注文住宅デザインとして人気が高いアメリカンテイストの中でも、平屋との組み合わせにあこがれる方は多いです。
今回は実際のおしゃれな平屋アメリカンハウスをご紹介し、おしゃれに仕上げるコツも解説します。
日本で平屋を建てるとき注意すべきポイントもまとめていますので、おしゃれで暮らしやすいマイホームづくりに役立ててください。
目次
1.平屋アメリカンハウスの間取り・外装事例
2.平屋アメリカンハウスをおしゃれに仕上げるコツ
3.平屋を建てるときはココに注意
1.平屋アメリカンハウスの間取り・外装事例
さっそくおしゃれな平屋アメリカンハウスの外観と内装を細かくチェックしていきましょう。
映画に出てきそうな本格アメリカンデザインを再現した、目を引く外観の平屋住宅です。
大きな屋根の途中から飛び出すドーマー窓は、外観のアクセントになりつつ室内に光も届けてくれるデザインアイデア。薪ストーブのえんとつも、さりげなく外観をおしゃれに彩っています。
玄関からつながる大きなカバードポーチも、アメリカンハウスならではの素敵なデザインです。雨風から建物を守る実用性、アウトドアリビングとして使える利便性を兼ね備えた素敵なスペースですね。
玄関アプローチと門柱も時代背景に合わせたレンガ造りでトータルコーディネートし、外観のオシャレ度アップに貢献しています。
リビングダイニングは平屋の屋根形状を活かした高い勾配天井で、レストランのような開放感を生み出しています。高い位置のドーマー窓は面積が小さくても、たっぷりの自然光を室内に届けてくれます。
高い天井を活かしたロフトも設け、空間を無駄にせず有効活用しています。断熱性を高めてシーリングファンでお部屋の空気をかき混ぜているので、冷暖房効率も問題なし。
キッチン収納は木製キャビネットで構成し、アメリカンカントリーテイストでまとめています。おしゃれな雑貨や調味料入れで飾ってあげれば、映画に出てくる本格的アメリカンハウスのように。
タイルやボウルを自由に組み合わせる造作洗面台は、アメリカ国旗がモチーフのオリジナルミラーで遊び心のあるデザインに。毎日の身支度がちょっとワクワクしますし、お客様にも楽しんでもらえる仕掛けですね。
2.平屋アメリカンハウスをおしゃれに仕上げるコツ
数ある選択肢の中で平屋×アメリカンハウスを選ぶなら、次のポイントにこだわってみましょう。おしゃれな外観デザインが、さらに魅力的になりますよ。
・広い土地に建てる
アメリカンハウスの外観を魅力的に見せる方法としては、郊外の広い土地に建てるのが大変効果的です。さすがに本場アメリカのような見渡す限りの土地は難しいですが、両隣の家が離れていて余裕があると、外観デザインがとても引き立ちます。
後述する平屋の日当たり問題の解決にもつながりますので、広い土地に建てるメリットは大きいです。できるだけ駅前や人気の住宅地は避け、自然が豊かで広い土地が多いエリアを検討してみてください。
・ベースとなるテイストを見つける
一口にアメリカンハウスと言っても、広いアメリカ国内にはさまざまなデザインテイストが存在します。まずは自分の好みや目指すデザインを見つけて、外観全体を統一することから始めましょう。
日本で人気の平屋アメリカンテイストとしては、上の二つを見かけることが多いと思います。外壁や屋根のカラーチョイスでオリジナリティを出すこともできますが、まずはたくさんの事例を見て自分の庫のみを見つけてみましょう。
・外構とトータルコーディネートする
せっかく建物をアメリカンテイストで仕上げるなら、玄関アプローチやフェンスなどの外構もデザインを統一しましょう。年代や地域まで考慮してトータルコーディネートすると、外観全体の魅力がグッとアップします。
例えばアーリーアメリカンテイストなら、レンガのアプローチや板塀フェンスなどレトロな雰囲気がピッタリ。西海岸風のサーファーズハウスなら、スチールフェンスや青々とした芝生と組み合わせるのがおしゃれです。ニオイシュロランなどリゾート感のあるシンボルツリーも定番ですね。
3.平屋を建てるときはココに注意
最後に、日本で平屋を建てるときに注意すべきポイントも確認しておきましょう。
・日当たり
背の低い平屋は他の建物の影に入りやすいため、建てる場所の日当たりは要チェックポイントです。せっかくおしゃれなアメリカンハウスを建てても、一日中日影でジメジメしてしまったらもったいないですよね。
平屋を建てる土地を選ぶ際は、できれば時間帯を変えて訪れてみるのがおすすめです。朝・昼・夕方で意外な場所から影ができるケースもありますので、少し手間をかけて確認してみましょう。
前述したように、少し郊外の広い土地に建てるのもおすすめです。市街地より坪単価が安い土地も多いので、費用を節約して建物に予算をかけられるのも大きなメリット。
・家事動線
平屋は二階建てよりワンフロアの面積が広くなりますので、効率的な家事動線を考えることも大切です。例えば玄関とキッチンが家の両端にあると、買ってきた食材を冷蔵庫まで運ぶ距離が増えて大変ですよね。
洗濯物と物干し場、各水回りの場所など、家事に関する間取りの配置を考え、効率的な家事動線を作りましょう。
・中心部の採光と彩風
平屋は建物の中心から窓が遠くなるケースも多く、光と風が届かない場所が発生しやすいです。暗くてジメジメした部屋ができないよう、トップライトやドーマー窓などを使って中心部の採光と彩風を確保しましょう。
土地の広さに余裕があれば、コの字型やロの字型の中庭をつくるのも効果的です。
・防犯
一階部分の窓が多くなりやすい平屋は、防犯性能についてもしっかりこだわるべきです。
大きな掃き出し窓はシャッターや雨戸を検討し、デザイン上付けたくない場合は防犯ガラスを入れるのもおすすめです。
人感センサー付きのライトや踏むと音が出る防犯砂利など、外構の工夫で防犯性能を高める方法もあります。
・災害リスク
すべての家財と家族が1階に集まる平屋は、大雨や台風で冠水したときのリスクが高い点も要注意。建てる土地を選ぶ際は、災害リスクについてもしっかり調べましょう。
災害リスクは自治体が発行しているハザードマップで確認することができます。
特に河川の近くのエリアの場合、浸水予想区域に入っていないか確認してください。想定浸水深さなどもチェックし、命と財産の危険が少ないエリアを選びましょう。
・パーソナルスペース
家族全員がワンフロアで暮らす平屋は、一人の時間を過ごすパーソナルスペースの確保も大切なポイントです。
リビング間仕切りで簡易個室をつくったり、屋根裏部屋やロフトを活用したり、カバードポーチやウッドデッキをアウトドアリビングにするのもおすすめ。
家族団らんのスペースとは別に、それぞれが気兼ねなく過ごせるスペースを考えてみましょう。
■まとめ:茨城県でアメリカンハウスを建てるなら四季彩建設にご相談ください
アメリカンテイストの住宅がお好みなら、平屋との組み合わせはとてもおすすめの選択肢です。おしゃれで老後まで暮らしやすいアメリカン平屋、ぜひ検討してみてください。
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