レトロな家は、落ち着いた風情のある雰囲気が魅力。ノスタルジックな雰囲気の中でリラックスして過ごしたい、という方におすすめしたいのが「レトロな家」です。
こちらのコラムでは、レトロな家の事例紹介とレトロな家に仕上げるためのポイントを解説します。
「レトロな家にしたいけれど、外観・内装デザインのコツがわからない…」「数ある事例から自分好みのレトロな家を見つけたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
レトロな家とは?
”レトロ”という言葉を辞書で調べると、「懐古的であること。古いものを好むこと」などと出てきます。つまり、レトロな家とは「昔を思い出すような、どこか懐かしさを感じる家」のこと。
ちなみに”レトロ”という言葉は、英語で「過去を懐かしむさま。回顧的」を意味する形容詞”retrospective”が語源となっています。
レトロな家の魅力は、古いデザインやインテリアを取り入れた空間で、懐かしさや落ち着きを感じながら過ごせるところ。また、レトロな家には古民家をイメージした和風デザインや、ヨーロッパの田舎をテーマにした洋風デザインなど、さまざまなテイストがあり選択肢が豊富なのもメリットのひとつ。
施工事例を参考に、まずは好みのテイストを探してみましょう。
洋風・和風レトロな家の事例集
まずは、さまざまなスタイルのレトロな家をたっぷりとご紹介していきます。
・趣感じる古民家風の家
こちらは、古き良き日本家屋をイメージした古民家風の家。黒い塗料が施された黒い柱や梁が印象的な内装です。
リビングにはローテーブルを置いて、床に座って生活するスタイルに。リビングから直接2階へと上がれるリビング階段のある間取りで、生活導線にも配慮されています。
和風レトロな家には欠かせない畳のある和室。重苦しい印象にならないよう、丸みのある照明で柔らかい雰囲気をプラスしています。
・和と洋の融合、和モダンの家
和と洋の要素を両方取り入れた「和モダン」のレトロな家。和風にしたいけれど現代の生活スタイルにも合う家にしたい、という方にはぜひおすすめしたいスタイルです。
リビングの奥には小上がりの和室を設けています。掘りごたつになっているので、長時間座っていても疲れません。
キッチンは濃い色味の梁からは”和”の要素が感じられつつ、天井に明るいグリーンのアクセントウォールを施して洋風の雰囲気もプラス。
・フランスのカントリースタイル
こちらはフランスの田舎をイメージした洋風のレトロな家。
アンティーク調の照明や壁にレンガを取り入れて、レトロな雰囲気を演出。優しい色合いと柔らかな雰囲気がお好みの方は、フランスのカントリースタイルがおすすめです。
洗面台にはデザインのあるカラフルなタイルで装飾を施すと、おしゃれ&レトロに仕上がります。
・可愛らしい洋風レトロな家
こちらは、まるで絵本の中に出てくるような洋風のレトロなお家。
毎日お菓子づくりでもしたくなるような、シンプルだけど可愛らしい雰囲気のあるキッチン。
自然素材のブラウンと爽やかな白の組み合わせで、シャビー感と可愛らしさが感じられる空間になっています。
・赤毛のアンをイメージした家
こちらは、赤毛のアンの家をイメージした家。明るい色味の無垢材をふんだんに使用した内装が印象的です。
花柄のレトロな雰囲気を感じるソファは、リビングの主役に。
天井は吹き抜けにして開放感を演出。階段の手すりや窓枠まで、すべて自然素材にすることで木のぬくもりに囲まれたリラックスできる空間になっています。
風情ある和風レトロな家に仕上げるには?
落ち着きのある和風レトロがお好みの方に向けて、こちらでは風情ある和の雰囲気に仕上げるポイントをお伝えします。
・外観のポイント
外観は上記のように白と黒を組み合わせた色づかいにすると、古民家風に仕上がります。白は純白ではなく、白にほんの少し色味が混ざったような落ち着いた白にしましょう。
屋根は瓦屋根にすると、”和”の雰囲気が強く出るのでおすすめ。古くから日本家屋に使われてきた素材なので、日本の自然環境にも馴染みやすいというメリットも。
もう一つ意識したいのは、窓枠周りを黒でしっかりと縁取りするようにして強調したり、壁に黒のラインでデザインを施すなど、線を意識したデザインをアクセントとして取り入れてみること。外壁全体を白だけにしてしまうと、どこかのっぺりとした印象になってしまうので、黒でしっかりと引き締めて重厚感のある雰囲気もプラスしてみましょう。
・内装のポイント
内装には畳や自然木など、自然素材をたっぷりと使いましょう。また、色使いを外観と合わせるように無垢材には黒や黒に近いブラウンの塗装を施すと、和の雰囲気にグッと近づきます。
カラーは極力使わずにナチュラルな色でまとめること、そしてタイルやステンレスなど人工的な素材は極力使わないようにすることもポイントです。
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おしゃれな洋風レトロな家に仕上げるには?
続いては、おしゃれな洋風レトロの家に仕上げる外観・内装のポイントを解説します。
・外観のポイント
外観を洋風レトロに仕上げるポイントは、鮮やかな色は使わずにどちらかというと少しくすんだ落ち着いた色づかいにすること。ビビッドな色味は、モダンで派手な印象になってしまうので避けるようにしましょう。
屋根は瓦屋根にすると、ヨーロッパの田舎にあるような家を連想させるのでおすすめです。定番なのは、上記の写真のようなオレンジがかった温かみを感じる色味。
・内装のポイント
内装には自然木をふんだんに使い、自然素材を取り入れてみましょう。和風レトロに仕上げる際も自然素材を使いますが、異なるポイントは自然木の色味。洋風にする際は塗装はせずに、木の色味をそのまま生かした明るめ〜中間色のブラウンに仕上げましょう。
また内装全体に取り入れる色としては、外観と同じくベージュやグレー、ホワイトなどといった柔らかい色味を使うとシャビーな印象に仕上がります。
内装のアクセントは、アンティーク調のおしゃれな照明器具。ペンダントタイプをチョイスして、目線が集まるように工夫してみましょう。照明以外では、レンガやタイルで水回りを装飾するのもおすすめです。
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いかがでしたか?
こちらのコラムでは、レトロな家の事例紹介とレトロな家に仕上げるポイントを和風・洋風に分けて解説しました。
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