輸入住宅のリフォームをしたくても施工の依頼先が見つからなくて困っている方や、輸入建材を使って現在の住まいを海外風の家にリフォームできるのか疑問に思っていらっしゃる方のご要望はどちらも実現します。
築年数が長くなった住宅をより暮らしやすく、おしゃれな家にするリフォームについて考えていきましょう。
コラムのポイント
輸入住宅やツーバイフォーはリフォームしにくいという誤解がありますが、耐震性を損なうことなく安全におしゃれな家に生まれ変わります。
戸建て住宅やマンションは輸入建材を使って海外風な住宅にリフォームできます。
目次
輸入住宅のリフォームには専門の工務店が最適
輸入住宅であっても、一般的な在来工法の家であっても築年数が長くなると、暮らしの変化や経年劣化が発生してリフォームが必要な時期を迎えます。
輸入住宅がこの時期を迎えた時に、施工をした工務店と新築時からのお付き合いが続いていれば問題ないのですが、連絡が取れなくなっている方もいらっしゃいます。
このような場合、リフォームを引き受ける工務店が見つからないことがあります。
主な理由には、輸入住宅の規格寸法が日本の規格寸法とは異なることが挙げられます。高い天井や大き目の室内ドア、幅の広い廊下など、住宅全体の空間がゆったりしていることが輸入住宅の良さのひとつですが、それに伴って建材や建具の規格寸法も変わってきます。
輸入住宅では輸入建具を使うことが多いので、一般的な工務店では取り扱いがない、又はあったとしても非常に高額になってしまうという事情があります。
その為、経年による不具合が発生した場合のリフォームは、輸入住宅用の建具や建材の取り扱いがある工務店が向いています。
リフォームが必要になる主な原因には経年劣化による不具合と、暮らしの変化による間取り変更があります。それぞれ具体的にはどのような問題が発生するのか見ていきましょう。
経年劣化による不具合を解決するリフォーム
木造住宅は住宅の重みや地震の揺れの蓄積によって、築十数年を経ると、住宅全体に歪みが生じます。また、水回りの住宅設備機器は十数年で交換が必要な時期を迎えます。
どちらのケースも輸入住宅では交換品が輸入住宅専門の工務店以外では入手しにくいという事情があります。
室内ドア、玄関ドアが開閉しにくい
ドアが開閉しにくい、鍵が回らないなどの不具合の原因には、住宅の歪みが考えられます。住宅の重みによってドア枠が圧迫され、幅や長さが均一ではなくなってしまうからです。
このような場合には建付けの悪さを解消し、輸入住宅の規格寸法にあうドアに交換する必要があります。
窓の不具合や窓枠の腐蝕
輸入住宅では木製サッシの上げ下げ窓や、アーチ窓が多く使われています。無垢材のサッシは近年人気の高い樹脂サッシより高い断熱性を持つ優秀なサッシです。色や質感も樹脂サッシにかなうものではありません。
一方、日本は欧米の国々と比較すると、湿度の高い時期が長いという気候の特徴があります。その為、窓の向いている方角や気候によっては経年でサッシが腐食してしまうことがあります。このような場合には、窓枠ごと窓を交換する必要があります。
また、上げ下げ窓は外観デザインをおしゃれにすることや、引き違い窓より気密性が高いという良さがありますが、経年で動きが悪くなることがあります。この場合には、同じ規格サイズの窓と交換する必要があります。
住宅設備機器の不具合が増えてきた
キッチンや浴室、洗面所などには数多くの住宅設備機器が使われていますが、十数年経つと徐々に不具合が出始めます。
システムキッチンやシステムバスは内装にあわないので交換をためらっているというような場合には、内装に合わせた色や質感の造作キッチンや輸入の水栓や洗面ボウルを使ったおしゃれな洗面台が向いています。
暮らしの変化による間取り変更
新築時にはまだ幼かったお子様が成長し独立していったり、結婚したお子様のご家族と同居することになったり、長い月日のうちには何度か大きな暮らしの変化が訪れます。
暮らしの変化に伴っていっしょに暮らす家族が増えることもあれば減ることもあり、暮らしやすい間取りも変わります。
そのような場合には、間取りを変更して新しい家族構成にあう家に変えられます。
ツーバイフォーの間取り変更への誤解
輸入住宅にお住まいの方の中には、ツーバイフォー住宅なので間取り変更はできないと思われている方が少なくありません。確かに輸入住宅のほとんどはツーバイフォーやツーバイシックスなどの枠組壁工法で建築されています。
そして枠組壁工法には新築時には間取りの自由度が低く、リフォーム時には間取り変更ができないと誤解されている部分があります。
在来工法の住宅では耐力壁以外の壁以外は自由に撤去できるが、枠組壁工法では壁を動かせないからという誤解です。
しかしながら、間仕切り壁で区分されている部屋の合計面積が40㎡(およそ24畳)以内で、幅と奥行きが4対1を超えなければ、耐震性を低下させることなく間仕切壁を撤去して一部屋にできます。
ツーバイフォー住宅のリフォーム工事の特徴
リフォームしやすい理由1構造上のルールが明確であること
構造上のルールが明確であること、そして、それによってリフォームができるかできないかを的確に判断できること。それが比較的容易に、安心してリフォームを進められる大きな理由です。
引用:一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 ツーバイフォーこそ、リフォームしやすい
その為、新築時とは異なる建築会社がリフォームをする場合でも、枠組壁工法では基本のルールを基に建築されているので、正確に構造を把握した上でリフォームの計画を進められます。
また、建材が企画寸法なので輸入住宅を取り扱っている工務店であれば、リフォームする輸入住宅に合わせた建材を取りそろえられます。
戸建て住宅やマンションを海外風住宅にアレンジ
現在の住宅を海外風のおしゃれな家にリフォームしたいという場合には、輸入建材を使ったリフォームが向いています。外観や内装を好みの海外風スタイルにリフォームすると、新築した輸入住宅のように生まれ変わります。
輸入住宅のリフォームは輸入住宅を取り扱う工務店に任せることが最適ですが、輸入住宅以外の戸建て住宅やマンションも、海外風住宅にアレンジして輸入住宅のように生まれ変わらせることができます。
ツーバイフォー住宅をニューヨークスタイルにリノベーションした事例
ツーバイフォー住宅を日本では見られない洗練された海外風のデザインにリノベーションした事例です。
レンガや装飾扉などのテクスチャを活かした繊細さと、黒と白の大胆なコントラストの組み合わせが洗練された雰囲気を醸し出す外観デザインです。
輸入家具にマッチする海外デザインの片引き戸がインテリアを引き締めています
タイル床とブラックの壁面収納の調和がおしゃれなガレージです。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>【ニューヨークスタイル】リノベーション
マンションをニューヨークスタイルにリノベーションした事例
都内の一般的な内装のマンションの一室を全面リノベーションした事例です。
全体を落ち着いた色合いで仕上げ、AUTHENTIC COLLECTIONの家具を置いたダイニングキッチンです。
スペクタス社製の特注内壁パネルが採用された高級ホテルの一室のようなリビングルームです。
黒い木製ドアと黒白ストライプの壁紙に映えるAUTHENTIC COLLECTIONの家具が置かれています。
玄関ホールは黒を基調にした洗練された空間です。
メリット社製のキャビネットとKOHLER社製水栓、輸入家具AUTHENTIC COLLECTIONのおしゃれな鏡が美しい優美なパウダールームです。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>【ニューヨークスタイル】リノベーション
輸入住宅のリフォームをしたい場合も、リフォームで海外風の住宅にしたい場合も、ツーバイフォーなどの枠組壁工法を熟知して豊富な経験があり、輸入建材や輸入家具の取り扱いがある工務店が最適な施工先です。
新築の注文住宅だけではなく、リフォームのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
茨城で注文住宅・輸入住宅を建てるなら四季彩建設へ
豊かな自然環境に恵まれた茨城県で、憧れの住宅での日常を愉しみませんか?
私たち四季彩建設は、茨城で北欧スタイルやフレンチスタイルといったさまざまな海外デザインの自然派輸入住宅の他に、日本の伝統的な美しさを活かす古民家風住宅をお届けしております。
私達がお届けする注文住宅・輸入住宅は、デザイン性や雰囲気の良さだけではなく、ご家族の暮らしに沿った間取りになるようなプランを一緒に造り上げていく注文住宅です。
住宅を新築する際には家族構成や家族の暮らし方、価値観に沿って計画を進めることが大切です。その上で最適な家づくりの方法を選び、理想の家を実現させましょう。
地元密着で年間棟数を10棟に限定した家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のデザインづくりをお手伝いしますので、茨城県で家族にあった注文住宅・輸入住宅を検討中の方は、ぜひ四季彩建設にご相談ください。
茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「初めてで何もわからない」という方にも、お家づくりにおけるご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いしますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしております。
【関連コラム】
- 玄関入ってすぐ洗面所がある間取りは輸入住宅に調和する?
- 輸入住宅を茨城に建てるなら自然素材の家にしませんか?
- 茨城県の輸入住宅で叶える自然の恵みを活かしたHyggeな暮らし(ヒュッゲ)な暮らし
- 輸入住宅の間取りと日本の住宅への考え方や暮らし方は調和する?
- 輸入住宅の住宅性能の快適さを茨城のモデルハウスで体感しませんか?
輸入住宅の快適さをモデルハウスで体験なさいませんか?
住宅性能は目に見えないので、その性能の高さを確認するのは難しい面がありますが、最適な室温が生み出す快適さは、数時間過ごすだけで体感していただけます。もちろん、その他の確認し難い住宅性能に関しても、事細かに説明させていただきます。
そして何よりも愉しんでいただきたいことは、自然素材が生み出す室内の居心地の良さと内装や外観のデザインが生み出す輸入住宅ならではの雰囲気です。
モデルハウスのご見学は、予約制とさせていただいております。お問い合わせ・ご質問などがございましたら、下記までお気軽にお尋ねください。
お電話でのお問い合わせ TEL 0299-26-7251
石岡市にあるモデルハウスの他、期間限定でオープンハウス見学や家づくり相談会も開催しております。
【四季彩建設のモデルハウス情報】