家事や移動の効率が良い間取りをつくれるのが大きなメリット。
広い家は暮らしやすそうなイメージですが、必要以上の広さは移動効率悪化の原因になるのです。
その点必要最小限のコンパクトな家は、必要な物や場所にサッとアクセスできる気軽さがあります。
・掃除がラク
掃除機がけや窓ふきなど普段のお掃除がラクちんなのも、小さな家のメリットです。
面積が少ないので同じ作業でも早く終わらせることができます。
一回の差は少なくても、長く暮らすほど積み重ねで差が出てくる部分ですね。
・コストを抑えやすい
小さな家はコスト面のメリットも少なくありません。
まず材料費と工賃を抑えることができるため、初期費用が安くなり毎月のローン負担額も軽減できます。
さらに毎年かかる固定資産税も安くなるので、長い目で見るとさらに節約効果が大きくなります。
外壁や屋根の塗装、内装のメンテナンス費用も抑えられますので、長く暮らすほどおトクになるのもうれしいポイント。
・庭を広く使える
建物の床面積を抑えると、その分お庭や駐車場を広く取れるのも意外なメリットです。
ガーデニングやお子さん・ペットの遊び場をつくるなど、広いお庭だから実現できる素敵なライフスタイルも多いです。
駐車場が広いと車を出し入れしやすいですし、将来介護が必要になったときの送迎も問題ありません。
5.小さな家のデメリットと対策
・収納不足になりやすい
床面積が限られる住まいづくりでは、居住スペースと収納スペースのバランスが難しいポイント。収納不足は常に上位にランクインする悩みのため、小さな家では特に発生しやすくなります。
【対策】⇒デッドスペースを活用する
小さな家では特に、床下や屋根裏などのデッドスペースを有効活用して収納力を確保しましょう。
屋根裏空間を活用すれば、かなり大きな収納をつくることができます。季節ものの洋服や扇風機・ストーブなど、出し入れ頻度の低いアイテムをしまう場所に最適です。お子さんの工作など思い出の品を保管する場所にも良いですね。
階段下・床下など戸建て住宅にはさまざまなデッドスペースがありますので、いろいろ活用してみましょう。
・ライフスタイルの変化に対応しにくい
部屋数や床面積をピッタリつくると、家族が増えたり仕事が変わったりといったライフスタイルの変化に対応しにくいのも要注意ポイント。
お子さんの誕生だけでなく、高齢の両親との同居による変化も最近では増えてきています。
【対策】⇒将来設計をしっかり立てる
ムダのないコンパクトハウスを建てる際は、必ず長期スパンで家族の将来設計を立てましょう。
お子さんの人数や巣立ちの時期、両親が高齢になったときにどう暮らすのかといったことまでしっかり考えることが大切です。
すべてを計算通りに進めるのは難しいかもしれませんが、備えておけばいざというときに対応しやすくなります。
・間取り設計の難易度が高い
限られた床面積に必要な間取りを配置するのは、プロの建築家にとっても簡単なことではありません。
ただパズルのように詰め込んだ間取りでは、かえって暮らしにくくなってしまうケースもあります。
【対策】⇒小さい家の実績がある会社を選ぶ
小さな家づくりでは、広い家づくりと違った考え方や取り組み方が求められます。
暮らしやすいコンパクトハウスを建てるために、なるべく小さい家の実績が多い工務店やハウスメーカーを選びましょう。
小さい家をたくさん手掛けている会社なら、経験をもとにした的確なアドバイスが期待できます。
会社選びの際は、私たち施工店の施工事例・実績に注目してみてください。
■まとめ:茨城県の小さな輸入住宅は四季彩建設におまかせください
ムダのないコンパクトなマイホームは、効率的な暮らしを送りたい方にピッタリ。
少し設計難易度は高くなりますが、暮らしやすくおしゃれな理想の間取りを私たち施工店と一緒に考えてみましょう。
茨城県で小さな輸入住宅をご検討の際は、私たち四季彩建設にもぜひご相談ください。
年間10棟に限定したじっくりスタイルの家づくりで、お客様が納得するまで一緒に理想の間取りを考えます。
地元密着の家族のような距離感で、デザイン・暮らしやすさともにこだわりのマイホームをつくりましょう。
茨城県石岡市には、実際の間取りアイデアやデザインをご覧いただける自社モデルハウスもご用意しています。
完成見学会も定期的に実施していますので、タイミングが合いましたらぜひご活用ください。