ヨーロッパの住宅デザインの中でもあこがれる方が多いフレンチスタイルの家。とんがり屋根が可愛い北フランスやオレンジの瓦が鮮やかな南フランスなど、本物のフランスのお家みたいな輸入住宅デザインを集めました。
海外旅行や映画で見るような素敵なデザインを、マイホームに採り入れてみませんか?
目次
1.日本でも人気のフレンチテイストの家
2.茨城で建てたおしゃれなフレンチハウス実例
3.おしゃれなフランス住宅デザインの特徴
4.フランスみたいな家をおしゃれに仕上げるコツ
1.日本でも人気のフレンチテイストの家
北欧・アメリカンなどと並び、フランスの住宅デザインは国内でも高い人気です。国土の広いフランスは地域によってテイストも変わりますが、日本でも特に人気が高いのは南北2種類のデザインです。
・南フランス
プロバンスを中心とするフランスの南エリアでは、中世から脈々と続くカラフルな住宅デザインが主流です。外観はオレンジカラーのS字瓦と白い塗り壁で、明るくカラフルな印象が特徴。暑さを軽減する小窓や木製シャッターなど、可愛らしいイメージが好きな方におすすめです。
内装もホワイトを基調に、ビンテージ感のある古木をあしらった伝統的なデザインです。
・北フランス
年間降雨量が多い北フランス地方では、雨を流しやすいとんがり屋根の外観が特徴的です。南フランスとくらべると外壁や屋根は落ち着いたカラーリングで、大人っぽい上品なイメージになります。
内装もどちらかといえば落ち着きのあるシックなイメージで、タイルやレンガなどを使うことも多いです。
2.茨城で建てたおしゃれなフレンチハウス実例
さっそく、私たち四季彩建設が茨城県でお手伝いしたフレンチテイストのお家を見ていきましょう。詳細ページには掲載しきれない写真もたくさんありますので、興味のあるおうちはぜひチェックしてみてください。
実例①
さわやかなホワイトの外壁とオレンジ瓦、可愛らしい窓や木製シャッターを組み合わせた、本格的な南欧テイストのお住まいです。アンティーク調のバルコニーライトやアーチ形状、木製ウッドデッキなど、フランス田舎風の世界観で統一しています。
明るいLDKはビンテージ感のある木目やインテリアでまとめ、日本のお家とは思えない本格的な仕上がりです。
薪ストーブのあるビリングにつながる階段は、畳の中二階を設けておしゃれ&便利なパーソナルスペースに。本格的なフレンチテイストのなかに、ちょっとした遊び心を盛り込みました。
ぐるりと一周できる大きなL型キッチンも、木製扉やアーチ開口でフレンチテイストに統一。使い勝手、デザインともにこだわりの素敵なスペースになりました。
実例②
トンガリ屋根とカラフルな色使いが可愛らしい、田舎風のフレンチハウスです。複数の素材やカラーを使っていますが、全体のトーンをそろえることでバランス良く飽きの来ないデザインに仕上がっています。
シンプルなI型レイアウトのキッチンですが、床壁のカラーや照明器具でワクワク感のあるデザインに。大きなワークスペースになる大理石カウンターは、デザイン・実用性ともに優秀な間取りアイデアです。
実例③
三角の屋根とドーマー窓が印象的な、北フランステイストの外観です。住まいの顔となる玄関回りは小窓をバランス良く配置してスマートな印象に。外壁と揃えた門塀、板塀調のフェンスも外観とマッチしておしゃれです。
レンガや無垢材がおしゃれなアンティーク調のキッチンは、トップライトで解放感ばつぐん。コの字型のレイアウトで作業効率もばっちりです。
実例④
可愛らしい南フランステイストは、コンパクトな平屋との相性もばつぐんです。屋根が低い分オレンジ瓦の存在感がアップし、カラフルな印象になりました。
ホワイトでまとめたアンティーク調の内装は、可愛らしいフレンチ雑貨を飾るギャラリースペースがいっぱい。
3.おしゃれなフランス住宅デザインの特徴
【内装】
・無垢材の内装
フレンチテイストと言えば、天然木そのものの質感が楽しめる無垢材の内装をイメージする方も多いでしょう。ダークカラーに塗装したアンティーク調や明るいナチュラルカラーなど、好みに合わせていろいろなテイストがあります。
フローリング・カウンター・建具など無垢材を統一するのも素敵ですし、一か所だけアクセントカラーにするのもおしゃれ。
・アーチ開口
お部屋をつなぐ開口部やドアの上端をアーチ状にするデザインも、フランス住宅でよく見られる手法です。お部屋全体が柔らかいイメージになるおしゃれなアクセントですが、主張が強すぎないのでいろいろな場所に使えます。
元の開口部を調整するだけなので大きなコストがかからず、コストパフォーマンスが良いのも魅力的。
・アイアン手すり
階段や吹き抜けのホールなど、おしゃれな造形のアイアン手すりを活用するのもフレンチテイストの特徴です。
一気にアンティーク感が出て無垢材との相性も良く、どのフレンチテイストにもおすすめのデザインです。
・アンティーク調の照明
おしゃれなフランス調の住宅デザインには、シャンデリアやブラケットライトなどアンティーク調の照明が欠かせません。部分的にダウンライトやシーリングライトと組み合わせるのはアリですが、なるべくデザイン・配光ともにこだわってみましょう。
【外観】
・木製シャッター
現代的なアルミ製の雨戸やシャッターではなく、クラシカルな木製シャッターを使うと外観がグッとフレンチテイストに近づきます。上の写真のようにシックなカラーも上品ですし、グリーンやブルーの可愛らしいカラーも人気です。
・玄関ドア
外観全体をフレンチテイストでまとめるなら、玄関ドアにもしっかりこだわりたいところです。アンティーク感のある本物の木製ドアが理想的ですが、最近は木目調のアルミドアなどもあるため、状況に応じて使い分けることもできます。
・アイアン装飾
窓やバルコニー手すりなど、外観のアクセントとしてもアイアン装飾は良く使われます。シンプルな外観のちょい足しデザインとしても優秀なので、積極的に活用してみましょう。
4.フランスみたいな家をおしゃれに仕上げるコツ
・ベースとなるテイストを決める
住宅デザインには絶対の決まりがありませんが、まずはベースにするテイストを決めるのがおすすめです。南北のテイストから好きな部分を組み合わせるのも素敵ですが、ベースに対して少しずつアレンジする方が決めるときもスムーズです。
ひとつのテイストでも間取りによって見え方が変わることも多いので、たくさんの事例をチェックして好みを見つけてみましょう。
・素材にこだわる
無垢材・タイル・漆喰など、内外装の素材選びもおしゃれ度に大きく影響するポイントです。それぞれの配置バランスや分量、カラーとの相性などにもこだわってみましょう。フローリングや窓枠の無垢材とテーブルなどインテリアの木目をそろえるなど、細かなこだわりがおしゃれに魅せるコツです。
・なるべく広い土地に建てる
フランス国内にも都会・田舎両方のエリアがありますが、日本で建てるならなるべく広い土地を選ぶのがおすすめです。フレンチテイストの外観が市街地にマッチしないわけではありませんが、せっかくのデザインが周囲の家に囲まれてしまうと少し残念です。
日当たりの良い土地はマイホームをより素敵に見せてくれますので、少し郊外の広い土地を検討してみましょう。
■まとめ:あこがれのフランスみたいなお家で暮らしてみませんか?
今回ご覧いただいたように、日本の暮らしにマッチさせつつおしゃれなフレンチテイストのお家をつくることは可能です。本物のフランスみたいなお家デザインは、毎日のおうち時間やお友達を招いての時間を楽しく素敵に彩ってくれますよ。フランスの文化やデザイン、雑貨などがお好きな方は、ぜひマイホームデザインのひとつとして検討してみてください。
茨城県でフレンチテイストのお家を建てるなら、私たち四季彩建設にもぜひご相談ください。たくさんのフレンチテイストの輸入注文住宅づくりをお手伝いしてきた経験をもとに、お客様にピッタリなマイホームをご提案いたします。
茨城県の石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただけるモデルハウスもご用意しています。完成見学会も定期的に開催していますので、タイミングが合いましたらぜひお気軽にご参加下い。