お風呂の窓なしは後悔する?輸入住宅の浴室に採り入れられる?

窓なしのお風呂にしたら後悔するだろうか?と迷う人が増えています。浴室を窓なしにする意味は、断熱性を高めることとプライバシーの確保です。プライバシーという観点から、密集した住宅地では、窓やトイレだけではなく、住宅全体の窓も減らす傾向にあります。

輸入住宅の浴室を窓なしにすることは暮らしやすさを向上させるのでしょうか?

浴室を窓なしにする3つのメリット

窓なし浴室

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>>>【ひたちなか市】フレンチスタイル

浴室を窓なしにするメリットには、汚れにくく掃除が楽・完璧な換気でカビなし・プライバシーを確保してゆったりしたお風呂時間の3つが挙げられます。

汚れにくく掃除が楽

地域の気候や周辺の環境、窓の開き方タイプにもよりますが、窓からの風は、砂埃も運んできます。その結果、窓のレールや浴槽、浴室全体が砂ぼこりで汚れやすいという問題があります。

一方、窓なしであれば、窓からの砂埃が入ってくる心配がありません。もちろん、砂埃が入ってきても、浴槽や浴室の砂ぼこりは水で簡単に洗い流せます。

ただ、レールの掃除はマメにしていても、レールの根元や角などの細かな部分の汚れを取るのに手間がかかります。浴室を窓なしにすると、この手間がなくなる楽さがあります。

完璧な換気でカビなし

日本の戸建て住宅の浴室には、間口いっぱいの大きな窓が設けられていました。入浴後の水蒸気を放出して、浴室にカビが生えないようにする為です。

一方、全館空調のホテルやマンションでは窓なしの浴室がほとんどです。完璧な換気でカビが発生する心配がないからです。気密性が低い一昔前のマンションでは、ジメジメしてカビが発生する浴室がありましたが、高級マンションではそのようなことはありません。

カビ発生の3条件​

「黒カビ」「ピンク汚れ」「ヌメリ」など菌由来の汚れは、目には見えなくても空気中に原因となるカビの胞子や菌が漂っており、「温度」「水分(湿度)」「栄養(汚れ)」の3つの条件がそろうと増殖し、目に見える汚れとなって現れます。

そのため、 「高温多湿」にならないように乾かす・換気をする、「栄養」となる汚れをなくす、など、3条件のうち、ひとつでも条件をなくし、カビや菌が増殖しにくい環境を作ることができれば、黒カビやピンク汚れの発生を防ぐことができます。

引用:My KAO 暮らしラボ カビは落とすよりも予防!お風呂のカビ予防・菌対策3つのポイント​

気密性が高ければ高いほど、機械換気の効率は上がります。極論を言えば、気密性が高ければ、窓がない方が換気の効率が上がるのです。

そして、近年の戸建て住宅は、高級ホテルや高級マンションに負けず劣らずの気密性と機械換気による完璧な換気性能を備えています。その為、浴室を窓なしにしても、カビから生まれる空気の汚れ+見た目の汚さ+掃除の煩雑さという問題を避けられます。

プライバシーを確保してゆったりしたお風呂時間

周辺の環境にもよりますが、夜間に入浴すると、型ガラスの窓にしていても人影が写り込んでしまい、外部からの視線が気になる…というような悩みを持つ人は少なくありません。

また、入浴中に車のエンジン音や外に出している犬の鳴き声など、外部からの騒音が響いてきて、せっかくののんびり気分が損なわれてしまうというような事態も避けられます。

窓のあるお風呂への誤解と2つのメリット

窓からの景観が美しい浴室

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>>>【常陸太田市】フレンチスタイル

お風呂の窓は浴室を寒くするとお考えの方が多いことと思いますが、それは誤解です。それどころか、浴室に窓があると、光と風、窓からの景観を楽しめます。

密集した住宅地では、そんな贅沢なお風呂は無理…と思われるかもしれません。ただ、敷地環境に配慮した設計と、窓の位置や開き方タイプの工夫で、窓があるから愉しめる浴室も夢ではありません。

「窓があるから寒い」は昔の話

窓から風が入るお風呂

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>>>【水戸市】フレンチスタイル

従来の日本の戸建て住宅の浴室が寒いということは、多くの方がご存じのことと思います。現在、マンションで暮らしているご家族の中には、お正月に実家に帰ると寒いからと言って、子どもがお風呂を嫌がるというようなこともあるのではないでしょうか?

窓があると浴室の断熱性が下がりそうだから、つけないでおこうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、近年は窓の性能が著しく向上しています。

断熱性はもちろん、気密性も優れています。ガラスやサッシを通して出入りする熱が抑えられるだけではなく、隙間から冷気が侵入して来ることも、浴室内の暖かさが逃げていくこともありません。

どんなに大きな窓であったとしても、窓が浴室内の温度に悪影響を与えることはありません。冬は暖かさを逃がさず、夏は太陽の熱を遮断する能力を備えています。

窓からの風が心地よい夏の入浴

日が長い夏の季節には夕方、まだ明るさが残っている時間帯に入浴できることがあります。そのような時には、窓を開けて心地良い風を楽しみながら入浴出来ます。

中庭や坪庭に面したお風呂なら景観を楽しめる

建物自体の設計と、外構計画を同時に進めると、景観を楽しめるお風呂を創り出せます。自宅にいながら露天風呂に入っているような気分が味わえます。植栽とライティングの組み合わせで、夜間の庭の景色も楽しめます。

後悔しない窓なし風呂の創り方

猫脚のバスタブ

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>>>【つくば市】ブリティッシュスタイル

初めに窓のある浴室と窓のない浴室を比較してみましょう。

窓なし浴室 窓のある浴室
断熱性・気密性・防音性
カビの発生率が低い
掃除のしやすさ レール部分は×

他の部分は〇

窓からの光・風・景観 × 周辺の環境・外構計画によって変わる

窓なしの浴室にして後悔する要因はただ一つ、窓からの光や風、景観を楽しめないということです。窓がないからと言ってジメジメしたりカビが生えたりする心配はありません。

ただ、殺風景になってしまうのが嫌だな…と思われる方は、輸入住宅の良さを活かした浴室にしてみるという選択肢もあります。

欧米スタイルの浴室

欧米では浴槽のある浴室とシャワーブースを両方設ける間取りが多くあります。主に髪や体を洗うスペースはシャワーブースなので、浴槽はなくシャワーブースだけというアパートメントもあります。

浴槽はゆったり浸かるだけという目的で使われるので、ぬるいお湯を低く張り、のんびり過ごします。浴槽からお湯が溢れたりすることはないので、耐水性のない床でも問題ありません。浴槽の前に濡れた足を置けるマットが敷かれていれば大丈夫です。

このような浴室では、浴室内に観葉植物の鉢を置いたり、壁に絵画をかけたりして、浴室内を自由に飾りつけできます。窓からの景観がなくても、インテリアを愉しめる浴室にすれば、窓なしお風呂の唯一の弱点がなくなります。

洗面室と浴室の間をガラス張りにする

ガラス張りの浴室

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>>>【水戸市】20191118-4

欧米スタイルより、やっぱり日本の本来の浴室の使い方をしたいという場合には、洗面室が見えるように、浴室との境をガラス張りにするという方法も考えられます。

輸入住宅には、日本の住宅に多いユニット洗面台ではなく、タイルや無垢材を使ったおしゃれで高級感のある洗面台や可愛らしい雰囲気の洗面台が使われます。

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>>>【常陸太田市】フレンチスタイル

タイルと無垢材のおしゃれな洗面台

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>>>【石岡市】赤毛のアンの家

洗面所内の収納棚も、好みに合わせて造作できるので、雰囲気の良い洗面室が生み出されます。このような洗面室が浴室内から見えれば、浴室のインテリアとして洗面室の雰囲気を浴室内に採り入れられます。

窓なしのお風呂も窓のある浴室も、機能的にはどちらも優れています。後悔するとしたら、風が入るお風呂にしたかったが、外部からの視線が気になって窓が開けられなかった…プライバシー確保の為に窓なしのお風呂にしたが無機質な雰囲気になってしまった…などの状況が考えられます。

周辺の環境との調和を考えなかったり、浴室内の雰囲気を良くする為の工夫が足りなかったりすると、窓なしのお風呂も窓のある浴室も後悔に繋がります。

輸入住宅には、浴室の創り方にも自由度が高く、窓も含めて断熱性と気密性が高いという強みがあります。

同時に、茨城には周辺環境に恵まれた敷地が多くあり、窓を楽しめる浴室も作りやすい状況です。窓なしでも窓ありでも理想のお風呂を生み出せます。お風呂は1日の疲れを癒す場所であり、毎日使う場所なので、暮らしやすさに大きく影響します。

お風呂の窓はどうしようかな…とお悩みの際にはお気軽にご相談ください。輸入住宅ならではのご提案をさせていただきます。

茨城で輸入住宅を建てるなら四季彩建設へ

自然素材の輸入住宅

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私たち四季彩建設は、茨城にて北欧スタイルやフレンチスタイルといったさまざまな海外デザインの自然派輸入住宅をお届けしております。

私達がお届けする輸入住宅は、デザイン性や雰囲気の良さだけではなく、ご家族の暮らしに沿った間取りになるようなプランを一緒に造り上げていく輸入住宅です。

地元密着で年間棟数を10棟に限定した家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のデザインづくりをお手伝いしますので、茨城県で輸入住宅を検討中の方は、ぜひ四季彩建設にご相談ください。

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茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「初めてで何もわからない」という方にも、お家づくりにおけるご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いしますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしております。

 

【関連コラム】

輸入住宅の快適さをモデルハウスで体験なさいませんか?

住宅性能は目に見えないので、その性能の高さを確認するのは難しい面がありますが、最適な室温が生み出す快適さは、数時間過ごすだけで体感していただけます。もちろん、その他の確認し難い住宅性能に関しても、事細かに説明させていただきます。

そして何よりも愉しんでいただきたいことは、自然素材が生み出す室内の居心地の良さと内装や外観のデザインが生み出す輸入住宅ならではの雰囲気です。

モデルハウスのご見学は、予約制とさせていただいております。お問い合わせ・ご質問などがございましたら、下記までお気軽にお尋ねください。

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    監修者情報

    中村 威
    中村 威四季彩建設株式会社 代表取締役
    「年間10棟 届けたいのは手づくりのぬくもり」

    お一人おひとりの想いを大切に、これまで培った経験の全てを注ぎだし、
    職人さんとともに一棟一棟、丁寧な家づくり。

    ご家族の「幸せが宿る家」づくりをお手伝いさせていただきます。

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    一級建築士 一級建築施工管理技士
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