海外の家の内装や間取りを映画や雑誌で見た時の印象を新築の家に採り入れたいと思われる方は多いことと思います。実際に海外旅行でおしゃれな内装に魅かれた方もいらっしゃるでしょう。
海外の家の内装や間取りを日本の気候や暮らし方に合わせておしゃれに採り入れる為にはどのようなポイントを押さえればよいのか考えていきましょう。
コラムのポイント
海外の家の内装にはそれぞれの国の気候や文化によって様々なスタイルがあります。
海外の家の内装を取り入れると日常が夢に溢れる暮らしに感じられます。
海外の家の内装を日本で新築住宅に採り入れる場合、スタイル別のテイストをある程度把握し、異なるスタイルのテイストを混ぜ込まないようにすることがおしゃれな内装を実現します。
目次
海外の家の内装が魅力的に感じられる理由
海外には多数の国があり、さらにそれぞれの国の中には多くの地域があります。国や同じ国であっても地域によって、気候や文化、そこに暮らす人々の気風は千差万別です。
そして、現実にその国に住む人以外から見ると、自国との違いが新鮮に感じられます。
伝統のある国ならではのエレガントさを感じる内装もあれば、極彩色が使われたいかにも異国を感じさせる内装などもありますが、共通する魅力は日本人にとって特別な空間を感じさせることです。
この中から、日本の暮らしにあわせやすく、実際に多くの人に好まれている内装のテイストを見ていきましょう。
海外の家の内装スタイルの特徴
海外の家の内装には様々なスタイルがあり、同じ国内でも時代や地域の気候によって複数のスタイルがあります。日本で人気のあるスタイルを見ていきましょう。
アメリカンスタイル
アメリカンスタイルの内装で人気のある内装はおもに2つ挙げられます。
カリフォルニアスタイル
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>【石岡市】カリフォルニアスタイル
自然を好み、海の近くで暮らしたい人には人気のある西海岸風テイストの内装です。明るく開放的な雰囲気で、内装の素材には無垢材が多く使われます。
リビングとフラットに繋がるウッドデッキには夏の強い日差しを遮るカバードポーチで覆われています。海やパームツリーなど周辺の自然な景観で彩る大開口のあるリビングは、明るく開放的な空間です。
家具やカーテンには、ブルーや白など爽やかな色調のファブリックや無垢材が好まれます。いかにもアメリカという感じのデニムの風合いの素材の他に、カリフォルニアはメキシコに近いので、メキシコ風なネイティブ柄のラグやクッションカバーなども見られます。
ブルックリンスタイル
都会的でシンプルな暮らしをしたい人に好まれるインダストリアルテイストの流れを汲む内装です。壁や床にはタイルやレンガと無垢材、家具や照明器具、階段の手すりなどにはアイアンが使われます。
無垢材やレンガの素材の色の他には、白やグレー、黒が基本の色調です。カーテンなどのファブリックが使われることは少なく、レザーのソファやブラインドが好まれます。
照明器具には電球の見えるペンダントライトが多く使われ、コードの長さを調整して光の陰影を楽しみます。
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北欧スタイル
自然な雰囲気の中で、シンプルにおしゃれな暮らしをしたい人に人気のある内装です。寒い時期が長く続く北欧の国々では家で過ごす時間が長く、その時間を家族と共に居心地よく過ごす工夫が北欧スタイルの内装の特徴です。
天井や壁には部屋を明るくするホワイト系の色と、床や窓枠に使われる無垢材の自然な色調が内装の基本です。そこにパステルカラー系の可愛らしい雰囲気のファブリックや小物がアクセントとして加わります。
温かみを感じさせる曲線のある家具にも無垢材と明るい色調のファブリックが使われ、視覚的にも寒さを感じない工夫がされています。
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>>>HYGGE ヒュッゲ
フレンチスタイル
フレンチスタイルには王宮のような雰囲気の優雅なスタイルから田舎家の趣を感じさせるスタイルまで非常に多くの内装デザインがあります。
プロヴァンススタイル
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>【茨城県ひたちなか市】プロヴァンススタイル|自然素材で彩る優雅な平屋
自然豊かな地域でのんびり暮らしたい人に好まれる南フランスの田舎家のような内装です。白い塗り壁にはレンガがあしらわれることもあります。無垢材は床だけではなくドアなどの建具にも使われ、梁を見せる手法も使われます。
また、ドアや間仕切壁の代わりにアーチ壁が使われる他、窓や壁の厚みを利用して設ける飾り棚にもアーチ形が採用されることが多いです。階段の手すりや照明器具には優美な曲線を描くアイアンが好まれます。
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>>>Chamber d’hotesシャンブルドット
フレンチモダンスタイル
伝統的なフレンチスタイルの持つ優美な華やかさをスタイリッシュに仕上げる内装がフレンチモダンです。
ホワイト系の塗り壁と無垢材の床という部分まではプロヴァンススタイルと同じですが、塗り壁にはシンプルなモールディングが施されています。加えて、ガラスや大理石、レザーなどが家具に使われることや、直線的な形状の窓でモダンな雰囲気が演出されます。
照明にはフロアスタンドやシャンデリアが使われます。ただ、クラシカルスタイルで使われるように金の飾りが施された華美な雰囲気ではなく、アイアンが使われたシンプルなシャンデリアです。
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フレンチクラシカルスタイル
フレンチモダンにも使われるモールディングですが、クラシカルスタイルではさらに凝った装飾性の高いモールディングが多く使われます。壁にはめ込まれた鏡や豪華なシャンデリア、優美な曲線を持つロココ様式の家具が古き良き時代のフランスの雰囲気を演出します。
建具や窓枠にも無垢材が使われますが、本来の自然色ではなく、壁や天井と同じ色に彩色され、家具や照明器具の美しさが際立つようになっています。
海外の家の内装をおしゃれで居心地よい雰囲気に仕上げるポイント
海外の家の内装にはそれぞれ独自の良さがあります。採り入れ方次第で洗練された空間にもなり、まとまりのない雰囲気にもなってしまいます。海外の家の内装をおしゃれで居心地よい雰囲気に仕上げるポイントを確認していきましょう。
基本になるスタイルと色調を決める
部分的にいろいろな国のスタイルを採り入れてしまうと、全体としてチグハグなまとまりのない空間になってしまいます。また、同じ国であっても気候や首都との距離など様々な条件によって、地方独特の内装のスタイルが生まれています。
これらを少しずつ採り込んで混ぜてしまうのではなく、基本となるスタイルを決めて内装計画を進めていくことが大切です。
同じように色も複数の色を使いすぎると落ち着かない印象になってしまいます。天井や壁、床は面積が広く、意識しなくても常に視界に入ってくる部分なので、白や自然の木色などを使い、ファブリック類や家具にアクセントとなる色を使いましょう。
アクセントになる色も複数を使い過ぎず、グラデーションで変化を持たせると上品に仕上がります。
日本の気候にあい家具が配置しやすい窓にする
海外の家に多い木製サッシの窓は色と質感の良さが内装の美しさを向上させます。ただ、窓のサイズや開き方タイプの違いは室内環境にも影響があります。世界のどこであっても窓は気候に合わせて設けられています。
例えば日本は湿度の高い季節が長く続く気候なので、通気性が良く広い面積の開口部が作れる引き違いの掃き出し窓が多く使われています。
一方、日射の強い季節が続くプロヴァンスでは小さな窓、陽射しが少ない北欧では大きな窓の他に高い位置の窓が設けられます。
そして窓の位置やサイズは日当たりや風通し以外に、家具の配置のしやすさに影響します。
その為、窓のサイズや位置は日本の気候と周辺の環境に合わせると同時に、住宅完成後に設置予定の家具の配置も考えながら決めていくことが大切です。
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