ヨーロッパ風の外観

「マイホームは、海外風のおしゃれな家を建てたい!」と、輸入住宅を考えている方も多くいるでしょう。

”おしゃれなデザイン”、”海外テイスト”、といった良いイメージが先行してしまいがちですが、実際に輸入住宅を建てるなら、「輸入住宅のデメリット」も事前に把握しておきたいもの。

そこで今回は、輸入住宅にはどのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。

また、輸入住宅の代表的なデザインも合わせてご紹介しますので、お好みのテイストをぜひ見つけてみてくださいね。

 

 

輸入住宅とは?

南仏スタイルの家

”輸入住宅=海外デザインの家”とイメージする方も多いでしょう。一方で、輸入住宅とはどのような住宅のことを言うのか?ということについて、明確な定義は実はありません。

たとえば、輸入住宅産業協会では「海外の設計思想による住宅を、資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅」を輸入住宅と呼んでいます。

簡単にいうと、輸入住宅は「海外のデザインや思想を取り入れた住宅を、国内で建てた家」と認識しておいて良いでしょう。

 

輸入住宅のデメリット

広々としたキッチン

憧れだけで決めるのではなく、デメリットもきちんと理解したうえで判断するのが、家づくりの大切なポイントです。

まずは、輸入住宅の代表的なデメリットを4つご紹介します。

 

・リフォームが難しい

輸入住宅は、「壁を取り払う、新たに壁を設置するといった間取りの変更や、窓の大きさを変えるなどのリフォームが難しい」という声が聞かれます。

こうのようなデメリットが聞かれている理由として、一般的な日本の住宅と、海外で建てられる住宅の工法の違いが関係しています。

一般的な日本の住宅は、柱や梁で構成する「在来工法」で建てられますが、輸入住宅では、面と面を組み合わせて建てられる「パネル工法」が一般的な工法となっているため、「パネルを取り払ってしまうと構造に影響が出るのではないか」と言われています。

しかしながら、「在来工法」であっても、補強のために柱の間に斜めに入れる部材「筋交い」を取り払って間取りを変更することはできないなど、リフォームする際には制限があります。

さらに、「パネル工法」で建てられた家でも、上からの荷重に耐えられるようにする横材「まぐさ」の下の空間では、自由に間取り変更をすることができるため、安心してリフォームをすることができます。

 

・メンテナンスがしにくい

日本の住宅と規格自体が異なることや、海外から資材を輸入して建てられていることから、「メンテナンスがしにくい」といったデメリットも聞かれます。

たとえば、「ドアノブが壊れた」「窓のサッシを取り替えたい」といった場合に、すぐに交換ができずに交換部品を取り寄せるまでに時間がかかってしまうのではないか、と心配されることも。

【四季彩建設ならではの解決ポイント】

弊社では、ほとんどが日本でも仕入れることができる海外製品を扱っており、メンテナンスで交換が必要になった場合でも、すぐに対応できるようになっております。木製サッシなど、一部海外から輸入する製品がありますが、空輸で数日もあれば取り寄せることができるので、「交換まで数週間も待たされる‥」なんてことはありません。

 

・インテリア選びが大変

輸入住宅には、北米スタイル、北欧スタイル、フレンチスタイル、とさまざまなテイストがあるため、各スタイルにマッチする家具を探す必要があります。

「家具選びにはこだわりたい!」という方の場合、「輸入住宅に合うインテリアがなかなか見つからないのでは?」と心配される方もいるかもしれません。

【四季彩建設ならではの解決ポイント】

国内には、輸入住宅に合う海外デザインの家具店は数多くあるので、インテリア選びで心配する必要はありません。「自分で一からインテリア選びをするのは大変そう‥」という方でも、弊社では、各スタイルに合う家具専門店と提携しておりますので、お客様のご希望に合わせてインテリアのご紹介もさせていただきます。

 

・価格が高くなる

輸入住宅は、一般的な住宅と比べても、どうしても価格が高くなってしまいます。

海外から資材を輸入する必要があるため、その輸送費や手間がかかってしまうためです。また、建築費用が高くなるだけではなく、輸入住宅に合う輸入家具を取り揃えるとなると、インテリアにかける費用も高くなってしまうでしょう。

一方で、輸入住宅は機能性や耐久性に優れているため、「住宅がより長持ちする」「より快適な住まいで暮らせる」という観点で見ると、建築コストが多少かかっても「トータルで見ると高くはない」「それだけの価値がある」という考えもできるでしょう。

 

輸入住宅のメリット

南仏風のリビング

続いて、輸入住宅のメリットを4つ見ていきましょう。

 

・海外独自のおしゃれなデザイン

輸入住宅は、”おしゃれなデザイン”が最大の魅力です。

海外のデザインがそのまま取り入れられているため、「”海外風”ではなく、実際に海外で建てられている家で暮らしたい」「他の住宅とは被らない、オリジナリティーのある家にしたい」といった方におすすめです。

輸入住宅と言っても、可愛らしいデザインのフレンチスタイルや、シンプルなアメリカンスタイル、スタイリッシュな印象のニューヨークスタイルなど、さまざまなスタイルがあるため、自分自身の好みのテイストを見つけることができます。

 

・広々として開放感がある

輸入住宅は、広いリビングやオープンキッチン、勾配天井を採用するなど、開放感があり広々としている点が特徴的です。

コロナ禍を通して家にいる時間が増えた、という人の中では、「家の中にいても閉塞感を感じることのない、開放的な空間で過ごしたい」と考える方も増えたのではないでしょうか。

屋内にいてもストレスを感じることなく、快適な生活が送れるのが輸入住宅のメリットです。

 

・耐震性・耐久性に優れる

地震大国とも言われている日本では、「地震に強いかどうか」という耐久性・耐震性の高さは、住宅を建てるうえで非常に重要なポイントなのではないでしょうか。

輸入住宅に見られる「2×4工法」「2×6工法」といった「面」で構造体をつくる工法は、揺れや風を面全体で受け止めることができるため、柱や梁などの「線」でつくる軸組工法よりも耐久性にすぐれています。

 

・断熱性・気密性が高い

輸入住宅は、北欧や北米の寒い地域でも、快適な住まいを保つことができるほどの「高い断熱性・機密性」のある住宅となっています。

長く住み続ける場所だからこそ、「夏は涼しく、冬は暖かい」といった快適な環境で暮らせるかどうかは、マイホームづくりではとても大切なポイントです。

 

中古で購入する場合は?

マイホームを考えるうえで、新築ではなく中古住宅を購入するという人も少なくありません。

中古の輸入住宅を購入する際には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

 

・メリット

・新築よりも安い価格で購入することができる

・耐久性に優れているため、中古でも長く住み続けることができる

・無垢材など自然素材の経年劣化が楽しめる

 

・デメリット

・状態によっては、修繕が必要な場合もある

・自分好みにリフォームするのが難しい

・不動産会社を介すため、仲介手数料がかかる

 

輸入住宅の代表的なデザインをご紹介

最後に、輸入住宅の代表的なデザインを事例写真とともにご紹介します。

住宅デザインの参考に、ぜひお役立てください。

 

・アーリーアメリカンスタイル

アメリカンスタイルの平屋

「アーリーアメリカンスタイル」は、アメリカの17〜18世紀頃の植民地時代にイギリスなどから移入し、流行したスタイルのことをいいます。”シンプル”、”素朴”、”爽やか”といったイメージを持っており、外壁はラップサイディングとなっているのが特徴です。

勾配天井のリビング

室内は天井が高く、部屋全体が明るく開放感のある雰囲気になっています。

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・カリフォルニアスタイル

カリフォルニアスタイルの外観

「カリフォルニアスタイル」は、アメリカ西海岸にある家をイメージしており、リゾートを連想させるような明るく開放感のある雰囲気が特徴です。ブルーやホワイトなど、爽やかな印象を与える色が多く取り入れられています。

カリフォルニアスタイルのキッチン

キッチンも明るく広々としていますね。

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・フランス南仏スタイル

フランス南仏風の外観

”素朴で可愛らしい”印象を与え、女性に人気が高い「南仏スタイル」の家。真っ白な外壁と赤いレンガ屋根が特徴的です。

南仏スタイルのリビング

無垢材の床など、自然素材がたっぷりと使われていて、リラックスした南仏スタイルの生活が送れそうです。

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・北欧スタイル

高気密・高断熱の家

北欧の家具や雑貨だけではなく、北欧スタイルの住宅も日本人にはとっても人気があります。外観には、ホワイトやグレー、ブルー、グリーンといった優しい色合いのパステルカラーが使われます。

清潔感のあるLDK

白を基調とした明るく爽やかな内装。家族や友人とのゆったりとした時間を大切にする、北欧のライフスタイルがお好みの方はぜひ。

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・ブリティッシュスタイル

レンガ外観の輸入住宅

伝統的な品格溢れる雰囲気の「ブリティッシュスタイル」。レンガ造りの外観が特徴的で、高級感と重厚感が感じられる住まいです。

梁見せのおしゃれなキッチン

広々としたアイランドキッチン。木の温もりが感じられる、暖かな空間が広がっています。

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茨城で理想の輸入住宅を建てるなら

いかがでしたか?こちらのコラムでは、輸入住宅のメリット・デメリットと、さまざまなスタイルの事例をご紹介しました。見た目がおしゃれなだけではなく、機能性にも優れた輸入住宅。ぜひお好みのスタイルを見つけて、マイホームづくりへの第一歩を踏み出してみましょう。

茨城県で輸入住宅を建てるなら、四季彩建設にぜひご相談ください。弊社では、南仏スタイル、北欧スタイル、アメリカンスタイル、ブリティッシュスタイルなど、さまざまなスタイルの家を数多く承っております。地元密着で年間棟数を10棟に限定した家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のデザインづくりをお手伝いします。

私たちスタッフが家づくりをサポート

【私たちが家づくりをサポートします】

茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「初めてで何もわからない」という方にも、お家づくりにおけるご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いしますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしております。

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    著者情報

    中村 威
    中村 威四季彩建設株式会社 代表取締役
    「年間10棟 届けたいのは手づくりのぬくもり」

    お一人おひとりの想いを大切に、これまで培った経験の全てを注ぎだし、
    職人さんとともに一棟一棟、丁寧な家づくり。

    ご家族の「幸せが宿る家」づくりをお手伝いさせていただきます。

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    資格情報
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