シンメトリーな外観デザインや内装デザインの自由度に加え、輸入住宅の間取りには、家族のコミュニケーションを大切にすることと、家族それぞれのプライバシーを確保するという2つの考え方が並行して備えられています。ゆったりした空間が魅力のひとつである輸入住宅の中でも人気が高い赤毛のアンの家の30坪前後の間取りを施工事例と共に見ていきましょう。
目次
輸入住宅の間取りの特徴
輸入住宅は欧州や北米での基本寸法で設計される為、日本の住宅と比較して天井が高く、ゆったりとした空間を備えた間取りが一般的です。リビングやダイニングなど家族が集う部屋も、ベッドルームや子ども部屋などの居室もそれぞれに居心地の良いスペースが確保されています。
さらに玄関や室内の出入り口の幅や廊下も、日本の住宅に比べて広くとってあるので、子どもを抱いていたり、たくさんの洗濯物を運んでいたりする時にも、楽に通行できます。
そして輸入住宅の間取りには、フレンチスタイル、ブリティッシュスタイル、アメリカンスタイルなど、様々なタイプがありますが、今回は赤毛のアンの家の間取りを見ていきましょう。
赤毛のアンの家の魅力
「赤毛のアンの家」は、カナダに200年以上引き継がれてきた伝統あるヴィクトリアンスタイルの住宅です。ヴィクトリアンスタイルは、19世紀後半のイギリスで、ヴィクトリア女王時代に流行したスタイルです。建築様式としても家具としても、現代まで多くの人に好まれ続けてきました。
カナダでは、19世紀から20世紀にかけて、イギリスやフランス、アメリカなどからの様々な建築様式の住宅が建てられましたが、その中のひとつがヴィクトリアンスタイルです。
丘の上の豪華な邸宅から、一般庶民が暮らす長屋タイプのテラスハウスまで、勾配の急な切妻屋根と出窓のあるヴィクトリアンスタイルの住宅が建築されました。
華やかで上品な雰囲気と同時に、親しみやすさ、暖かさを感じさせるデザイン性は、緑の切り妻屋根と共に、赤毛のアンの家の大きな魅力の一つです。
また、赤毛のアンの家は、輸入住宅の特徴のひとつである「ツーバイフォーによる確実な耐震性」を備えた安全な家であり、高い気密性と断熱性を備えた「省エネ性に優れている快適な住宅」でもあります。地震の多い日本において、新築時の耐震対策は非常に重要です。
熊本地震、東日本大震災、阪神・淡路大震災は、それぞれタイプが異なる大きな地震でしたが、ツーバイフォー住宅はいずれも地震被害が少なく、高い耐震性が立証されました。
引用:一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 ツーバイフォーとは
もし、日本に家族構成や暮らし方に合わせて、赤毛のアンの家を建てるとしたら、どのような間取りがあるのでしょうか?今回は、赤毛のアンの家のプランの中でも、比較的コンパクトな住宅を間取り図と共に見ていきましょう。
【3LDK】こぢんまりした可愛らしい赤毛のアンの家
1階 リビングダイニングと水回り 床面積 47.47㎡ (14.4坪)
キッチンとリビングダイニングがL字に並んでいるので、キッチンはリビングからの視界に入りません。来客時にキッチンへの視線が気になる方は多いですが、この間取りではその心配がありません。
リビングルームからテラスに出られるよう出入り口が設けられています。気候の良い季節には、無垢材のウッドデッキでティータイムを愉しんだり、読書をしたりできます。
玄関から入ってすぐの場所には洗面所があるので、衛生管理がしやすい間取りでもあります。
2階 メイン寝室と2ベッドルーム・各部屋クローゼット・WC 床面積45.71㎡ (13.8坪)
総床面積およそ28.2坪のコンパクトな赤毛のアンの家です。
ご夫婦と子供2人というご家族にはもちろんですが、ご夫婦だけの暮らしにもちょうど良い規模です。ご夫婦だけの暮らしであれば、書斎や趣味の部屋をそれぞれ持つことができるので、在宅ワークがしやすい家としても活用できます。
【4LDK】ゲストルームがある赤毛のアンの家
1階 ゲストルームとリビングダイニング・水回り 床面積 49.99㎡ (15.1坪)
玄関を入って右手にリビングルームとダイニング、キッチンが並んでいる間取りです。リビングから、テラスに出られます。左側にはゲストルーム、その奥が洗面室とバスルームです。
近年は床面積を節約する為に、ゲストルームを設けない間取りが多くありますが、ゲストルームはあると便利な部屋です。
子育て中には、子どもがリビングで遊ぶので、お客様の時には片付かなくて困るというようなことがなくなります。また、気のおけない友達ばかりなので、子どものおもちゃが散乱していても気にならないというような場合には、和室にしておく方法もあります。
和室があると、来客中でも静かに子供をお昼寝させられます。また、泊り客があった時には、来客用の寝室としても重宝します。また、妊娠中で階段の昇り降りが危険を伴うような時期には、寝室として使うこともできます。
もちろんこの間取りは、ゲストルームの部屋を書斎にしたり、趣味の集いができる部屋にしたりもできる柔軟性のある間取りです。
2階 メインベッドルーム+ウォークインクローゼットとクローゼット付2ベッドルーム・WC 床面積 48.12㎡ (14.6坪)
メインベッドルームにはウォークインクローゼットが備えられています。ご夫婦と子供2人というご家族で暮らすには十分な広さがあります。お子様が一人のご家庭では、ゲストルームの他に書斎のある間取りにもできます。
総床面積98.11㎡ (28.7坪) という一般的な4人家族が住む平均的な広さの住宅です。茨城の土地の環境から考えると、隣家や通りから十分に距離をとれるので、周囲からの視線を気にすることなく、テラスでの時間を過ごせます。
赤毛のアンの家の施工事例
茨城に建つ赤毛のアンの家の施工事例をご紹介します。無垢材と塗り壁という自然素材を使った内装が、暖かみのある優しい空間を生み出している家です。自然素材は視覚的な効果だけではなく、調湿という性質によって室内の湿度を調え、空気環境を良くする働きもしています。
【龍ヶ崎市】赤毛のアンの家
この事例を詳しくご覧いただけます。
【つくば市】赤毛のアンの家
この事例を詳しくご覧いただけます。
【石岡市】赤毛のアンの家
この事例を詳しくご覧いただけます。
>>>【石岡市】赤毛のアンの家
輸入住宅には優れたデザインとその家が醸し出す雰囲気で、見る人を魅了します。特に赤毛のアンの家には、駆け引きのない想い入れがある人が多いのではないでしょうか?
ただ、実際に暮らすとなると、雰囲気の良さやデザイン性の高さだけでは、理想の暮らしはできません。家族構成、ライフスタイル、敷地の広さと敷地周辺の環境、予算など、多くの要素を満たさなくては、家族にあう暮らしやすい家は生まれません。
私達は目に見える部分だけではなく、理想の暮らしに必要な要素を全て詰め込んだ輸入住宅を建築しています。そして理想の暮らしを実現する為には、ご家族のライフスタイルに調和する間取りが必要不可欠です。
赤毛のアンが暮らしたような家での家づくりを検討される際には、お気軽にご相談ください。雰囲気やデザイン性の高さだけではなく、長年に渡って「いつまでもご家族が理想の暮らしを満喫できるプラン」を提案させていただきます。
茨城で輸入住宅を建てるなら四季彩建設へ
豊かな自然環境に恵まれた茨城県で、憧れの国での日常を愉しみませんか?
私たち四季彩建設は、茨城にて北欧スタイルやフレンチスタイルといったさまざまな海外デザインの自然派輸入住宅をお届けしております。
私達がお届けする輸入住宅は、デザイン性や雰囲気の良さだけではなく、ご家族の暮らしに沿った間取りになるようなプランを一緒に造り上げていく輸入住宅です。
地元密着で年間棟数を10棟に限定した家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のデザインづくりをお手伝いしますので、茨城県で輸入住宅を検討中の方は、ぜひ四季彩建設にご相談ください。
茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「初めてで何もわからない」という方にも、お家づくりにおけるご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いしますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしております。
輸入住宅の快適さをモデルハウスで体験なさいませんか?
住宅性能は目に見えないので、その性能の高さを確認するのは難しい面がありますが、最適な室温が生み出す快適さは、数時間過ごすだけで体感していただけます。もちろん、その他の確認し難い住宅性能に関しても、事細かに説明させていただきます。
そして何よりも愉しんでいただきたいことは、自然素材が生み出す室内の居心地の良さと内装や外観のデザインが生み出す輸入住宅ならではの雰囲気です。
モデルハウスのご見学は、予約制とさせていただいております。お問い合わせ・ご質問などがございましたら、下記までお気軽にお尋ねください。
お電話でのお問い合わせ TEL 0299-26-7251
石岡市にあるモデルハウスの他、期間限定でオープンハウス見学も開催しております。
ぜひ足をお運び頂き、輸入住宅の魅力を体感なさってください。
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