輸入住宅の内装は無垢材や塗り壁で自然素材の家にしたい!

輸入住宅の内装と聞くと、素材よりもおしゃれなデザイン性が思い浮かぶことが多いのではないでしょうか?輸入住宅のデザイン性の高さに自然素材の美しい色合いや質感、そして心地よさと安心感を加えてみませんか?

自然素材はリビングや寝室以外に、キッチンや洗面所などの水回りにも使え、視覚的な美しさに加え、家の中の空気環境を向上させます。


コラムのポイント

  • 輸入住宅には様々なデザインがありますが、内装に自然素材を使うという共通した特徴があります。
  • 自然素材には視覚的な美しさと室内環境を向上させる良さがあります。

輸入住宅の特徴

ブリテイッシュ・コロニアルスタイルの輸入住宅

輸入住宅には主に北米風・南欧風・北欧風があり、それぞれに外観や内装のデザインの特徴があります。共通する特徴としては無垢材や塗り壁、天然石、タイルなどの自然素材が使われていることです。

北米風輸入住宅の特徴

北米風輸入住宅には主に、アメリカとカナダのスタイルが挙げられます。一口にアメリカとカナダと言っても、様々なスタイルがあります。

アメリカの住宅には、コロニアルスタイル・ジョージアンスタイル・ランチスタイルなどの他に、イギリスの住宅の影響を色濃く受けているヴィクトリアンスタイルがあります。コロニアルスタイルひとつをとっても、イギリス風、スペイン風、フランス風など、1600年代にアメリカに入植した人々の影響を受け、異なった特徴があります。

その中で、最もポピュラーなコロニアルスタイルはイギリス風なブリティッシュ・コロニアルです。

ブリティッシュ・コロニアルとは、中央に玄関があり、その両側はシンメトリーの翼になっている切り妻屋根が載った箱型の住宅で、伝統的でシンプルな外観デザインです。この基となったスタイルが、ジョージアンスタイルです。イギリスでポピュラーだった組石造の住宅で、アメリカの移住者の中の富裕層に好まれ、メイン州やコネチカット州などの6州で構成されるニューイングランドで広まりました。

ニューイングランド地方とは,米国北東部のコネティカット州,メイン州,マサチューセッツ州,ニューハンプシャー州,ロードアイランド州及びバーモント州の6州を指します。

引用:在ボストン日本国総領事館 ニューイングランド地方概観

ランチスタイルは、1930年ごろから郊外の住宅として広まった平屋住宅です。サーファーズハウスとして人気の高いカリフォルニアスタイルと同じように、ラップサイディングが特徴です。

そして輸入住宅が好きな方にとって、カナダの住宅といえば、赤毛のアンの家が思い浮かぶのではないでしょうか?赤毛のアンの家も、イギリスからカナダへの入植者によって広まったコロニアルスタイルです。屋根から突き出した小さな三角屋根がアクセントになっている根急勾配の切妻屋根と、たくさんの窓が特徴的な住宅です。

南欧風輸入住宅の特徴

南欧風輸入住宅として、日本でもポピュラーなスタイルは、地中海に面しイタリアと隣接するフランス南部のプロヴァンス地方で生まれたプロヴァンススタイルではないでしょうか?ホワイト系の塗り壁とオレンジ系の屋根を組み合わせた特徴的な外観デザインです。

一方、ブルターニュスタイルは、白い塗り壁に黒い屋根が特徴的な住宅です。世界遺産の島のモンサンミッシェルで有名なブルターニュ地方は、フランスの北西部、英仏海峡と大西洋に突き出た半島にあります。

北欧風輸入住宅の特徴

フィンランドやスウェーデン、デンマークなど、近年日本で人気の高い北欧の国々は、冬の期間が長く、日照時間が短いという気候の特徴があります。そして北欧の住宅スタイルは、シンプルで、積雪に耐えられる三角屋根や断熱性が高く採光量の多い窓など、機能性の高さが特徴です。

このように輸入住宅の外観には多数のスタイルがありますが、内装に自然素材が使われるという部分は共通しています。

輸入住宅の内装に使われる自然素材が室内環境に与える影響

輸入住宅の内装に使われる自然素材

輸入住宅には国や、同じ国の中でも時代や地方の違いによって、数えきれないほどのスタイルがありますが、共通していることは、内装に自然素材が多用されていることです。

住宅の内装に使われる自然素材には、無垢材、漆喰の塗り壁、紙や布のクロスなどが挙げられます。日本国内に建てられる輸入住宅には、畳が使われることもあります。

これらの自然素材には、共通して調湿性と通気性、断熱性と蓄熱性という性質があり、どの性質も、室内環境の向上に役立ちます。

調湿性と通気性

調湿性とは空気中の水分を調整して、最適な湿度にする性質です。梅雨時から夏にかけては空気中の水分が増え、湿度が高くなります。湿度が高くなると、エアコンで涼しくなっている室内にいても、体感温度が高くなる為、実際の室温より蒸し暑く感じます。

また、カビが発生しやすくなり、カビが発生するとダニも増殖してしまい、家族がアレルギーを発生する恐れが出てきます。調湿性のある無垢材や塗り壁などの自然素材が使われている室内では、湿度が高くなってくると、内装素材に水分が吸収されるので、そのような心配がありません。体感温度が上がらないので、必要以上にエアコンの設定温度を下げる必要がないので、省エネにも役立ちます。

冬になると空気が乾燥するので、喉の粘膜や肌に炎症が起こりやすくなり、体感温度も低下します。そのような状況になると、自然素材は内部に蓄積していた水分を蒸散し、室内の空気をしっとりさせます。

その結果、風邪をひきやすくなったり、無駄にエアコンの設定温度を上げたりといったことがおこらない室内環境が調います。そして、調湿性は通気性との組み合わせで、よりその働きの効果が向上します。

通気性とは空気を出入りさせる性質です。紙や織物のクロス、塗り壁、無垢材には、空気が出入りすることによって結露やカビの発生を防げる良さがあります。

断熱性と蓄熱性

住宅の内部には断熱材が使われ、断熱窓が取り付けられている住宅では、熱の出入りが抑えられているので、外部の気温からの影響はほとんどありません。その快適さをさらに向上させる働きが、自然素材の断熱性です。無垢材や塗り壁、畳などの自然素材には温もりがあることに加え、熱を伝えにくいという性質があります。

この温もりは、自然素材の持つ蓄熱性によるものです。日中に採り入れた太陽の暖かさが、緩やかに続くため、冬でもヒヤッとする冷たさが生まれません。また、熱を伝えにくい性質もあるので、冬は暖房の熱を外に逃がさず、夏は太陽の熱を室内に侵入させません。

輸入住宅の内装を彩る自然素材

自然素材には室内環境を快適にするというだけではなく、内装の雰囲気を演出するという役割も果たします。自然素材はデザイン性への融通性が高く、洗練された贅沢な雰囲気からカジュアルで可愛らしい雰囲気まで、どのようなコンセプトの住宅にも調和します。

無垢材のフローリング・壁・柱・梁・窓枠

無垢材は、壁、床以外にも、梁や柱を見せてアクセントにするという使い方がされます。無垢材には経年で色合いが変化していくという性質があり、年を重ねると共に、家族の思い出を包み込みながら室内を味わい深くしていきます。

無垢材内装の輸入住宅

塗り壁と、無垢材のフローリングと柱、梁が調和した室内に、木製サッシの窓からの景観が彩りを添えています。

この事例を詳しくご覧になれます。

>>>【ひたちなか市平屋】プロヴァンススタイル

塗り壁・天然石タイル

塗り壁・天然石タイルを使った輸入住宅

輸入住宅には垂れ壁のある内装デザインが多くあります。塗り壁の垂れ壁と天然石タイル、木製サッシの窓が、映画のワンシーンのような空間を創り出しています。

この事例を詳しくご覧になれます。

>>>【つくば市】ブリティッシュスタイル

和紙・畳

和室のある輸入住宅

輸入住宅に和室を設けるケースは少なくありません。こちらの住宅のように、和室に使われる畳や和紙などの自然素材は、日本の文化の美しさを演出します。

タイルと陶器

タイルと陶器ボウルで雰囲気のある輸入住宅の洗面所

近年はシステム洗面台が主流となっていますが、輸入住宅では、味気ないシステム洗面台ではなく、凝ったデザインの陶器ボウルと、上品なタイルを組み合わせた贅沢な洗面台を楽しめます。

この事例を詳しくご覧になれます。

>>>【常陸太田市】フレンチスタイル

輸入住宅を検討される際には、外観と内装のデザインと同時に、室内の居心地の良さについても考えることが大切です。断熱性や気密性、空調設備などによって、快適な室温が調いますが、同時に内装の素材によって、空気環境をより良くすることができます。

また、視覚的にも自然素材は落ち着いた雰囲気を生み出し、ゆったりと寛げる居心地の良い空間のある家にしてくれます。輸入住宅で注文住宅をとお考えの際には、自然素材を使った家を計画されませんか?

自然素材の輸入住宅を建てるなら四季彩建設へ

自然素材の輸入住宅

豊かな自然環境に恵まれた茨城県で、憧れの国での日常を愉しみませんか?

私たち四季彩建設は、茨城にて北欧スタイルやフレンチスタイルといったさまざまな海外デザインの自然派輸入住宅をお届けしております。

私達がお届けする輸入住宅は、デザイン性や雰囲気の良さだけではなく、ご家族の暮らしに沿った間取りになるようなプランを一緒に造り上げていく輸入住宅です。

地元密着で年間棟数を10棟に限定した家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のデザインづくりをお手伝いしますので、茨城県で輸入住宅を検討中の方は、ぜひ四季彩建設にご相談ください。

私たちスタッフが家づくりをサポート

【私たちが家づくりをサポートします】

茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「初めてで何もわからない」という方にも、お家づくりにおけるご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いしますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしております。

輸入住宅の快適さをモデルハウスで体験なさいませんか?

住宅性能は目に見えないので、その性能の高さを確認するのは難しい面がありますが、最適な室温が生み出す快適さは、数時間過ごすだけで体感していただけます。もちろん、その他の確認し難い住宅性能に関しても、事細かに説明させていただきます。

そして何よりも愉しんでいただきたいことは、自然素材が生み出す室内の居心地の良さと内装や外観のデザインが生み出す輸入住宅ならではの雰囲気です。

モデルハウスのご見学は、予約制とさせていただいております。お問い合わせ・ご質問などがございましたら、下記までお気軽にお尋ねください。

お電話でのお問い合わせ TEL 0299-26-7251

石岡市にあるモデルハウスの他、期間限定でオープンハウス見学も開催しております。今月は守谷市で開催しております。

ぜひ足をお運び頂き、輸入住宅の魅力を体感なさってください。

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    著者情報

    中村 威
    中村 威四季彩建設株式会社 代表取締役
    「年間10棟 届けたいのは手づくりのぬくもり」

    お一人おひとりの想いを大切に、これまで培った経験の全てを注ぎだし、
    職人さんとともに一棟一棟、丁寧な家づくり。

    ご家族の「幸せが宿る家」づくりをお手伝いさせていただきます。

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    資格情報
    一級建築士 一級建築施工管理技士
    応急危険度判定士 木造住宅耐震診断士 被災地住宅危険度判定士