南フランスなどを代表するプロヴァンス風の住宅は日本でも人気が高く、海外デザイン好きならぜひ検討したい選択肢です。
南欧テイストの可愛らしいお家は、内装・外観ともに毎日の暮らしを素敵に彩ってくれます。
今回はプロヴァンス風住宅の特徴や魅力を、実例写真を見ながらチェックしていきましょう。
目次
1.プロヴァンス風住宅の人気ポイント
2.プロヴァンス風住宅ってどんなデザイン?
3.プロヴァンス風の輸入注文住宅実例
4.プロヴァンス風住宅をおしゃれに仕上げるコツ
1.プロヴァンス風住宅の人気ポイント
まずはプロヴァンス風の住宅デザインが日本で何故人気なのか、さまざまなメリットや魅力について見ていきましょう。
・長く暮らしても飽きない
プロヴァンス地方の住宅デザインは長い歴史の中で洗練され残ったものですから、流行に左右されず飽きにくいのが特徴です。日本の住宅は戦後大きくデザインが変わりましたが、ずっと昔からある純和風のお住まいは今でも魅力的ですよね。
南欧の住宅デザインも同じです。マイホームは数十年単位で暮らす大切な場所ですから、いつまでも色あせない南欧デザインのメリットは大きいです。
・日本の街並みやライフスタイルにもなじむ
一目で分かるおしゃれな外観のプロヴァンスデザインですが、自然素材をベースとした素朴な仕上がりは、日本の街並みで建てても浮いてしまうことがありません。近隣との距離が近い日本では周囲とのデザインバランスも気になるところですが、主張しすぎない南欧テイストなら自然になじんでくれます。
天然木やタイルなどを使ったナチュラルな内装も、私たち日本人のライフスタイルにしっくり馴染みます。
・耐用年数が長い
ひとつの家を代々受け継ぎながら長く暮らすのが基本の南欧住宅は、耐用年数が長い点も大きな魅力です。
外観の大きな特徴であるスペイン瓦は、日本の和瓦と同じように高い耐久性を持っています。内装の無垢材やしっくい塗りの壁も、メンテナンスをしながら長く使うことができます。
2.プロヴァンス風住宅ってどんなデザイン?
・白い手塗り外壁
夏の太陽光が強い地中海地方では、光を反射する白いしっくい塗りの外壁が基本です。手塗りの外壁はシンプルながら暖かみのある雰囲気で、コテでオリジナルの模様を付けることもできます。
さわやかなホワイトも素敵ですが、落ち着きのあるベージュなども可愛らしく仕上がります。
・オレンジの瓦屋根
「スペイン瓦」と呼ばれるオレンジの屋根材は、プロヴァンス住宅デザインのキーポイントです。鮮やかなカラーと丸みを帯びた形状の屋根材は外観のアクセントになり、おしゃれに彩ってくれます。
反射率の高いオレンジカラーは地中海の暑い日差しを遮るために選ばれているため、屋根からの熱こもり軽減効果が期待できるのもうれしいポイント。
・アーチ開口
柔らかな印象でさりげないアクセントになるアーチ開口は、内装・外観ともに良く使われるデザインです。何かを付け足すのではなく元からある開口部を活用するので、シンプルで上品に仕上がるのが特徴。出入り口や下がり壁など、いろいろな場所に取り入れやすいのもgoodです。
・バランス良く並ぶ小窓
南欧風の住宅デザインは小さな窓をバランス良く並べた、可愛らしい外観も特徴的。住まいの顔となる玄関方向は、引き違い窓を使わず上げ下げ・滑り出し窓を並べてみましょう。リビングやバルコニーなどお庭への動線が必要なお部屋は、引き違い窓でもOKです。
・タイルやレンガ
「焼いた土」という意味を持つテラコッタタイルやレンガを使うのも、プロヴァンステイストの特徴です。タイル長持ちしていつまでもキレイな状態をキープでき、高級感も与えてくれます。レンガは使い込むほど味わいが出るのが素敵。
玄関の土間、外構、キッチンの壁面など、いろいろな場所にアクセントとして使ってみましょう。
・ビンテージ感のある無垢材
木から切り出したそのままの無垢材を内外装に使うのも、プロヴァンス住宅の定番デザインです。内装はフローリング・窓枠・建具・カウンターなどいろいろな場所を無垢材で統一するとおしゃれに仕上がります。
外観は木製シャッターや玄関ドアなどピンポイントで無垢材を使うと、素敵なアクセントに。
・アイアン装飾
細身でデザインの自由度が高いアイアン装飾は、フラワーボックスやバルコニー・階段の手すりなどによく使われます。シンプルなアルミ建材にはないデザインは、アンティーク感がありプロヴァンステイストにピッタリです。
3.プロヴァンス風の輸入注文住宅実例
実例①
ホワイトの外壁にバランスの良い小窓、オレンジの瓦を組み合わせた、本格的なプロヴァンス外観です。
シンプルで素朴な要素を組み合わせているので、日本の街並みにあっても違和感なくおしゃれなイメージですね。
内装も天然木やタイルをたっぷり使用し、本格的な南欧テイストに仕上げています。使い込むほど魅力が増し、将来の姿も楽しみなマイホームになりました。
実例②
建物のシルエット自体は日本の戸建て住宅と変わりませんが、アーチ開口や窓のデザインでグッとおしゃれな外観に仕上がりました。
たっぷり日差しが入るリビングダイニングは、アンティーク調の家具やインテリアもトータルコーディネートして本当の南欧暮らしのような雰囲気。
4.プロヴァンス風住宅をおしゃれに仕上げるコツ
・広い土地に建てる
どのような街並みにもなじむ南欧風のデザインですが、やはり広い土地に建てるとおしゃれに仕上げやすいです。広いお庭をおうちに合わせてカスタマイズすると素敵ですし、窓から見える眺めも良くなって一石二鳥。
プロヴァンス風の家を建てるなら、駅前や市街地だけでなく郊外の広いエリアも検討してみてください。
・内外装をトータルコーディネート
外観だけ、内装の一部だけ海外デザインで仕上げるのも一つの選択肢ですが、外から中まで一つの世界観で統一するとグッと魅力がアップします。
建物をばっちりコーディネートしても、現代的なアルミフェンスで囲ってしまうとちょっとミスマッチですよね。ウッドフェンスや塗り壁の塀など、外構とトータルコーディネートすると本物の南欧リゾート感が出て素敵です。
内装もただ建材や工法をマネするのではなく、家具やカーテンなどのインテリアなども含めて、地中海地方のライフスタイルを採り入れてみましょう。玄関のマットや食器棚の中身など、細かい部分までこだわるのも楽しいですよ。
・ビンテージ感を意識する
プロヴァンススタイルのお家は、ピカピカの新品状態を目指すのではなく、使い込まれたビンテージ感を演出するとおしゃれに仕上がります。
例えば上の写真のような外壁のビンテージ加工も、魅力的なテクニックの一つ。内装も無垢材のフローリングやドアなど、使い込むほど素敵に見える仕様をチョイスしましょう。
まとめ:プロヴァンス風のお家づくりは四季彩建設にご相談ください
天然素材を使ったナチュラル仕上げのプロヴァンス風住宅は、人気が高くおすすめの海外デザインです。可愛らしい雰囲気やお花・自然が好きな方は、ぜひマイホームデザインのひとつとして検討してみてくださいね。
茨城県でプロヴァンス風のお家を建てるなら、私たち四季彩建設にもぜひご相談ください。地元中心に年間棟数を10棟に限定したじっくり家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のイメージを形にしていきます。叶えたいライフスタイルやデザインのこだわり、どんなことも気兼ねなくご相談ください。
茨城県石岡市には、実際のデザイン・間取りを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「海外デザインをちょっと見てみたいな」というお気軽なご利用も大歓迎。
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