”ヒュッゲな暮らし”とは?
北欧のライフスタイルに興味がある方は、”ヒュッゲ”という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。
こちらの記事では、”ヒュッゲな暮らし”が意味するものや、ヒュッゲな暮らしをちょこっと日常に取り入れてみる方法、居心地の良い暮らしを叶える家づくりのポイントをご紹介します。
ストレスフリーで幸福度の高い暮らしを目指したい、という方はぜひご一読ください。
”ヒュッゲな暮らし”とは?
”ヒュッゲな暮らし”とは、具体的にどのような暮らしを意味するのでしょうか?
・「ヒュッゲ」の意味
「ヒュッゲ(Hygge)」とは、デンマーク語で「居心地がいい空間」「心地良い時間をつくり出すことで、幸福や満足感を感じる状態」を指しています。
つまり、”ヒュッゲな暮らし”とは、「居心地の良い空間や時間をつくり、幸福感や充実感を大切にする暮らし」のことです。
デンマーク人は、このようなライフスタイルを大切にし、「物で満たされるのではなく、ほっこりとリラックスできる時間や、人とのふれあいを通して幸福感を感じる」という価値観を取り入れているのです。
・幸福度の高いデンマークの暮らし
”ヒュッゲ”を大切にするデンマークの暮らしは、「世界的に見ても幸福度が高い」と言われています。
社会的支援、健康寿命、人選選択の自由度などのさまざまな観点から幸福度を測る「世界幸福度ランキング」では、毎年のように上位TOP3に名を挙げています。
最新の2021年世界幸福度ランキングでは、フィンランドに次いで、世界第2位に選ばれています。
心地よい”ヒュッゲな暮らし”を取り入れてみましょう
ストレスフリーでほっこりとした幸福感が感じられる”ヒュッゲな暮らし”を、ぜひ取り入れてみませんか?
私たちの普段の生活や意識をちょこっと変えてみるだけで、ヒュッゲな暮らしが叶います。
・流行に流されず、自分らしさを大切に
”居心地の良さ”を求めるなら、流行モノに流されず、自分が本当に好きなモノ・好きなコトを大切にしてみましょう。
流行りのファッション、流行りのメイクなど、私たちはSNSを通してたくさんの情報に触れることができます。ですが、スマホを置いてホッと一息つき、まずは”自分らしさ”を見つめ直す時間を過ごしてみるのも良いでしょう。
・キャンドルを焚いて、ゆっくり読書タイム
一日の仕事を終えたあと、部屋でキャンドルを焚いて、ゆっくり読書を楽しんでみてはどうでしょう?
キャンドルのある空間では、脳と身体の緊張が和らぎ、イライラ度が下がる”リラックス効果”があると言われています。コーヒーを飲みながら、家族とおしゃべりを楽しむのも良いでしょう。
・観葉植物を置いて、目から癒される
部屋に緑が少ないという方は、観葉植物を置いて癒しの空間をつくってみましょう。
植物の緑色は、脳にリラックス効果をもたらし、目の疲れを回復させる効果があると言われています。また、植物には蒸散作用があり、空気中の湿度を快適な状態に保ってくれたりといった効果も。
一日中パソコンやスマホを見て目が疲れている、という方には特におすすめです。
・物を減らして、心もすっきり
家には、本当に必要な大切にしている物だけを置いておくようにしましょう。
部屋に物がたくさんあると、「片付けをしなきゃ」「あれはどこにいった?」と心も乱れてしまいがち。不要な物は減らして、本当に気に入っているもの・必要なものを厳選してみましょう。
部屋全体がすっきりするだけでなく、心も軽くなります。
・外に出て、自然の恩恵を味わう
静かな森、美しい海、温かい太陽、大地の匂い、といった自然に癒される時間を大切にしましょう。
日々仕事や家事に追われる中でも、週末はハイキングに行ったり、公園で日差しを浴びてみたり、海を眺めに行ったりと、積極的に外に出てみましょう。
自然の恩恵がもたらすリラックス効果・癒し効果は絶大です。ちょっと日常から離れて、心と体をリセットする時間を設けてみましょう。
”ヒュッゲな暮らし”を叶える北欧の家づくり
”ヒュッゲな暮らし”により近づくためには、ライフスタイルを変えるだけではなく、居心地の良い家づくりも大切です。
こちらでは、居心地の良い北欧風の家づくりを考える際に、大切なポイントを5つお伝えします。
・自然素材に囲まれた癒し空間
住まいには自然素材をふんだんに使いましょう。ポイントは、無垢材の床や、外壁・内壁の塗り壁に使用する漆喰や珪藻土。
テーブルや椅子も、木のぬくもりが感じられるデザインのものを選んでみましょう。家の中にいても自然が感じられる、リラックスした空間が叶います。
・明るく爽やかな白・淡いカラー
デンマークを始めとした北欧の家は、白や水色、淡いグリーンなどのパステルカラーが使われています。明るい色味を使うことで、外観も室内も明るく爽やかな印象に仕上がり、心も晴れやかに。
・開放的なリビングダイニング
家は、人生の中でも長い時間を過ごす場所。だからこそ、室内にいても閉塞感を感じさせない、開放的な空間づくりが大切です。
特にリビングダイニングは、広々とした間取りと、たっぷり採光できる大きな窓を取り入れてみましょう。家具やインテリアなどを置きすぎずに、すっきりさせるのもポイントです。
・暖炉・薪ストーブでポカポカ
キャンドルで炎を楽しむのもいいですが、暖炉や薪ストーブがあると、おしゃれな雰囲気とポカポカと暖かい空間を作ることができます。
薪ストーブの前でゆっくりと炎を眺めながら、コーヒータイムや読書を楽しんでみてください。
・BBQも楽しめる広い庭
特にコロナ禍などで外出ができないと、アウトドアを楽しむのもなかなか難しくなるでしょう。
そんなときでも気軽にBBQや日光浴ができるよう、家には広い庭を設けるのがおすすめ。庭があると、ガーデニングが楽しめたり、ハンモックで昼寝をしたり、気軽に外でリラックスすることができます。
【関連記事】
・茨城で北欧風の家をおしゃれに仕上げるコツ|内装・外観の施工事例集
・北欧の家づくりはライフスタイルから考える|茨城県の輸入住宅間取り実例
茨城で、”ヒュッゲ”を取り入れた住まいを建てるなら
いかがでしたか?こちらのコラムでは、”ヒュッゲな暮らし”とは?という基本知識から、”ヒュッゲ”をライフスタイルに取り入れる方法、居心地の良い北欧スタイルの家づくりについて紹介しました。
ライフスタイルだけではなく、毎日を過ごす場所である住まいにもこだわりたい。そんな方は、ぜひ”ヒュッゲな暮らし”を叶えるマイホームづくりを検討してみてくださいね。
茨城で北欧スタイルの家づくりをお考えなら、輸入住宅の四季彩建設にぜひご相談ください。弊社では、北欧スタイルはもちろんのこと、フレンチスタイルやブリティッシュスタイルなど、居心地の良い暮らしを叶える輸入住宅を手がけております。地元密着で年間棟数を10棟に限定した家づくりスタイルで、お客様と一緒に理想のデザインづくりをお手伝いします。
茨城県石岡市には、実際の間取りやデザインを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。「初めてで何もわからない」という方にも、お家づくりにおけるご希望のデザインや間取りについてじっくりお話をお伺いしますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしております。